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今回もドス君のおはなし
※格好良いドス君は居ません。
※自傷行為してます。
※すごく弱ってます。解釈違いがあるかも。
※少し生々しい表現が多いです。気をつけてください……
*
世界に飽きてしまった。息苦しい。
自分の存在意義が分からなくなってしまった。
そういった感情が日に経つにつれ、徐々に抑えきれなくなっていった。
だけども惨めなこの感情を誰かに吐き出す訳にもいかない。
そんなくだらない理由で、僕は自傷行為をしている。こうする事で自分は人間だと思えるのだ。
何十年、何百年、何千年と僕は生きてきた。
だが、どの時代もやはり人の性根は変わらないようだ。なんて世の中なのだろう。嗚呼、可哀想に。
そういう考えしか出来ないのだろう。必死になった凡人と違い、視野が狭い凡人は。
言葉だけで行動に移さない。
誰かを叩いて優越感に浸る。
一度錯覚した事を疑わない。
常に自分を可哀想だと思う。
自分とはかけ離れた考え。
だが……
シュッ……シュッ…………
少し血が出る程度の傷を数十個と作る。
自分の血を見ると安心出来る。
天才でも怪物でもなんでもなく、
自分も自分勝手な人間の一人で、理解できない人類とさほど変わらないのだと。
そう思うと少しは気が楽になれる。
シュッシュッシュ……
『あは、』
足りない足りない。足りない。僕が生きてていい証明を、早く、もっと
トンッ……
あれ
何か物音が
『…………ドス君……?』
『ぁ……』
仕舞った、見られた
バレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたバレた……!!!!!!!
『ゴーゴリさん、これは、』
多分続かない
何が書きたかったかよく分からないけど、自分の中の毒を吐き出せた気がする。