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全員に潰されるのではないかと思うほど抱きつかれた後は何とか引き剥がしてリビングに戻ってきた
霖)はぇ〜…からだいった…
ちらっと璃雨の方を見たらおめめパッチリ開眼
泣きもせずよくお利口さんに待ってたなーなんて思ってたら突然私の方に手を伸ばしてそっと指を掴んできた
霖)はぅっ……くそぅ、可愛い……
なんて、可愛さに悶絶していたら…私の幸せは一瞬にして壊れる
《プルルルル……プルルルルル》
霖)誰だよこんな可愛さに浸ってる時によ
渋々スマホの画面を見るとそこには公衆電話と文字が書かれていた
霖)公衆電話?
電話に出るとうっちゃんの声が聞こえた
だが…普通の声ではなかった
歌姫)りっちゃん!お願い助けて!今襲撃_キャア!
それは切羽詰まったうっちゃんの声であった
そして、悲鳴が聞こえたあとツーっツーっと虚しい音が聞こえた
霖)襲撃…京都校か
私は璃雨から離れた
璃雨は「アゥー…ウァ、アウー」と話しかけて来る
霖)…ごめんね、母様のお友達が大変なんだ父様達呼ぶから待ってね
その後全員を読んで軽く事情説明したら……
悟)いくら霖でも危ないよ!
傑)そうだよ、せめて甚爾を連れて行って!
と、次々に言われた
だが、私はそれを全て拒否した
霖)ごめん…京都校を襲撃する力はあるんだ、それに…うっちゃんが息を乱してたってことは相当な力の持ち主だよ
真剣な目で見ると全員は口を出さなくなった
霖)璃雨の事、頼むね私すぐに帰ってくるから
動きやすいスーツに着替えて外に出る
全員は少し悲しそうな顔をしたが直接私に来たんだ…相当な事態だと思う…
超特急で京都校に着いたら酷い有様であった
霖)これは…帳下ろされてないのに…
校舎は全体的にボロボロでところどころ火事になっていた
霖)…早めに片付けるか
霖)弥紅!夜兎!仕事は呪霊を祓え、食え、見つけろ、殺せ
冷たく命令を出すと2匹は「かしこまりました、主」と、返事を返し京都校の中心に向かった
霖)…おいで【桜】
私の影から1人の綺麗な女性が現れた
霖)桜、負傷している人達の治癒をお願い、あと…呪霊を見かけたら夜兎達に報告、なんかヤバいやつ居たら私に報告
桜)承知いたしました女王様
霖)行っておいで
桜の背中を軽く押すと桜は影に溶けそのままいなくなった
霖)…さ、報告が来るまで待ってようかな
煙草をくわえ火をつける
のんびり上から様子を見ていたら
ドカンッ!と、爆発音がした後弥紅が打ち上がった
霖)!?
そのまま弥紅は姿を消して私の札の中に戻った
霖)マジか…
弥紅が居た所に急いで向かうと
??)あ!またあったね〜りーん♥
霖)ゲッ…
ツギハギの人型呪霊…真人が居た
霖)私の可愛いペット傷付けたのあんた?殴るよ?
真人)酷いなぁ…ちょっと遊んだだけだよ?
真人は自分の腕の形を鎌に変えた
霖)へぇ〜?なら、私とも遊ぼ?笑
鞭を取り出すと真人は少し怖気づいたのか1歩後ずさった
霖)バシッ逃げんなよ
鞭で奴の足を縛る
霖)よっこいしょ!ズルッ
鞭を引っ張ってアイツを引きずる
霖)てめぇの核はどこじゃおらァ!
そのまま投げたら木にグサッと奴が刺さった
真人)いったいなぁ…
へらっとしながら体を治す
霖)痛覚があるなら……もっと私のおもちゃになって!
再度鞭であいつの体を縛ってだいぶ乱暴にする
霖)ほらっ!
遠く投げ飛ばしてナイフをすぐさま取り出し核に目掛けて投げるとくるっと身体の向きを変えられ避けられた
霖)チッ…私のナイフ結構貴重なんだけどッ!
ナイフに呪力を流してブーメランのようにしれっとこちらに戻す
真人)その目をちょうだい!
真人は私に抱き着くような形でこちらに来て私の首を絞めた
霖)ッ…は、な、れ、ろっ!ドカッ
思いっきり奴の顔を殴る
真人)うわぁ!?
後ろに吹っ飛んでそのまま地面に倒れ込んだ
霖)悪いねッ!
そのまま飛んでナイフで核を壊そうとしたが綺麗に核を移された
霖)チッ
蹴ろうとしたのを察知してナイフを刺したまま上に飛んだ
真人)あーあー、逃げちゃった…綺麗な目のままで居て欲しいんだけどなぁ
真人は私が持っていたナイフを抜き取ってこのまま近づいてきた
霖)最悪だなぁ…
鞭を取り出しす
霖)悪いけど、あんたを本気で祓う
本気を出そうとした時方を優しく誰かに叩かれた
霖)!?
後ろを振り返ったら悟達がいた
霖)な、なんでここに…!
文句を言おうとしたら悠仁が私の傍を通って奴を殴った
霖)ゆ、悠仁まで!?
庵が全員を連れて来たのか…あいつは本当に…ッ
霖)…怪我しても私の獣神が治してくれるから!
吐き捨てる様に伝えると全員は「わかった/わかりました」と、言って呪霊を祓いに向かった
悠仁と七海、私が真人の相手をする
霖)そういえば…七海と任務をするの初めてかも笑
七海)貴方はまず任務の数が少ないから合わないんですよ
私と七海は真人に突っ込んで行った
悠仁)あ!ズルい待って!
悠仁くんも後ろから着いてきた
霖)バシッ
鞭で思いっきり真人の首を絞める
霖)逃げんなよクソ犬
思いっきり引っ張って悠仁の方に投げ飛ばす
悠仁)え!?うそ!ちょ…もう!
悠仁は真人の顔を思いっきり殴って七海の方に飛ばした
七海)私の方ですか…まぁ、いいですけど
七海が思いっきり真人のお腹を殴った
霖)おー、打ち上がったね〜
しれっとナイフを投げて真人に刺す
霖)わりぃな、こちとら母親やってるし嫁やってるし彼女やってんだわ!【爆ぜろ!】
実はこっそりナイフに札を貼ってあったのだ
霖)( +,,ÒㅅÓ,,)=3フンス!
悠仁)霖すげー!ちょーつえーじゃん!
霖)でっしょ〜♪これでやる事は終わりかな〜
辺りの呪力の反応も少しずつ弱くなってきたから一安心!
霖)これでやっと…終わった…
私の幸せを…守る…
[完]
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短編が欲しいよ〜って人はコメントちょーだいな!