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#歌詞ドッキリ
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カンヒュ好き
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#日本受け
白狐こはく@カンヒュ民
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この物語に、政治的意図・戦争賛美の意図はありません。また、現実とは関係はありません。旧国が出てきます。
グロテスクな描写があります。
史実・原子爆弾の描写があります。
書き手の妄想が大幅に含まれているので、史実に忠実ではない部分があります。
それでもいい人は、ご覧ください。
…暑い…熱、い……あつい…。
起きた瞬間、思考が、それで埋め尽くされる。
視界が無い。
聴覚は…少しは取り戻しつつあるが、まだハッキリとはしていない。
嗅覚には、何かが焼けるような匂いと、鉄が錆びたような匂いが、逃さないと言わんばかりにこびりついて離れない。
味覚は、血の味が、舌に残っている。いや…舌に乗っていた血が蒸発し、舌に同化しているのだ。
消えることはないだろう。
触覚は、言うまでもなくあつさが支配し、その次に痛みと気色悪い感覚が占めている。
「あ゛……あ゛あ゛…ッ゛…フッ゛…かひゅ゛…」
息を吸おうとする…が、うまく吸えない。何かがつっかえたような音がする。それに、痛い…。
喉がうまく震えない。
「……あ゛あ゛………。」
簡単な音しか出せないのだ。
これは、喉が渇いているから?
そういえば、さっきからとても喉が渇いている。「乾燥した」で済ませていい渇きではない。水分が、残っていないのだ。身体に、一滴たりとも。
バケツですら、水をひっくり返しても濡れている部分がある。そうでは無い。水が、みずが、ミズが…
…無い……。
渇いた、いや違う、喉が焼けているような感覚だ。
焼けて、ただれて…それでいて、やはり痛い。
…渇いたと言えば、腹も減ったな。さっきから、腹にも違和感があるし、とてつもなく減っている。最近食べた食べ物なんて、草花と、虫くらいしか食べていなかったか。
「う゛…ぐ…ッ…」
突如、吐き気に襲われる。苦しい。口の方に、何かが逆流して…ッ
「ごふ゛ッ………あ゛…はぁ゛ッ…」
聴覚が蘇ってきたのか、右の方からビチャビチャッという音が鮮明に聞こえる。
左からは、何も聞こえない。もしや、左耳が聞こえていないのか。
いや、こんな事をしている場合ではない。
何が起きたか。それを把握しなければ。それには、周りがどうなっているのか、視界を開くためのものが必要だ。
手を動かす。ほふく前進、というやつだ。ただ、手は身体を支えきれず、崩れ落ちた。
「けほっ゛…」
どうやら、限界、だったらしい。
全身から魂を裂くような悲鳴が上がり、私の意識は、闇に落ちた。
コメント
1件
読み終えました……。冒頭から五感が少しずつ戻ってくる描写が生々しくて、こちらの喉まで焼けるように感じました。特に「焼ける匂いと鉄が錆びた匂い」という一文が、情景を鮮明に焼き付けて離れません。草花や虫しか食べていないという乾いた現実も、読んでいるだけで苦しくて。それでも生きようと手を動かす姿に、胸が締め付けられました。続き、気になります。