コメント
2件
ゎ、こういう系だいっすきです!!!
新連載始めたいと思います。
とある実況者様の名前をお借りしていますが、ご本人様とは一切関係ありません。
ご本人様に迷惑のかかるような行為は控えて下さい。
暴力、暴言等の表現があります。
苦手な方は見ることをお勧めしません。
sm視点
教室中で広がる俺の悪口。
痛いくらいに露骨な視線が俺を責め立てるように傷つける。
・・・でも、仕方ないんだ。
「悪役」がいないとみんなは楽しめないんだから。
月曜日。
俺は教室に入り、静かに席に着く。
俺が入ってきた瞬間に、教室の雰囲気が凍りついたのが分かる。
俺が入って来たととたんに、みんながざわつき始めた。
「あいつ来たよ」
「怖いね」
「殴られるかも」
言葉とは裏腹に、みんなは明らかに怯えてなどいない。
ただただ、鬱憤を晴らしたくて悪意を込めた言葉を俺に吐く。
それぞれ皆には「立ち位置」がある。
「陰キャ」と「陽キャ」みたいな。
だから、集団の中に一人は嫌われ者がいないと、みんなが楽しく過ごせるわけじゃないんだ。
それがたまたま俺だったっていうだけ。
みんなから吐かれる悪意のこびりついた言葉も、蔑むような視線も。
全部全部、辛くないわけない。
けれど、悪役っていうのは悪徳を貫くものだ。
悪役が我慢せずに全部ぶちまけてみんなが楽しめるわけがない。
だから、みんなの悪意にも目を瞑ることにしている。
mb1「おはよ~」
mb2「おせーぞ、もうあいつ来ちまってるじゃねーか」
mb1「wwwほんとじゃんw何縮こまってんだよ、素のときは散々人殴ったりしてんだろ?
俺も何されるかわかんなくてこえーなぁw」
sm「・・・ッ」
こんなことを言われるのは日常茶飯事。
殴ってなんかないし、彼奴等の言うことは全部嘘だ。
つくづく思う。
・・・人気者っていいよな。
たまたまその立ち位置だっただけでちやほやされて、何をしてもほかの奴のせいになる。
例えば、最近露骨に俺をみてくるあの5人組。
あの集団のリーダー格、nkは可愛いって評判で頭もいいからみんなに好かれてる。
いつも眠そうな顔してるbrってやつは高身長なのに犬系でギャップ萌えがなんたらって言われてる。
knってやつは顔が良くて行動までイケメンだからモテてる。
shkってやつは無自覚で可愛いとかどうとかって女子が騒いでたな。
krとは一度話したことがある。その時はまだみんなに嫌われてなかったから、普通にしゃべってくれたし、面白くていいやつだと思った。
そのkrの取り巻きなんだから、みんないいやつなんだろうって思ってた。
けど、俺が嫌われるようになってからは露骨に視線を向けられる。
関わりたくないみたいだから目は合わせないようにしてるし、こっちから関わらないようにしてるけど、、
でも、俺はあいつらに何かしたわけじゃない。
だからそんな露骨に避けなくてもなあ・・・。
放課後
sm「・・・ぁー、掃除だる、」
「なんで俺がこんなんやらされてんだよ、」
大きくため息を吐くと同時に肩を落とす。
今日は上手く彼奴等をかわせてたと思うんだけど、、
静かな教室に藁が木の床を撫でる音がむなしく響いた。
やらなくてもいいかな、、
帰りたい、、
そんなことを考えていると、勢い良くドアが開いた。
br「宿題ッッ!!忘れてたぁ、!!!」
sm「ぅおっ、?!」
・・・関わりたくない人に反応してしまった・・・。
ひとりでこんな大声出すかよ、、
おかしいだろ、と内心思いつつもスルーして箒を片付けようと彼に背を向け、掃除ロッカーへ向かった。
そろそろ帰りたかったし、色々バレたくないっていうのもあった。
けれど、案の定brが話しかけてきた。
br「えっ!!smくんじゃ~ん!!」
何やってたの、と俺に顔を近づける。近い。
sm「・・・別に貴方に教える義理なくないですか」
取り敢えず素っ気なく返答しておいた。
あんまり関わると面倒なことになる。
br「?・・・何でって・・。何でも!!」
sm「はあ?」
しまった、つい聞き返してしまった。
無理矢理会話を終わらせて帰ろうと思ってたのに。
br「smのことが知りたいなって思ってさ~?」
うわ、いきなり呼び捨て。
sm「・・・別にどうだっていいでしょ、俺なんて」
br「良くないから聞いてるの!!」
sm「ッふは、笑 なんだそれ笑」
br「あ!!笑った~!! 笑顔可愛いじゃん、もっと笑った方がいいよ!!」
は・・・?可愛い?
なにいってんだ、
sm「うるせー、かわいくねーし」
br「とか言いつつ照れてんでしょ~笑」
sm「・・・んむ、ほっぺさわんなぁ、」
br「あは笑 ごめんごめ~ん笑」
俺は結局brと帰ることになった。
案外楽しかったし、いい奴だった。
しかも、帰り際に「明日から友達ね!!・・・いや、今日からか!笑」とまで言われた。
もう少し人とのコミュニケーションに積極的になってもいいかもな、なんて思った。
・・・少し、明日学校に行く楽しみが増えた気がする。
next→10
※投稿不定期なので書きたくなったら10越えてなくても書きます