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治侑短編集

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治侑短編集

3 - 第3話 3、Sogno

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2025年10月23日

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「ツム、おはよぉ」


朝の数分だけ聞くことができる、治の少し甘い声。まだねむいのだろう。目元もとろーんとなっている。可愛ええ。


「ツム、ハグしよ」


昼休みに教室にやってきた治は、俺を見つけると、とことこ近づいて来て、ハグをねだってきた。

ケバい香水を付けた女子がくっついてきたらしい。


「ツムの匂いが1番落ち着くわ」

「ふっふ、そおか」


自分も同じ匂いのはずなのに。治が言うには、全然違うらしい。


「ツム、おやすみのちゅうは?」


ベッドにすでに横になっている治の口に、ちゅっと軽いキスを落とす。


「侑、ええ匂いや」


治に腕を引っ張られ、そのまま抱き抱えられる。


「シャンプー変えた?」

「ええ匂いのやつあってん」


俺は治とは違って、髪の毛にも少しは気を使っている。髪はよく染めるから、ダメージケアをしないと傷んでしまうのだ。それは治も同じだが、本人はどうでもいいらしい。


「サムも使ってええよ」

「じゃあ、明日使うわ」


そう言い、治は俺ごと抱えて毛布にくるまる。


「ぬくい」

「ぬくいな」


治は、しっくりくる位置に俺を移動させ、また少し強く抱きつく。


「おやすみ、ツム」

「おやすみ、サム」


治の体温が暖かくて、すぐに眠れそうだ。


(幸せやなぁ)


だんだんと意識がなくなってきた。


(治、大好きやで)






─朝─



肌寒さで一気に目が覚める。

さっきまで下の段に寝ていたはずなのに、いつの間にか上の段に移動していた。

治はまだ、すやすやと寝息を立てている。


(幸せな夢やったなぁ)


いつか、これが正夢になりますように。





─────




Sognoサグノ

⤿イタリア語で『目覚めれば覚める夢のこと』という意味。








友達にTiktokの推し垢バレたので、違う垢に変えます。(あとでユーザー名はプロフに書いときます)







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