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最近はどうも上層部の仕事が忙しくリュカとしての潜入調査ができていない。
忙しいのは加賀美も一緒だ。
本部に何回も呼び出しを食らっては会の連続出席。
それでも加賀美は笑顔を張りつけて忙しさなんて顔に出さない。
「私も見習わなきゃ、」
そう思うが腐を見れないせいか多少イライラが収まらない。
今日もまた会議をする。
会議が終わったあと私はパソコンをいじる。
皆すぐに帰ってしまうので私1人、静かな空間にキーボードを押す音だけが響く。
ガチャ
どうやら誰かが入ってきたようだ。
「リュヴァさん、まだ居たんですか」
「あぁ、ちょっとな、」
入ってきたのは加賀美だった。
「そんな切羽詰まってるとストレス溜まりますよ」
「それは君も一緒だろ?」
「…、ばれます?」
「あぁ、せめてあの3人にはバレないようにしろよ」
「あの3人って、」
「剣持、不破、甲斐田だよ」
「あー心配させちゃいますもんね」
「何かストレス解消法とかないんですかね」
「…」
「加賀美、こっち来い」
「は、はい」
私は加賀美を自分の近くに呼ぶ。
そして加賀美を私の上に座らせる。
「わっ、」
「リュヴァさん、?」
「動くな」
私は加賀美を抑え頭を加賀美の肩の上に乗せる。
(落ち着く)
そう思った。
ふわふわとしたいい匂いがする。
思わずすりすりしてしまう。
「リュヴァ、さん、あのくすぐったいです、笑//」
加賀美が照れながら言う。
「はぁー、ん、ありがと」
「はい、」
「これストレス解消法としていいな、」
「そう、ですか笑」
「加賀美もやる?」
「ッ、…やります、」
「じゃー、ってあー」
「??」
「こっからは剣持に頼もうかな?」
「へ、?」
「社長、帰るよ」
「は、はい」
加賀美はそのまま手を引っ張られ剣持に連れてかれた。
「久しぶりの腐の供給ありがた、」