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主の勝手な妄想全開話です。

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何でも大丈夫な方だけどうぞ~




「かあさま、わたしを抱っこ

してください。お願いします。」



「…お膝の上で、抱っこでも良い?

まあさ、近頃大きくなって…

ごめんね。」



「わたし、やっぱり重いですか?」



「違うのよ…かあさまの力が

弱いのよ…」



もう大きいから抱っこして

もらえないのか…



「っっはぁ~まあさちゃん~

僕が存分に抱っこしてあげるよ~」



「ありがとうございます。」


重いのにごめんなさい…



「まあさちゃん~重くないよ~

羽のように軽いよ~」



「嘘は良くないです。

ゆうぎりに教わりました。」



「軽いよ~」



・・・



「ねえ~ゆうぎり~まあさちゃんの

淑女教育って始まってるんだっけ~?」



「たろうさん、そうですが、何かに

粗相を?」



「おねえさんになってきたのは

嬉しいんだけど~、なんかね~…

ぎこちないと言うか~

甘えベタと言うか~」



「それは、こちらが絶えず優しい言葉を

かけて、安心出来れば直って

まいります。お嬢様は、聡い分、

空気を読みすぎるところが

おありなので不安にさせる言動は

ご注意願います。」



「は~い。」



・・・



まあさが、あまり人前で泣かなくなった。

私は、真夜中しか目覚められない。

でも未だに不安感は強い。


それをギュウギュウ押し込んで、

心に蓋をするというアラワザを

しはじめた…爆発しなきゃいいけど…


発散する術がないんだよな~

スイミング、ピアノ、バレエ、ダンス

乗馬、ゴルフ、体操、楽器演奏…

(道がつくものは、淑女教育に

はいってる)

お教室には、通えない上に

(スイミング教室に行ったら、

先生に誘拐されそうになった。)

たろう達のお手本を一回見ただけで、

上手に出来るようになってしまうし…

達成感なんて、感じられないよね…

う~ん…まあさに身近で……あぁった!!

歌は?歌!

何で気がつかなかったんだ。

可愛い声だし、あの2人の子なんだから

上手いに決まってる。

よしっ

たろう~たろう~

まあさの習い事なんだけど、歌はどう?



歌~素晴らしい~

明日から始めましょう~



…いつまで、あのキャラなんだろう…



いつまでもですよ~



ハハ、かわいいねぇ



…そちらへ行ってもよろしいでしょうか?



10才の子どもの寝室に22才の男性が

来たらダメでしょ!



…何にもしませんよ!



ダメだよ。我慢して。



は~い。



フフ…



・・・



「まあさ、うたは好き?」



「はい、ある程度…」



「かあさまに聞かせて?」



~~♪

「えっ…凄く上手…👏👏👏ごめんね、

今まで気付かなかった…

かあさま、まあさの歌聞きたいな。」



.゚+.(・∀・)゚+.゚

かあさまが褒めてくださってる…

嬉しい…


「はい!頑張ります!かあさまが

口ずさんでいらっしゃる、男性の歌も

全部歌えます!」



ギュッ))

ポロポロ))



「かあさま、ごめんなさい。

ダメでしたか?」



「嬉しいの…嬉しいのよ。

ありがとう。ありがとう。」



.゚+.(・∀・)゚+.゚

かあさま、喜んでる…

歌…大好きぃ~




続く

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