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どもどもお久しぶりです~
最近になってやっと時間の取れるようになった主でございます
いやね、やっと落ち着いてきたのよ。明日で学業のほうも一区切りつきますし。
なので!そろそろ週1投稿に復帰してもよろしいかなと思いまして投稿している所存でございます。
せめて夏休みの間に3章を終わらせたい…
そんな思いを乗せてハジマリマス…
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「今から説教を始めよう」
重い処刑場の空気をものともせず、生徒会の人が言う。
「まずは自己紹介を。私はこの学園の生徒会長の不動だ」
生徒会の人…もとい不動先輩がメモ帳を取り出しながら名乗る。
「いつもなら一対一話すものだが、今回は時間がなくてな。一気に呼び出させてもらった」
いつもは一対一でか…不動先輩でかいしちょっと怖いから百瀬先輩と一緒で良かった…
「それに二人に別件の話もあるしな」
別件…?
はて試験官真っ黒こげ事件以外にやらかしたことは…心当たりしかないけど…大丈夫でしょ!
「まず桜木君から話を聞こうか…」
そして尋問は始まった…
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私の尋問は予想以上に早く終わった。
まあ私の運命も終わったんだけどね。反省文と後日追試だってよ。
百瀬先輩も結構早く終わった。ちょっと不穏な言葉も聞こえたけど。
「百瀬とは後で語り合うとして…二人に学園長から直々のお願いがあるそうだ」
学園長から?取材を受けてくれとは言われてたけどめんどくて全部受けてないから…そのことかな?
でも百瀬先輩は関係ないだろうし…
「百瀬と同学年の柊白亜という女子生徒がいる。彼女を助ける補助をしてほしい」
「ほへ?」
助ける補助とな?なぜでありんしょう?
「彼女には事情があってな…」
「事情?」
「ああ。我々も手に負えないほどにな」
うーん…なんだろうか…テストで点が悪すぎるとか?
「詳しく聞きたいなら学園長を訪ねればいいだろう」
なるほど…この私にお願いするとは…高くつきますぞ学園長
「わかりました!やらせていただきます。百瀬先輩と…」
処刑場を共にした仲だし…共に…
「なあ不動…俺やりたくないんだけど」
「ええ!?やらないんですか!?」
「え?やる以前に停学中だし。その前にやりたくねぇし」
「やりましょうよ!こんなことめったにありませんよ!」
停学がどうした!うるせェ!行こう!
「え?やりたくねぇよ…んなめんどくせぇこと」
「え~」
「百瀬…停学中に学園に来て暴れたのは誰だ?」
「はて。知らねえなそんな奴。てなわけでさいなら!」
百瀬先輩が勢いよく応接室から出ていく。
「百瀬!話は終わってないぞ!その前にお前は反省文を書け!!」
それを追うように不動先輩も出て行ってしまった。
置いてかれた私はどうすればいいのよ…
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そして翌日、突撃!学園長の晩ごはん!をして事情について軽く教えてもらった!
「行くとしたら土曜か日曜…いや…明日行こうかな…」
学園長からのお願いだし、テスト中だけど休んでも大丈夫でしょっ!
聞いた話じゃここ4カ月来てないし、担任の教師が向かったらしいけど救急搬送されたらしいし。
「軽く準備してから寝よっと」
相手にも配慮してお昼ごろに向かいましょっか…
そう思いながら双剣と石を磨いた。
・・・
7時半。朝食の準備をしていると玄関の扉が開く。
「なつ、行くわよ」
準備万端の美香が現れた。
「夏世。ごはん食べてないで準備しなさい…勉強時間が減るわよ」
「今日行かないから大丈V」
「……は?寝ぼけているのかしら…?」
「いやいや!寝起きだけども寝ぼけてないよ!」
「じゃあただの馬鹿かしらね。後で眞籠先輩に魔法を撃ってもらいましょ」
「馬鹿じゃないやい!勉学に関しては馬鹿だけども!」
馬鹿だと否定はできないのがもどかしい…
「じゃあどうしていかないの?テスト中よ?」
「どうせ昨日のことで後日追試だし。それなら他のも受けなくても変わらないだろうし」
「そう。ちょっとフライパン借りるわね」
美香は台所に置かれたフライパンを手に取る。
「ちょちょちょ!フライパンで殴ろうとしてるよね!?」
「…安心しなさい。痛みは一瞬だと思うから」
「安心できないよ!」
すかさず避ける。危ないったらありゃしない。
「ちょっと待って!話し合おう!」
「…1分待ってあげるわ。さっさと話しなさい。しょうもないことならこのフライパンの錆にしてあげるわ」
「学園長からのお願いがあるから…それならテストサボっても言い訳になるかなって
思ったから!正当でしょ!」
正当な言い訳!これは突破できないはず!
「そう…遺言はそれでいいわね?」
「二つ目持たないで!?」
正当な言い訳効かず。なんならもっと油を注いだ感じだ。
じりじりと壁まで追いつめられた…もう逃げ場はない…
「最後のチャンスよ。行くの行かないの?」
美香の目が本気だ…
「喜んで…行かせていただきます…」
せっかく休めると思ったのに…
「よろしい。3分で準備しなさい」
く…次こそは突破できない言い訳を準備しなくては…
私はそう決意し準備を粛々と進める。
多分遅れたらやられる。
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そのあと昨日と同様、死ぬ気で覚えて、テストで必死に睡魔と戦った。
結果は勝利。きれいな巴投げで一本取って勝利した。あの時はすごかった。気づいたら残り10分だったけど。
「満足そうな顔してるけれどできたのかしら?」
「うん!9割理解できなかった!」
「何を勉強してきたのかしら…」
美香がため息をつきながら頭を抱える。
「じゃ、そろそろ私行ってくる!」
テストが終わって現在時刻11時半。予定よりは少し早いけどいいでしょ!
「行くってどこに行くのよ?」
「あれ!」
「あれじゃわからないわよ!」
「学園長のお願い!」
そう言い残し教室を飛び出し、駆け出す。
「待ちなさい!詳しい場所を教えなさい!」
「え?おいしいとんかつの作り方?」
「違うわよ!どこに行くかわかってるの?」
「うんとね…知らない!」
美香が盛大にずっこけた。勢いよく。
「いたたた…急に止まらないでよ…」
ぶつけた個所をさすりながら美香が言う。
「いやー…事情については聞いてたけど場所は聞いてなかった!」
「ちゃんとしなさいよ…じゃあ聞きに行きましょ…」
「いっくぞー!学園長室!」
「え?ちょっ引っ張らないでぇ~~!!!」
テスト終わりの校舎に悲痛な叫びが響いた。
・・・
とりあえず事情を話したところ美香もついて行くそう。まあ私よりもまとめ役に適任だろうし。多分学園長もokしてくれるでしょ!
「軽いパニック状態で家に引きこもっている。教師を撃退する強者なのね。夏世、一人で相手にしようとしてたの?」
「いやいや!偶然にも応接室で一緒になった百瀬先輩もいたから!…まあ拒否って帰ってったけど」
「百瀬…?2年生の?」
「うん。そうだけど?」
「夏世は聞いたことある?百瀬隼人って名前」
「え?ないけど?」
一ミリたりとも聞いたことがない!断言しよう!
「まったく…入学前に少しは調べておきなさいって言ったわよね…」
「そんなこともあったね…」
「調べてたらわかるはずだけれど?」
また一つ美香がため息をつく。
「まあいいわ。簡単に教えるわ。百瀬隼人は…月陽と同じSランクよ」
「!?Sランク!?」
「ええ。武術や剣術じゃ絶対に勝てないことから「武王」なんて呼ばれてるわ」
「「武王」…」
なんか強そう…昨日は全く威厳なかったけど。
「そんな人に会えるなんて運がいいんだか悪いんだか」
「そうなの?」
「Sランクは並大抵の努力じゃなれないのよ。圧倒的な才能と最大限の努力が必要なレベル帯よ。たった5人しかいないんだから」
「やばっ…昨日の百瀬先輩はそんなふうには見えなかったのに…」
どちらかと言えば停学中の普通の…って停学自体が普通じゃないか。
「それに全冒険者の目標であり夢で…」
「おお!桜木!ちょいと助けてくれんか?」
ドタドタと不動先輩に追われながらカレーを食べる百瀬先輩が美香の声を遮った。
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コメント
1件
いやー、今回もめちゃくちゃ面白かったです!処刑場(応接室)での不動先輩とのやりとりから、百瀬先輩の「めんどくせぇ」連発、美香さんのフライパン圧に至るまで、テンポが良くて笑いが止まりませんでした。特に百瀬先輩がSランク「武王」って知って、思わず声が出ましたよ。あのダルそうな先輩が…ってギャップがすごい。柊白亜さんの救出話も気になりますし、続きが待ち遠しいです!
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羽海汐遠
12,231
2
#創作BL
灯依
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