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こはる
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( ᐛ )
201
朝のチャイムがなるギリギリに俺と膳は集合場所である広間に到着した。
走ったからか、息が少し乱れていた。
深呼吸をしながら息を整えて、列に並ぶ。
今日は一段と周りの奴らが騒がしい。
当たり前か。
妖と契約できるかどうかが決まる大事な日だもんな。
妖と契約できなかった者は留年扱いとなり、妖討軍へは入れないんだから。
かと言う俺も心臓がドクドクと、いつもより早く鼓動をうっていた。
しばらくして監督役と思われる軍人が前に立ち、話を始めた。
軍人A『只今より、妖との契約を始める。』
『しかし、その前に気をつけなければならないことを三つ、皆に伝えておく。』
話の内容はザッとこれだ。
1、自身が妖たちより立場が上だと思うな
2、妖たちの機嫌を損ねるな
3、支払う代償はしっかり考えること
妖たちと契約する上で、当たり前の常識ばかりだ。
軍人A『注意事項は以上だ。』
『皆が良き相棒となりうる妖と契約できることを祈っている。』
『それでは、契約開始!』
監督役の軍人のそこ声と共に妖たちのいる部屋へと繋がる扉が開かれた。
皆んなが一斉にその部屋へと走っていく。
俺はと言うと…。
皆んなの熱気に気圧されてポカンとその場に突っ立っていた。
悠真『………はっ!』
『やべ、俺も行かないと。』
俺も少し遅れてその部屋へと入っていった。
一方その頃ーー
??『今年は何人が妖と契約できますかね…。』
??『どうでも良い…それより眠い…。』
??『ふふ、そうね。4、5人でも契約出来たら上出来じゃないかしら?』
??『戦い以外、興味はありません…。』
??『相変わらずだね。私は3人だと思うな。』
??『あら?賭け事でもするの?』
『なら私は誰も契約出来ずに終わるに賭けるわ。』
??『………どうでも良い。』
??『ノリ悪りぃなー?』
『じゃあ俺は2人に賭けるわ。』
??『うんうん。今日も皆んな仲が良いね。良いことだ。』
??『うるせぇな…静かにも出来ないのか…。』
??『賑やかでええやんか?俺は好きやで、この雰囲気。』
??『あはは、本当に君たちを見てると飽きないね。』
場面は戻りーー
悠真『す、すご…。』
『妖が…めちゃくちゃいる…!』
目の前の景色に圧倒されていた、その時。
足元に何かがドン!と勢いよくぶつかった。
悠真『いたっ…!』
『な、なんだよ…。』
そう言いながら自分の足元を見た。
その先にいたのは…。
コメント
1件
第2話、拝読しました。軍人の注意事項「妖より立場が上だと思うな」「機嫌を損ねるな」「代償」の三つ、世界観の厳しさが一気に伝わってきてゾクッとしました。最後に足元にぶつかってきたものの正体がすごく気になります…!悠真くんの緊張感と周りの喧騒の対比も良かったです。次話が楽しみです🌷