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儀式中の拍手は数十分間続き、手が痛くなってくるのを感じるほどだった。
そしてふと皆の拍手が止むと、部屋の真ん中で拘束され目を隠されている男の様子がおかしくなる。
苦しみの悲鳴を上げながら、もがく仕草をより激しくする。
すると男の肌に赤い斑点が滲み出してくる。そこから血が大量に吹き出し、男の叫びは遂に声にならなくなり、息絶えたことを自ら証明した。
私は以外にも、その光景を恐ろしく冷静にそして呆然として見ていた。
これを神が望んだのなら、この儀式は正しいもので、男は正しい制裁を受けたのだ。これは、自己完結できるほどに簡単なことだ。
私はせいぜい、腕が痛いくらいのことしか思っていなかった。
「戻るぞ」と言うタスクに従い全員が共同の部屋に戻り始める。
その時、少し見えた光景は、撒き散らした血を回収する人たちの淡々とした表情だった。どのような感情を持っているんだろう、と小さくも思ったが、そんなことよりも気になることがあった。
ので、部屋に戻って開口一番でタスクに聞いた。
「儀式中にエンペラーがなに言ってたような気がするんだけど、何だっけ、忘れた。」とても重く、大切なことを行っていた気がしたのだ。
するとタスクは苦笑いで「俺が記憶を消したからな。アベルのも、マヤのも」と言う。理解が追いつく前に「何故?」と零す。タスクは以前変わらぬ表情で「いやぁ、全く酷い語彙しかねえからな、ボスは。全く教育に悪い。ハハ。」と言うと、マヤ以外の全員がどっと笑いだし、シリウスが「そうだな、あんな言葉使う女が増えたら溜まったもんじゃねえ!」と笑って言う。それにリピドはフフフと笑いながら「違いないね」と漏らす。
どんな語彙なのかは、すっごく気になるけども、なんか詮索しないほうが見のためっぽいのでやめておくことにする。
マヤはどう思っているのだろう、と思って顔を伺うが、依然として変わりなくの表情であった。
「行方不明者8人か…」暗い部屋に響く低い声「ああ、盗賊団だな、これを境に被害情報をめっきり聞かなくなった。」とさっきとは打って変わって高い女の声。
「話は聞いてると思うのに、盗賊続けるなんて馬鹿だね〜」と幼い声が高く響き。
「悪者刈りを名乗る正義の宗教団体、『アトラス』ねえ〜、俺たちを悪ってみなしてきそうで怖い怖い。」と若い男の声も聞こえる。
「国を悪扱いってどうなんだろうな。」と笑うその男に「見方を変えれば人の集まりは悪だよ。act4」と言う柔らかい声色の女性の声。「無駄口はよしなさい。」「ふぅ、ここまで行方不明者を出していては、我々が低く見られてしまう。更に警戒を強めなければ。」「もう、奴らには低く見られてるでしょ、情けねえ。」
「まあいい、これから奴らに高く見させるだけだ。念の為奴らの狙いである願いの花の保管に厳重警戒をかけておく。貴様らは全力を尽くしてアトラス教徒の殺害を遂行せよ。」
その言葉で暗い部屋はピリッとした空気に包まれる。
「行け、『Kerberos』ども!」
拍手喝采、クロノスタシス。
「ボスの語彙ってどんな感じなんだろう。」
マヤ「知らないし、知りたくもない。」
「ま、まさか、し下ネタ!?ねえ、耳塞がないでよ。」「下らないことは考えない。」
「そうかい。」(まさか、こんなの!?)
エンペ「拍手したらなんでこんな都合よくなるんだ、おい作者、こんなあとから取っ付けたような要素でいい作品になるとでも思ってるのか?そもそも、ガバが多すぎて何も入ってこねえし、文才ねえなお前!け○おん〜、澪ちゃんでもこんな痛い文書かねえよ。」
「駄目だ、作品の根底から否定されている!うん、これは駄目だ。普通に著作権的に危ない。」
「なにが?」
ちなみに主の推しは何処までも元気な唯ちゃんだぞ!