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新人くんのある日の物語_。
ワレモコウ、という花を知っているだろうか。
赤いバラ科の花。俺はこの花が好きだ。
「 rp〜?ずっと黙っとるけどどうしたん? 」
「 え、!?あ、なんでもないですよ 」
「 ふーん、そっか 」
俺は最近、我々国の幹部になった。
先輩はみんな優しい。
けど、俺はあまり仕事が出来る方でもないから、
一般兵に舐められている。
「 ボフッ)どうやったら上手くなるんだろ…
あ〜、考えてもわかんない!!(ゴロゴロ 」
今日はとりあえず寝よう。
考えすぎても疲れるだけだ。
そう思い、瞼を閉じる…。
「 あれ、ここは…? 」
確か…自室で寝て…。
「 ~~~~~~! 」
「 あ、みんな居る…! みなさーん!! 」
「 は?お前誰 」
「 ッ、え…? 」
嘘でしょ、なんで、?
どうなってるの…?
「 誰か知っとる?こいつのこと 」
「 知らんよ。誰?迷子? 」
「 ええ歳してそれは無いんとちゃう?鬱やあるまいし 」
「 酷い!! 」
…ッこれが、俺が来る前の景色かぁ…。
居なかった方が、良かったかな。
居ない方が、こんなふうに笑っていたのかな。
居ない、方が…。
「 居なくなった、方が、? 」
「 …!…p!r…!rp! 」
「 はッ、? 」
「 大丈夫か?汗びっしょりやけど…
なんか嫌な夢でも見たんか? 」
「 …いや、大丈夫です 」
この人たちを信じていいのかも
分からなくなってきた…。
「 …rp 」
「 あ、はい。なんですか? 」
「 余計なことは考えるなよ。俺らが お前を
選んだんや。 心配せんでええ。 居場所がないなら
作ったるから、な?暗い顔せんで笑ってや! 」
「 !…はい! 」
ワレモコウの花言葉は「明日への期待」
rpくんが笑顔の明日を期待します_。
コメント
2件
めっちゃええやないですか…!!! しかもrpさん!!