テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
部屋の中は静まり返った……。
俺は俺なりに考えて話しただけ。
なのに、何でコイツは辛そうなんだ…?
少しの静寂後
梅宮「……皐月は誰かに助けを求めようとか、しなかったのか?」
コイツは何を言ってるんだ?
助け?ははっ、笑っちまうな。
皐月『…助けを求めてたらこんなになってねぇよ…。そもそも俺には助けなんて要らねぇ、どの道短ぇ命だ、どうしたって無理だよ。』
生きたくても生きられない…。
分かってる、どれだけ自分が我武者羅になっても……、無理なんだよ。
梅宮「…、そうか、ごめん。何も分かってなかった。コレからは無理すんな。俺たちがちゃんと見るから。」
見るって何を?何も知らんくせに言ってんじゃねぇよッ!!
もういいんだって、どうせ誰も守ってくれない。俺らの事なんてどうでもいいんだ。
だから期待なんてしねえよ。もう要らねぇよ…。俺はただ普通に生きて何とか生きてりゃそれでいい。
もういいんだって……。俺の事なんて気にしないでくれ。
もう終わりだよ。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!