テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
付き合って半年。
同じ家に住み始めて三ヶ月。
夜10時。
リビングにはテレビの音だけが流れていた。
ソファでスマホを見ているめめ。
キッチンにはこーじ。
🧡「ご飯できたでー」
🖤「…あとで食べる」
🧡「冷めるで?」
🖤「いい」
短い返事。
こーじは少し黙る。
半年前。
めめは独占欲が強かった。
少しでもこーじが他の人と話すと不機嫌になって、
隣に座って、腕を引っ張って、
「俺のだから」って言っていた。
でも最近——
それがない。
距離がある。
🧡「…」
こーじは静かに皿を並べた。
でもめめは来ない。
結局、一人で食べる。
⸻
数日後。
こーじは決めた。
距離を置こう。
めめは気づくのか。
それとも——
もうどうでもいいのか。
⸻
夜。
リビング。
こーじはいつもめめの隣に座る。
でも今日は少し離れて座った。
🖤「…」
めめはチラッと見る。
🖤「寒いの?」
🧡「え?」
🖤「距離遠い」
🧡「…別に」
こーじはテレビを見る。
めめは少し眉をひそめる。
🖤「こーじ」
🧡「なに」
🖤「最近おかしい」
🧡「どこが」
🖤「避けてる」
🧡「避けてない」
🖤「嘘」
こーじは少し笑った。
でもその笑いは寂しい。
🧡「めめ」
🖤「ん?」
🧡「逆やと思うで」
めめが止まる。
🖤「…何が」
🧡「避けとるの」
少し間。
🧡「めめや」
空気が変わる。
🖤「…は?」