新作!
『俺らの大好きな幼馴染はどうやら人間ではないようです』
ですッ!
早速プロフィールから!どぞ!
〈プロフィール〉
🐇
名前 有栖 初兎
年齢 高一
身長 155
性格 優しい、可愛い、おっとり
他に 誰にも言えない秘密がある…?
🍣
名前 乾 ないこ
年齢 高一
身長 172
性格 真面目、賢い、へんたi(((
他に 初兎大好き
🤪
名前 猫宮 いふ
年齢 高一
身長 180
性格 真面目、帰国子女、たまに赤ちゃん((((
他に しょにだ大好き
🐤
名前 大神りうら
年齢 高一
身長 165
性格 自称天才だが天然、勘がいい、辛辣…?
他に 初兎ちゃん大好き
💎
名前 稲荷 ほとけ
年齢 高一
身長 164
性格 元気、面白い
他に 初兎ちゃん大好き
🦁
名前 獅子尾悠祐
年齢 高一
身長 174
性格 優しい、面倒見が良い、おかん
他に 初兎大好き
※6人は幼馴染&同居です!
次でlet’s go!
〈ないこ目線〉
🍣「初兎ちゃん、ほんとに大丈夫?」
🐤「やっぱりうらついてくッッ…」
🤪「みんな心配なんやで…?」
🐇「あははwwみんな心配しすぎ!だいじょぶだって!」
どうも。ないこです。
緊急事態です!な、な、何とあの可愛い初兎ちゃんが、1人で買い物に行くらしい!
……え、どこが緊急事態なのって?
どこもかしこもだよ!
どっからどう見ても緊急事態でしょ!?
だって初兎ちゃんがいなくなったら、うちの奴ら全員死ぬし!
初兎ちゃん可愛すぎるから!ナンパとか⁉︎誘拐とか⁉︎痴漢とか⁉︎
心配なとこもいっぱいあるわけ!
💎「初兎ちゃ〜ん‼︎‼︎いかないでよぉ〜!!ギュゥッッ!」
🐇「ぐぇッ!ちょ、いむくん!//離れてやぁ///」
🦁「初兎が照れてる…ムッ」
💎🤪「そーゆーとこもかわい〜よー!」←🤪ぽえ
🍣🐤「仲良しじゃん」
💎🤪「はぁ!?あほとけ/いふ君が被せてきただけやし!/だし!」
🍣🐤「仲良しじゃん」
🐇「じゃ、、行ってきまーす………(超☆絶☆小☆声☆」
ガ…チャ…ン
💎🤪🍣🐤わちゃわちゃわちゃ…
〈数分後〉
💎🤪🍣🐤「あれ!?初兎/初兎ちゃんは!?」
🦁「初兎ならもういってもうたで…💦」
💎🤪🍣🐤「はぁぁぁぁぁ!?」
🤪「なら今すぐ追いかけn…」
プルルルルルルル、プルルルルルルル
🐤「?誰の電話?」
💎「僕じゃないよ?」
🍣「俺……でもない」
🐤「じゃあ…」
🤪「オ、オレジャナイヨーッ!アニキジャナイカナーッ?」
🦁「俺こんな音ならへんもん」
あー、じゃあもう確定っすね。もうっていうか、ずっとバレてたんですけど。
🤪「おし、お前一旦表出ろグイッ」
🍣「は!?俺なんかした!?」
🤪「なーにが『ずっとバレてたんですけど。』だ!」
え、俺口ゆるゆるやん。え?
プルルルルルルル、プルルルルルルル
🐤「うるさぁい。とっとと出てクソつまんねぇ話終わらせろよぉ」
喋り方はおっとりなのに言ってることヤンキーやん
🤪「先生からやからダルいんよ…ボソッ」
🤪『あ、もしもし?猫宮いふです〜』
💎「知ってますぅ〜しってて電話してるんですぅ〜」
🤪『はい、あ、○○先生?どうしたんすか?土曜日っすよ、今日。』
💎「あ、はいそれも知ってますぅ〜」
🤪『あ、先生?ちょっと一瞬だけ待っててください」
🤪「おい!あほとけぇ!てめぇ後でぶちピーーーすかんな!」
💎「ぎゃぁ!?いふくん触んないで!やめて!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!」
先生「(騒がし〜な)」
🤪『ふー、すみませんね。こっちにクソガキがいて…』
💎「もう!いふくん嫌い…」
🤪「あ”?」
💎「ごめんなさい大好きです」
🤪「ん」
🤪『で、何でしたっけ?』
🤪『はい。はい………はい⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎』←150dB☆
🤪『え、や、でもッッ』
プチッ
🤪『先生?先生⁉︎』
🤪「チッはぁ…」
🍣「まろ…どした?」
🐤「なんかあったのぉ〜?モグモグ☆(ポテト)」
まろがくそデカ舌打ちしたせいで一回空気が凍ったわ、、、
ま、俺ら赤組のおかげでなんとかなりそーだけど?
🤪「…」
💎🐤「💦💦」
🤪「おしッ!そこの怯えてるガキども。一緒にがっこーいくぞぉ!」
💎🐤「はぁぁぁぁ!?」
この後まろの説明があった。
まず、先生が生徒会のやること間違えたから、最低3人でこいって言われたらしい。
で、仕方なく行った3人の代わりに、俺が初兎を探しにいく。帰ってきたら色々と困るから、ニキは家で待機。って感じ?
にしても、みつかんねぇ〜。
………………………………あ、GPSあるじゃん。
忘れてたわ。初兎のクローゼットの中の服全部に俺が取り付けたんだった。
やっぱ役立つわぁ〜。
(え?ないちゃんがやばいやつだって?んー、そっか☆)
〈数分後☆〉
🍣「ん?んん?んんん?んんんん?んんんんん?」
全然わかんねぇ。俺が今どこにいるのかが表示されないから。
🍣「スゥーーーウロウロ」
🍣「………ん?」
待って…
ここどこだぁ!?
〈初兎目線〉
🐇「はっ、はっ、はっ、はっ」
やばいやばい!
みんなに何も言わないで出てきちゃった、、、
でもしょうがないんだよ?だって、、、
後ちょっとなんだもん。
🐇「あっ!?ゾクッ」
まずい。変な感覚に包まれる。急いで僕がいつも持ち歩いている鏡で自分を見る。
🐇「……ぁ…」
そして、そっと口を開けた。
🐇「ッッ…」
さっきに比べて、明らかに**歯が鋭くなってる。**
まぁ、八重歯って感じ?
🐇「まずい…まずい…タタタタッ」
とにかく細い路地に駆け込む。ゴミ捨て場なのか、なんなのか。
外は明るいのに、この路地は薄暗くて。細すぎるし。人ももちろんいないし。
ま、今の状況だったらちょうどいいかな?
🐇「はぁ、はぁ、はぁツーー」
汗が、僕の顔を流れる。ただそれは、僕じゃない僕になりそうだからではなく、バレたらどうしよう。こわい。という気持ちからくるものだった。
🐇「んッッ!ゾクッ」
ピョコンピョコン!
さっきより少し強いゾクッとした感覚の後に、ぴょこをぴょこんと**小さいくて先が丸い三角の耳と長めのふわふわした尻尾が生える。**
え、可愛い。って思った?実は、この先もあるんだよね…
🐇「うぁ!?ガクッ」
膝がガクってしたと思ったら、体全身に毛がブワッと生えて、人でいう四つん這いの状態になる。
もうわかった?
僕の正体は、狼なの。
いや、性格にいうと、犬と狼のハーフって感じ?
ご機嫌だったり、普通より気分がいいときは、犬の見た目。
普通の時は、、、犬って見ようとすれば犬だし、狼って見ようとすれば狼の見た目。
怒ってたり悲しんでたり、普通より気分が悪い時は、狼の見た目。
また、あんまりないんだけど、
激しい怒りや、悲しみに遭ってしまった時は、とても怖くて凶暴な狼になる。
逆に、人生のなかで一番と言っていいくらい最高のことがあったら、超可愛い子犬になる。
何で僕がこうやって生まれたのかは、わからない。ただ、この能力がバレると、ないちゃんたちはもちろん、世間から怯えられる存在になってしまう。
それか、悪い時には、、、実験に使われちゃうかも。
そうならないように、僕は生きてきた。
だから、、、これからも。バレないようにしなきゃ。
ただ、ワンチャンバレる可能性はある。
いや、人と動物を行き来できることもだけど、こんな獣の姿をしているのが、僕だってことが、バレそうなんだよね。
実は僕、何年も前にないちゃん達から誕生日にもらった、小さい兎の形をしたピアスを付けてるんだ。それがまず一つ。もう一つは…ほっぺのハートマーク?
僕、白いんだよ。獣になると。それで、うっすらピンクでハートマークが付いててさぁ…バレるって!
後、三時間に一回、強制的に姿が変わる。今も、そのせいで変わっちゃった…
大体、10分程度で戻るんだけど、20分だったり、3分だったり、、、曖昧なんだよね。家にいてバレたりしても大変だし、いつもはこうやって外に出るかな。あ、もちろん自分の意思で姿を変えることもできるけどね。
🐇「はぁ、、、」
みんな心配してるかなぁ?家の近くまで戻ろっかな。
🐇「んん”ブルブルブル」
体を震わせて、服を脱ぐ。
服着た動物なんて、変に見られるに決まってる。
🐇「よし!タタタタッ」
案外運が良く、家までの道に人が全然いない。まぁ人が少なそうな道を通ってるからかもだけど(笑)
よし、後角を曲がって、、、
🍣「うぁ!?」
🐇「ビクッ」
ドンッ!
🍣「い”っ…たぁ〜」
🐇「‼︎」
〈ないこ目線〉
急に、犬?がぶつかってきた。俺が急いでいたということもあって、結構痛い。
どっちも吹っ飛んだ。
🍣「チラッ…⁉︎」
えっ……?あの姿…
🍣「初兎…?」
🐇「!!」
🐇「ガルルルルルル…」
🍣「ビクッッ」
まさに初兎だった。ほっぺにハートついてるし。よくよく見たら、俺らがあげたイヤリングも。なのに、名前を呼んだら、思いっきり威嚇してきた。
しかも目、真っ赤に光って。やけに綺麗な毛も、逆立ってるし。
🍣「初兎?スッ(触ろうとする)」
🐇「キャウンッ……!タタタタッ」
🍣「あッッ!」
触ろうとしたら、めちゃくちゃ威嚇してきたのに怯えた声を出して逃げてしまった。でも、間違いなく初兎だと思う。………………ハートついてるし。
〈数分後〉
🍣「はぁッはあッはあッはあッ」
何とかたどり着いたのは、薄暗くて細い路地。ゴミ捨て場なのか?
此処にいると思うんだけど、、、
ガタン!
🍣「!!」
箱形のゴミ箱?の後ろから、大きな音がする。
てことは……
🍣「チラッ」
🐇「グスッグスッヒグッポロポロ」
やっぱり…そこにいたのは初兎だった。しかも、、、裸だしッ…/////
🍣「初兎?」
🐇「バッ(振り向く)︎」
🍣「ッッ…!」
ビックリした。
急に振り向いた初兎の顔は…
獣そのものだった。
真っ赤な目が、キラッと光る。
歯も、八重歯で鋭い。
泣いてるのに…
ねぇ、初兎、、、
本当は…