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コメント
5件
_(_×ཫ×)_👍
うわ、これ……めっちゃ重いですね。読み終わってしばらく息が止まってました。 「澄春は冷たいね」っていうタイトル、最初はただの性格の比喩かと思ってたけど、最後のハグのシーンで全部の意味が変わった……。冷たいのは体温だけじゃなくて、死体としての冷たさだったんだなって。姉が弟を♡♡♡て、そのまま「一緒に幸せ(死合わせ)」に閉じ込めてる感じ、ヤンデレ好きとしては刺さりまくりでした。もう199話も続いてるみたいだし、この姉弟のこれからが気になりすぎます。
澄春は冷たいね。
澄春。私の大事な大事な大事な双子の弟。
澄春は、一寸だけ冷たい。
『すばう〜、一緒にゲームしよっ!』
そう云って、澄春が座っているソファに腰を下ろした。
『今一寸新聞読んでるから後にしてくれ』
珈琲も飲み終わってない、と少し困っているような、嬉しそうな顔で澄春はそう云った。良かった、今日は元気みたい。
『え〜、いーじゃん!!』
『駄目だ、俺の仕事の情報源になるんだから…』
『むー!!!』
駄々を捏ねても「後でな」と云われてしまう。
今日は私の負けみたい…
私がこーやって誘っても、乗ってくれない。
新聞くらい後で読んでも良いのになぁ…
澄春。私の大事な大事な大事な双子 の弟。
澄春は、結構冷たい。
『すーばーるっ!!!ゲームしよっ!!』
新聞を読み終えたようなのでもう一度誘った
『嗚呼〜、良いぞ 』
珈琲を飲み干した後、「忘れてた」みたいな顔をして承諾した。
『一寸、もしかして忘れてた?』と指摘すると、ギクリとした顔で、
『わ、忘れてねぇよ…』と誤魔化した。
まァ良いや、と澄春にコントローラーを1つ差し出した。
『ありがとう』と澄春がコントローラーを受け取った時、指先が少し重なった。
とても冷たくて、まるで大量の氷が入った水に指先を突っ込んでいるようだった。
其れで思わず、『うわっ』と声を上げた。
『うわっ、澄春めっちゃ指先とか手冷たいよ?!』
そう云うと澄春は『えぇ…』みたいな顔をした
『俺冷え性だし…末端冷え性だから仕方無いだろ?』
又困った顔をした。今日は良く困る日なのかな
『でも冷た過ぎるよ!そうだ、私が温めてあげるからおいで〜 』
と、私は大きく腕を広げた。
『厭此の年で姉とハグは…』
澄春は恥ずかしそうにしているけど、説得して結果的に承諾してくれた。
私が澄春としたい事はちゃんと一緒にしてくれるから嬉しい。
澄春はとてもとても良い子だ。
澄春。私の大事な大事な大事な双子の弟。
澄春は、冷たい。
渋々ながらも澄春はハグしてくれた。
少し前迄私の方が大きかったのに、 今はめっちゃ越されちゃったなぁ。と思いながら、澄春の胸元に耳を近付ける
『?姉さん、どうした?』
『ん〜?』
凄く冷たい体、膨らまない肺、聞こえない心音、動かない心臓。
そう、此れが澄春なんだ。澄春温かいなんて、澄春が呼吸をするなんて、澄春が心臓から心音を発するなんて、澄春が心臓を動かすだなんて、
そんなの、耐えられない。
だって澄春は一生死ぬ私の弟で、私は一生殺す澄春の姉なんだから。変わるなんて許せないし許さない。
澄春は冷たくていいの。冷たい儘、私と一緒に死合わせに成ってくれたら、其れで良いの。
『ね〜、澄春。 』
『ん?なんだ?』
『澄春は冷たいね。』
『……何時も通りだろ。何を今更』
『えへへ、そうだったね。』
〜出演者〜
主人公(私)…神依
主人公の弟(俺)…澄春