💙さんHBD

💙視点

今日は俺の誕生日であり

新しいアルバムの発売日

サウナへの 道中も

サウナ後の帰り道も

アルバムの宣伝をあちらこちらでみるとと

売れてる証拠かなと思いつつ

売れ残ったらヤダな。俺の誕生日だから買わないと言われたらどうしよう

ネガティブモードになっていると

LINEが

❤️『サウナ終わった？ちょっと早いけど、夕飯食べに今から家に来ない？よかったらね 』

と幼なじみの涼太からだった

一人でいたくない気分だったからすぐに

💙『行く。今〇〇だからあと〇〇分後につく』

❤️『了解です。お待ちしてます』

💙（涼太に、あえるのは嬉しいなぁ）

そう、俺は幼なじみながらも涼太にずっと片思いしている

❤️宅

相変わらず美味しい涼太の手料理

ワインで嗜みしつつ

楽しい食事を過ごせた

💙「やっぱだて様の料理は最高だな。ごちそうさま」

❤️「…うん、ありがとう。ケーキもあるんだ食べれる？」

一瞬寂しそうな表情するがすぐに笑顔になる

💙「うん。食べれる」

と良かったといいながら

冷蔵庫からホールケーキをもってきた

❤️「おまたせ」

💙「おぉ、でか！！」

❤️「スポンジは市販だけど、クリームとか果物とかトッピング頑張ったから気にいってくれると嬉しいけど、どう？」

💙「まじか!?さすがだて様✨めっちゃ気にいったし、嬉しい！写真とっていい？」

どうぞと

涼太が俺のために作ってくれたケーキ嬉しすぎて涙でそう

💙「あれ？だて様？」

俺が真剣に写真とってる間に涼太がいなくなっていたことに気づいた

涼太の寝室から音がし、

みると

黒のタキシードに身をつつみ、薔薇の花束をもって表れた

❤️「翔太、誕生日おめでとう。これプレゼント」

と薔薇の花束を渡してきた

💙「あっありがとう。急にいなくなったからびっくりした」

❤️「ごめんよ。せっかくだし、着替えて渡したかったから。翔太、薔薇の数何本？意味が分かるかな」

とニヤつく涼太

💙「えっと、1、2、3、4…12本！確か意味は」

とスマホで調べる

薔薇の数12本の意味　と

💙「えっと、１２本は『付き合って下さい』『結婚して下さい』って」

涼太に目を向ける。真剣な眼差しで俺を見つめてくる

❤️「そう、翔太、俺と付き合ってくれますか？」

手を差し伸べてきた

💙「えっ嘘!?本当に？どっきりじゃないよね」

ずっと片思いしてきた相手からの急に

しかも自分の誕生日に

告白してくれなんて幸せだけど、夢じゃないかドッキリか疑ってしまう

涼太は詰め寄ってきて

俺を抱きしる

❤️「本当だよ✨ほら聞こえるだろ。毎回翔太に会うたびにドキドキ止まらないだ。無理にいい。翔太の気持ち聞かせて？」

涼太の胸に耳を傾けると本当にドキドキしてるのか心拍数が早い

涼太の顔みてつつ、涼太の腰に手を回す

💙「俺も好き。付き合ってほしい」

❤️「♪ありがとう」

お互いに抱きしめる。

💙「俺、今日アルバム発売日で、もし俺の誕生日だから購入しないって言われて売れなかったらどうしようとネガティブな感じになってたときにだて様から食事お誘いきたとき嬉しくて一緒にお祝いしてくれて嬉しかったのに、俺に告白してくれて俺幸せな気分だよ。ありがとう」

❤️「いや、むしろ翔太の誕生日だから購入するでしょ。そんな風に考えない。俺がいるから大丈夫！あと、俺も誕生日を一緒に過ごしてくれて幸せだよ。だけど、」

💙「だけど？」

涼太の顔を見上げる

❤️「だて様じゃないでしょ。前みたいに涼太って呼んで。最近、仕事仕方ないけど、プライベートは呼んでくれないでしょ。俺寂しかったんだよ。今日もずっとだて様だし」

そういえば、涼太呼びは確かにしてなかったなあ。だから、さっき一瞬寂しい顔したんだ

可愛いな涼太は。

💙「涼太、好きだよ」

❤️「♪よくできました。俺も好きだよ、翔太。キスしていい？」

真顔で聞いてくる。

うんとうなづくと軽くキスをする

チュッ

❤️「もっと深いキスもしていい？」

💙「ばっ、ばか。いちいち聞くな。すればいいだろ」

❤️「付き合いは長いけど、恋人としての時間はまだまだ短いからいちよう聞いたほうがいいかなって」

💙「別に、場所とかによるけど、好きすれば」

そっぽむいて答える。耳や顔が熱い気がする

顔真っ赤かも

耳もとに暖かい感触が

チュッ

❤️「ありがとう」

耳にキスして耳もとでしゃべれる涼太に

ドキっとし、さらに熱くなった気がする

なかなか顔を向けれない俺に痺れをきれした涼太が俺の顔をクイッと真正面にむかされ、

深いキスを交わす

その後は２人で座って涼太が作ったケーキを

食べた。

遅くなったのでそのまま泊まる

翌日早朝。

一旦家に帰るため車に乗り込むと運転席の窓を開け、

💙「ありがとうな。じゃああとで」

と見送りにきていた涼太が耳元に顔を寄せて

❤️「こっちこそありがとう。いつかは抱かせてね。またあとでね」

と頬にキスをする涼太。

❤️「誰かくるかも、気をつけてね」

と急かす。確かに人の気配がする。涼太離れてみて慌てて車を出す

運転中

💙「やばい、今日、冷静にできるかな」

心配しつつも

昨日の道中みたアルバム宣伝でみても

ネガティブにならない

もらった花束チラっと横目みて

涼太いるから大丈夫と思える。

涼太にもちろん、メンバーに会うのも

ライブでファンに会えるのも

💙「楽しみ〜。ライブリハ頑張るぞ」

と気合いいれる翔太でした

ーfinー