人 生 2 週 目 .
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・暗殺教室 ・カル渚
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※原作に沿った作品。 ※血の表現、自殺行為、あり。
※話が飛ぶことよくある。※誤字脱字あり。
1話でのいいね、コメント、フォロー、ありがとうございます。
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俺、人生2週目…?
「カルマ君、大丈夫…?」
「な、ぎさ……」ボソッ
「ん、?」
ぎゅっ
「へ?」
まだよくわからない。けど、渚がいる。俺は渚を強く抱きしめた。
今、この世に神がいるのなら、俺に十分な幸せをくれた。
もう一回、やり直そう。 渚が死なない、ハッピーエンドを迎えるために。
「…ど、どうしたのさ。カルマ君…」
「…いや?あ、勉強だったよね。ごめん 」
「う、ん?」
渚といた時の記憶なら、全てを繊細に思い出せる。なるべく自然に、渚の近くにいよう。
「あ、渚君。この問題、わかんないんだよね、」
「そうそう、頭に入ってこなくて…」
「ここはね、〜〜〜…」
この授業範囲からして、もうすぐで渚はE組に落とされるな。
俺も渚と同じぐらいにE組に落ちないと、茅野や中村がいるからな…
……ん?待てよ、、前原に磯貝、杉野も……。いや、この考えはやめとこう。
とりあえず、1周目の人生の記憶があるのは、俺だけ。これを有意義に使おう。
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…と、いう考えはうまく行きはしなかった。
「大野先生?いいんですよ〜、俺をE組に送っても」
「はぁ……、お前の行動を見ると今すぐにでもE組に送りたい。」
「なら_」
「だが。成績を見てると、そうはいけないんだよな…。お前はなんでそんなにもE組に行きたいんだ。」
「どうでもいいでしょ」
もう3年になってしまった。そして俺は停学。この無意味な時間を、E組で過ごしたいと、何度思ったことやら。すぐに渚の元に行きたいのに……
……だが、おかしなことが起きた。
おかしい。春休み最後あたりで殺せんせーが月を三日月にしたんじゃないのか。最初はそう思った。けど、後から新聞で、こんなニュースがやってきた。
『木星が7割消滅された。』
なんで、木星?月じゃないのか?その疑問には、1つの結果にまとめられた。
_もしかしたら、殺せんせーも前の記憶を持っているのではないか。
そのことを含め、早く3ーE組に行きたい。
早く……会いたい……。渚……
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「殺せんせー、“初めまして”」
「はい。業君。初めまして。」
ようやく、3ーE組に入れた。そして俺の前には黄色い触手を放つ『殺せんせー』。
「あ。カルマ君!」
「え、渚知り合い?」
「渚君。久しぶり 」
あー、可愛い可愛い可愛い…食べちゃいたい
「久しぶり。カルマ君も落ちちゃったんだ…」
しょぼっとした顔も可愛い。アオハルって感じがするなぁ。
「あれ、業君。“今回は手に対先生BB弾、仕込んでないんですか?”」
「…!!!!!」
驚いた。まさか、本当に1周目の記憶があるなんて。
「…まさか。そんな簡単なこと、しても意味ないからね。」
「ヌルフフフ、さすが業君。」
「ん?どうゆうこと?カルマ君って殺せんせーと面識あるの??」
困惑している 渚をよそに、殺せんせーと目を合わす。
「今回は月じゃないんだ?」
「その言葉、君で2人目ですよ。」
「…はっ?」
にゅふふっと笑ってみせる殺せんせー。そこには、1周目のような自信溢れた顔をしていた。
「誰?1人目」
「そんな簡単にいうわけがないでしょう?」
「見つけ出せと?」
「にゅふふ、見つけ出せるといいですね。卒業までに。」
「フッ、」
殺す前に、そっちも見ておかないとな、、
「そういえば。業君が来る前に一回、先生の触手を当てた人がいます。誰だと思います?」
「う〜ん、、ゆき…ンン“ッ…茅野さんとか?」
そう答えると、先生の顔が暗いバツに変わった。
「不正解。正解は、潮田渚君です。」
「渚君が…」
「ふふっ、渚君の暗殺技術は、1周目とは桁違いです。暗殺であれば、烏間先生を越す勢いですね。」
「へぇ…」ニヤッ
渚君、もう1周目の記憶があったりして。
…それだったら、すごい演技力だね。
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「では、ホームルームを始めます。」
「き、起立!」
「礼」
「〜〜〜〜…」
俺は今、とてもイラついている。席が一番後ろのことだ。渚の右に中村、左に茅野だぞ?
ふざけんなよ…。あんなん狙われてるって言ってるようなもんじゃねぇの。
はぁ……。これでも俺、22歳+15歳なんだよな…。年老いてすぎる。
こんなんで暗殺できるのか?
「バアンッ」
「こら!業君。授業の妨げになる暗殺は禁止ですよ!! 」
「試し撃ち〜」
「では業君。ここの問題の答えをどうぞ。」
「〜〜〜。」
「正解」
「うわ、授業聞いてないのにわかってあがる…」
「これだからカルマは、笑」
22歳+15歳舐めんなよ?中学生の問題は余裕。…もうテストでこけたりはしない。
俺が集中したいのは殺せんせーの暗殺。そして渚だ。
渚の強さもみてみたいもんだ。
5月は行事はたくさんある。自然に、1周目より近くに渚といよう。
そして渚に イリーナ先生からキスをさせないようにしないと、ッッ
あれをみた瞬間俺の間抜けな「な…っ」って声が磯貝に聞こえてた時のあの恥晒しといたら!!
思い出しただけでもイライラしてきた。
22歳+15歳が情けないもんだな…。
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そして、イリーナ先生は無事入り、キスされないようにした結果、茅野がキスされた、笑笑
まぁ、次の行事はというと…。
「カルマ君、ここの班に入らない?」
「げっ、カルマかよ…?」
「別に、入ってあげてもいいけどー?」
「アハハ…」
修学旅行だ。これは、俺と渚が距離の縮まるビックイベント!!
「………。」
バチッ
「!」
茅野と目が合った。……なんだ。渚から誘ってもらえた俺に嫉妬かな?
けど、鋭い目つきだ。
「茅野?そうかした?」
「…!」
「ううん、なんでも。ってかてか!どこに行くか決めようよ!」
「それもそうだね!」
渚の言葉に茅野は誤魔化す。
誤魔化すと言っても、誰もわからないであろうものだ。…ま、人生2周目の俺はわかるんだけどなー
……。
『 渚は取らせないけどね 、』
人生2週目でも _ 。
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コメント
6件
37歳じゃなくて22+15っていうあたりカルマくん年齢気にしてる…??ww もう一人、記憶持ってる人誰だろう、?
待って最高!! 続き楽しみ過ぎて…!! 無理せず頑張って🙏✨✨
やっぱ最高ですね!天才、 才能がすんごい 次回楽しみにしてまーす