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注意書きは前回参照☆
がっつり入ってるのでご注意を。☆
気分悪くなったら読むのを即座に中断してください
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夜も更けた。
居酒屋を片っ端からハシゴしていた男二人は、ようやく力が尽きたように車に乗り込んだ。
「はぁ~中々呑んだなぁ、、、久しぶりにゾムさんとこんな時間まで呑めて、ホンマに」
「俺も久しぶりやったから楽しかったわぁ」
「ホンマに楽しかったですよw」
「中々呑んだ、言うてエミさんはずーっと烏龍茶飲んでただけやったけどなw車まじでありがとうな。」
「いやいや、ゾムさんと回れるんだったらいくらでも車乗り回すよ!!w」
実際、周りからはゾム専属運転手と呼ばれるほどに一緒に出かける頻度が多かった。
、、、お前が結婚してからは、。
「そろそろ帰る?」
「ん、ああ。そうやな。もう日昇ってきてもうたやんなぁwじゃあ、車出してもらえる?」
エーミールはニッコリと微笑んで「分かりました!」と駐車場の車の方へ走っていった。
ゾムはそんな後ろ姿を眺めては愉悦と高揚を噛みしめた顔でクククッと喉を鳴らす。
ああ、人のモンを奪い返すって、こんな気持ちなんやな。
恐ろしいくらいにこれ一つも罪悪感なんてないその胸中は、エーミールへの支配の念で埋め尽くされていた。
遠くからこちらへと向かってくる、自分専用だった送迎車。
楽しそうに運転する、自分専用のドライバー。
寝ぼけ眼であくびを1つ。
少し起きた脳で見上げた空は、とてもとても青空だ。
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「さて、ゾムさーん、着いたでー?」
エーミールは路肩に車を停めて、助手席でいつの間にか眠ったゾムをゆさゆさと揺り起こす。
「んー、、、?ぁあ、もう着いたんか。ありがとうなエミさん。」
「いえいえ、朝まで飲みに付き合ってくれたお礼なんで。」
それはゾムだって、エーミールを朝まで連れ回したようなものなのだが、そこは言及すべきでもないだろうと黙ることにした。
「ちょぉ、エーミール、俺を家ン中運んでくれやぁ、動けへんー」
「えぇっ!?もぉー、しょーがないなぁw」
エーミールは俺の巨体を持ち上げようと必死になるが、なにぶんの体格差、結局はゾムをズルズルと引き摺る形で家の中まで運んでいった。
「はい、ゾムさん。家着きましたんで、俺もそろそろ帰るね。二日酔いに気をつけて。」
エーミールは一言そう告げると、ドアに手をかけてガチャリと開ける。
その瞬間、ゾムがエーミールのその腕をガシリと掴んだ。
「っ!ぞ、ゾムさん?どうしたんや、具合でもー」
言葉の続きは出てこない。
ゾムの唇がエーミールの言葉を塞ぎ遮っているのだ。状況理解と同時になんとか抵抗するエーミールは、次第に弱々しく呻くしかできなくなっていった。
「ん、//んーーーーーっ、、、///ぅん、ぁ、、///、、」
かろうじて音を発する口端からはダラダラと液体が漏れ出るばかり、やがて離された口の間には銀の糸が伝った。
「ぞ、///ゾムさんっ、//なにして、、、、!/////」
「なに、ってキスやけど?♡エミさん随分かわいい声で受け入れちゃってw♡」
「ゾムさんっ、なんで俺とチューしたんやって!!//」
「そらぁ、浮気されてかわいそぉーなエミさんを慰めたろ思てな?w」
悪びれもしない様子で平然と答えるサマに、エーミールは口をあんぐりと開けて困惑から脱することができないままだ。
「普通慰める、でキスせぇへんやろ!!//しかも舌まで入れてきて、長時間!!!//」
「それは、まあ、、、そうやなw」
「じゃあ尚更なんで、、、!!」
「理由、知りたい?♡」
そう言うと、エーミールの腕を扉に押し付けて固定し、顔をグイッと自分の方に近づけた。
もはやエーミールの思考は半分放置気味の中で、それでも状況を打破する策を一生懸命に考える。
しかし、数秒後にそれは完全に無意味と化すことになるだろう。
「ゾムさん、離して、、、っ//」
「理由知りたい言うたのはアンタやろ?♡しーっかり最後まで教えたるから、静かにしとき♡♡♡」
再び重なるゾムの唇。
2回目の抵抗はとても虚しく、さらにゾムの唇は首を伝って耳へと甘い息を吹きかけるモノだから、エーミールは身体に力を入れることすらままならなくなってしまった。
「えーみさんっ♡耳にふーってやっただけで座り込んで、どーしたんや?♡♡」
「んっ、ゾムさんのっ、/せいやぁ、、、っ///」
乱れたエーミールの前髪を分けてゾムの瞳がエーミールの涙の溜まった瞳を覗き込む。とても野性的で、情熱的で、狂気を孕んだ緑の瞳。
「どうやら、歩けへんのはエミさんの方やったみたいやな?w♡しゃーない、お前が俺を運んでくれたみたいに、俺も恩返ししてやるかぁ!♡」
エーミールがどういうことか、と問う間もなく、ゾムはエーミールをひょいと抱きかかえて家の中につかつかと歩みを進める。
行き先は、ゾムの寝室だった。
「ま、まさか、、、っ!!///」
「流石に察しちゃうかwまさかエミさんがこうされる立場になっちゃうなんてね~♡♡」
抱えていたエーミールをベッドに置いて押し倒す。
ふるふると小刻みに震えて怯えるエーミールは、ゾムの加虐心を煽るのには十分すぎる材料だった。
舌なめずりをする彼はさながら獲物を捕らえた狼のようにギラリと光る。
「お前の傷心、癒して塗り替えたるから。」
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「んっ//、あぁ/っ、ゾムさ、///んぁあっ、ぃやっ//」
エーミールの甘い鳴き声とナカを掻く水音だけが部屋に響き渡る。
「いや、言う割にはやわらかーくなってってるけど?♡♡濡らして期待しちゃって、身体は口ほどに、やな?♡♡♡♡」
「は、////っはずかしぃっ!///」
「ええで、もぉっと赤面した顔俺に見せてくれよ♡♡」
会話の間にも、ゾムの指は本数を増やしてナカを弄り回す。縦横無尽に、時に優しく、時に狙いを定めて。
「ひぃあぁっ!!???!///////♡♡」
ゾムの指があるポイントに触れると、エーミールはクリアな叫びを上げて身体を大きく跳ねさせた。
「な、なに、、、!?///」
「ここなー?前立腺、っちゅうねん。要するに、エミさんの気持ちいいトコ♡」
グリュッグリュッ
「んぁあっ、///♡やめっ、/おさんでっ!♡ぁんっ!//」
執拗に何度も攻める指が、どんどんと締め付けられて離れなくなっていく。
「ケヒヒヒッw♡吸い付くねぇw♡♡言ってみ?気持ちいいやろ?♡♡♡♡」
「ゃあっ、///気持ちよくな、、//♡ぁあっ!?♡♡♡」
ひときわ目を見開いてビクンと身体を震わせると、へなへなとベッドに身を預けて放心する。
なんや、頭が、♡ジンジンして、、、っ?♡♡♡♡
「何が起こったか分からん、みたいな顔してるなぁw♡教えたる。エミさん、今イったんやで♡♡」
「、、、ふぇぇ、、、?♡♡♡」
「イった。エミさん、出さんと達したんやで♡♡顔、可愛かったなぁ♡♡♡目ぇ見開いて舌出して、だらしない顔で涎垂らしてなぁww♡♡♡♡」
「ぞ、ゾムさんっ♡、もっと、やってぇ!♡♡♡」
エーミールはいつの間にか両目に緑色にハートを映し出して必死にゾムに懇願する。
「おぉっ、、、堕ちるの早ない?♡前立腺は病みつきになるヤツも多いって聞いてたけど、まさかホンマやったんやなぁw♡♡♡」
ええで、
「お望み通り♡」
グリュグリュゴリュットントン
「ぁあっ、♡ぅああっ、んぁっ、♡♡♡あはっ、おっ、ぁへぇ、、♡♡♡♡」
「まーたそんな涎垂らしてぇ♡お行儀悪いよ?♡」
ゾムの顔が一層狂気を孕んで、目の前の獲物をいたぶる手は早くなる。
とうとう、身体を大きく反らせてエーミールは二度目の絶頂を迎えた。
「ふぅっ、♡はぁ、♡はぁ、、ぁあ、ぅっ、♡あぁ、、、♡♡♡」
「エミさん、弄る度にきゅーって締め付けてきて、ホンマ可愛かったで?♡でもなぁ」
ゾムは、達して息を粗く整えるエーミールの脚を割って舌なめずりをする。
「俺、まだ満たされてないんよ♡」
ゾムはコンドームをはめつつ、チラリとエーミールの様子を伺う。
、、、あれっw♡エミさん、アナすっごい動いてるやん。これからされること分かってるのか、欲しがってるのか♡
、、、、、堪らんわぁ♡♡♡♡
「ぅぅ、、、ぞむさ、ぁ、、、♡」
「も〜♡その顔ホンマに写真に撮っておきたいわ!♡最っ高やなぁ!?♡♡♡♡」
そう言うなり、ゾムはエーミールのナカに思いっきり自分のモノを突き入れた。
「ぁ゙っっっっっっ!??♡♡♡♡♡♡♡」
「流石にならしたとはいえキツイよなぁ、我慢してな?♡」
ゆっくりとまだ半分ほどしか入っていないモノを動かし、そのたびに小さく鳴くエーミールに侵入していく。
「エーミールっ!俺の名前を呼べ!!♡」
「ぞむっ、ぞむさん、、ぞむさんっっ!!♡♡♡」
エーミールが、俺の名前を、呼んでくれる。
呼ぶたびに、お前は俺のモンなんだ、って実感できるよ、、、
ああ、♡エーミール、俺は、、、、♡
「、、、、ヒヒッwえみさん?♡」
「ひゃぃ、、、?♡♡」
「入ったで、ぜーんぶ♡」
結合部を指でなぞってやれば、エーミールはあからさまに全身を震わせて物欲しそうな顔をする。
「あれあれ?腰上がってるのはどういうことかなぁ♡♡」
「はっ、♡はやくぅ、、、、♡♡♡♡」
その続きを言わずとも、エーミールの言おうとしたことは全身で表されている。
うわ、、、エッロ、、、、、ww♡♡♡
「はいはい、分かったからそんな急かさんといて、よっ!♡」
ズルッドチュンッッッッ
「ん゙お゙っ゙っっっっっっっ!!!??♡♡♡♡♡」
ビュルルルルッッ
「おっ、元気なこって♡♡」
パンパンパンパンパンバチュバチュドチュン
「ぁ゙あっ、、♡♡お゙っ、♡ほっ゙、♡ぁ゙へぇっ♡♡♡」
「オラっ、ここが好きなんやろ!!?♡♡♡♡」
「じぇんりつ、♡♡せん、、っ、♡やめれぇっ!♡♡♡」
「気持ちよさそうやねぇ?♡もーっと擦ったろかw♡」
「おく、♡♡っ、♡おぐぅっ!!♡♡♡♡」
「奥?♡そぉんな自分からおねだりして、いつからそんなエロいアナになったんや?♡♡♡」
「ええで、もっと奥突いたる♡」
四つん這いのエーミールを固定するようにガシッと掴むと、ゾムは自分の性器を濡れた穴に勢いよく突き刺した。
ズッッチュンッッ!
「っっっ〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!?!♡♡♡♡」
ビュルルュッッッ
「要望通り、結腸まで行きましたよ?♡♡」
「ぁ、♡♡ぅぇあっ、♡ぞむしゃん、、、、っ♡♡♡」
グッポグポグリュグリュグニッ
「ぁ゙っ、♡あ゙♡、んあ♡♡♡、っ、、♡♡ん、ぉ゙お゙っ♡♡」
プシャァァァァァァッッッッッキュウーッ
「うわっ、潮吹いたん?♡しかも締め付け、、、w♡♡」
「エミさん、ええ?♡」
「うんっ、来てぇっ!!♡♡♡♡♡♡」
ビュルルルッ
「ぁはっ、♡♡♡♡♡、、、、、、♡」
エーミールは完全に正気を失って目を上に向かせて快楽に浸かってしまっているようだった。
そら、初めて感じる快感やもんなぁw♡
「エミさん、おーい♡」
「ぁへぇ、、、、♡♡♡♡」
「あかん、気ぃ失ってもうたなぁ♡♡うん、今は休んどき?おやすみ♡」
ーーーーーーー
エーミールの目が開いた。
周りは寝室、目の前には、、、、
自分の、大好きな。
「ぞむ、しゃ、、、ぁ、、、♡♡♡♡♡」
「ん、どーしたん?♡」
「ぇへ、だいしゅき♡♡」
エーミールは、蕩けた顔でゾムに抱きつく。
「うん、俺も好きやで、エミさんのことが。」
再び唇を重ね合わせて浅いキスをする。
白い瞳に映る綺麗な緑。
緑色の瞳に映る綺麗な白。
お互いが時間を忘れて見つめ合って、時折恥ずかしそうに嬉しそうにクスッと笑みをこぼした。
ーーゾムが、口を開く。
「エミさん、俺、エミさんのことが好きやねん。ずっと一緒にいてくれるか?」
真剣な眼差しの先にあったのは、顔をクシャっとさせて笑うエーミールの姿だった。
「はい、よろしくお願いします。」
その言葉は嘘偽りなく、ゾムの心にスッと届く。
エーミール、ありがとうな。
俺、ずっとエミさんのことが好きやってん。
撮影のときも、ご飯行くときも、2人で喋るときも、車に乗るときも。
ずうっとお前が好きやったんや。
せやから、離さへん。
ずうっと、俺とお前は、一緒にいるんやで?
いつでも、どこでも、俺等が離れ離れになることはない、誓って、や。
ああ、エーミール。
その綺麗で可愛い顔は、もう俺にしか見せんでや?
俺のモンなんやから。
俺だけの、エーミールなんやから。
一生、離さへんよ♡
「エミさん♡」
「なんですか?」
「ずうっといっしょ、約束やで♡」
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「へぇ〜、お前ら付き合ったんや。」
「他の人に言うの禁止やで!教えるのはシャオロンさんとチーノくんだけやで!」
「ゾムさんから告白したんですか?」
「うん、せや。」
後日、俺は相談に乗ってくれたチーノくんとシャオロンさんにゾムさんと付き合った事を報告した。
当分、メンバーのみんなには教えへんつもりやけど、この2人は浮気された事とかも聞いて慰めてくれたから、特別、かなぁ?
「でもさ、正直俺はお前らがお互い好きなの知ってたで。チーノもおそらくそうやろw」
「うん、逆にこんなイチャイチャ見せられて勘付かないほうが難しいよねw」
「ええっ、お前ら気づいてたんかよ!!」
「そら、なぁ?w」
2人は顔を見合わせてニマーっとゾムとエーミールの方を見る。
「ゾムはまあもはやエーミールが好き以外の何があんねんって感じやったけど、エーミールもエーミールで結構お前の事好きって思とる節は見えてたで?」
「あぁ、wトントンが言うてたやつな?前w」
エーミールはキョトンとしてそんなことあったか?と首を傾げた。
「前ゾムが二日酔いで撮影来られへんってなった時に、エミさんがわざわざ見舞いに行かんかったらしいねんけどな?」
「え、俺それ初耳やねんけどどういうこと?」
「うっ、、、、」
「で、行かんかった理由っちゅうんがなんとまあゾムが大好きじゃないと言わへんよな、って事やってんな。」
「?どういう事やねん」
シャオロンはニヤニヤと笑いながら説明する。
「トントンがな、最近ゾムに対して冷たいエーミールに呆れて理由聞いたらさ、『ゾムさんと会ったらまた何回も何回も会いたくなっちゃうから』ってw」
その言葉を聞いたゾムは、やがて「ほーんw」と含みのある笑いを零すと、暴露されて謎に照れているエーミールの顔を覗き込んで満足した顔で再び席に直る。
なんや、エミさんも俺のこと、大好きやったんやな
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ブーッブーッブーッ
携帯のバイブが鳴る。
画面をみれば、それはそれは思い出したくもない元妻のLINEだった。
[ねぇ、ほんとうに悪かったわ!]
[エーミール、もう一度考え直してくれない!?]
[ねぇ、無視しないで、お願い!!]
どれもこれも勝手な話だ。
エーミールはそっとブロックボタンを押すと、「でさぁ、」と会話の輪に戻っていった。
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でなぁ〜?w
え、それマジで言うてるん?ww
アハハハ、、、、、、
はぁ、やっぱり、俺の行動は正しかったな。
あの女、ちょっとナンパして一晩過ごしたらすーぐ浮気だのなんだの、反吐が出る。
まあ俺にとっては都合が良かったんやが。
エミさんは優しいやつやから浮気されて凹む。そこに俺が甘い優しさを加えてやれば、簡単に堕ちるやろ?
俺のエミさんに手を出したやつは俺が仕掛けて排除すれば良い。
もう、誰も寄り付かせない。
俺がお前の一生の騎士やで。
拐われたお前を俺が迎えに行くからな。
俺だけを、見ててや?
なあ、、、、?エミさん、、、♡
コメント
4件
神作品ありがとうございます! こういう闇深い話、おばちゃん大好きッ!💕 でも、4️⃣流が幸せならそれでいいのです…🙏✨
あぁ…最高です…✨ ホントに四流好き…ゾムさんの 計画もエミさんがそんだけ好きってことがめっちゃ伝わります! 神作品ありがとうございます!!! いつも作品楽しみに待ってます!