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麗は他の家のことを羨む必要がないみたい。
叔母さんが言ってたよ。
「自分のことがちゃんと認められてる実感があるから他所の家のことを羨む必要がないんだと思う。もしそうじゃなかったら『他所の家と同じだったらよかったのかな』みたいに思っちゃうこともあるかもね」
ってさ。だから麗は自分が要らないって思われてるかもって心配したり捨てられるって心配したりする必要はないんだと思う。時間が来たら私や叔母さんが迎えに来てくれるって疑う必要がないんだろうな。
だけどやっぱりお泊り保育は自分の家じゃないし私や叔母さんがいないから自分の家にいる時みたいな感じにはならないのかも。
それが逆になんだか嬉しい。麗に信じてもらえてるんだなって感じて。
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