キュートアグレッションの強化バージョン
注意:リョナ、ちょっとだけグロいかも
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
zm視点
俺はロボロと付き合っている。
元々は俺の片思いだった。告白すると、優しいロボロは受け入れてくれた。
ロボロはとてつもなく可愛い。小さい小さい身長。普段は紙で隠れている天使のような顔。勿論見た目だけではなく、性格も可愛い。完璧主義者で、努力家。よく心無い発言もするが、たまに見える素の優しさが愛おしくてたまらない。
でも最近、少しおかしなことを考えてしまう。
その白くて細い首を、もっと細くして潰れるまで絞めつけたい。お腹を裂いて、内蔵を一つ一つつついてみたい。手首と指を潰して、俺以外の手を握れないようにしたい。直腸が冷えて涙が凍るまで冷凍室に閉じ込めたい。湯船に水をはって、可愛い顔面を溺れさせたい。男性器を切って、女の子みたいにしたい。爪をゆっくり剥いで、剥がれた後の肉部分に針を刺してみたい。熱湯のプールに飛び込ませて、25m泳ぎきらせたい。舌に俺の名前の入れ墨を彫らせてみたい。思いっきり抱きしめて、骨を全部折ってみたい。自分で脚をもがさせて、料理して食べさせたい。フライパンの上に乗っけて、美味しそうな匂いがするまで焼きたい。耳を塞いで、鼓膜が破れるまで放置したい。お腹いっぱい食べさせた後に、喉奥を抉って全部げーさせたい。ぐちゃぐちゃになって不細工な表情を晒しあげながら泣き崩れる姿が見たい。
俺はもしかして異常者なのではないだろうか。
不安に苛まれる。もともとグロいのは苦手だし、血を見るだけでも吐きそうになってしまう。それでも、ロボロの血だけは想像するだけで興奮してしまった。カニバリズムにも興味は無いし、相手に痛いことをしてもそれが意味の無い行為だってわかっている。それでも、相手がロボロだと考えるだけで全部が全部意味のあるものに見えて、やってみたいという衝動に駆られて、自分が自分でないように感じられる。
彼氏がこんなことを考えているなんてバレたら引かれるだろうな。絶対にバレないようにしないと。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あれから何とか自分の欲望を押し潰そうと、努力している。
俺のやりたいことをやっている人が、世の中には沢山いる。でも、そのどれを見ても興奮しなかった。メイド服の女性、何処かの国の有名な俳優、個性的な格好の男性、痣だらけの天才、赤毛ハーフの少女、中性的な眼鏡の人、背中に和彫りをしているヤクザ、綺麗なロングの女性、金持ちの傲慢なおじさん、小柄な大人しい少年。色んな人のぐちゃぐちゃな姿を見たけど、そのどれも俺の心には響かない。
やっぱりロボロじゃないと。
1度顔を出した欲は、なかなか引っ込んではくれない。絶対にできないことだとは分かっていても、それを理解してはくれない。
好きで好きで堪らないのに、殺したい。憎くなんてない、嫌いなんじゃない。好きだ。愛してる。有り得ないくらい愛してるのに、それでも傷つく姿が見て見たい。やっぱり俺の頭は壊れてしまったのだろうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「よっしゃ!勝った!」
今日はロボロが家に来ている。3時間ほど二人で対戦ゲームをして盛り上がっている最中だ。そんな日常の中でも、やはり俺はロボロを傷つけたくて仕方がない。もう最近ではどうしようもない事なんだと振り切って、優しくバレないように欲を片付けることにした。
「…えっ!?はぁぁ?嘘やろ、なんでやねん!」
勝ち誇った表情が可愛かったから、本気を出してボコボコにしてやる。一気に変わる表情。紙があっても、横から見れば見え見えだ。
俺は、何故かこれで満たされる。なんていうか、幸せな表情から負の表情になるのが可愛くてたまらない。上手く言葉で表せないが、とにかく楽しい。もしかしたら俺は、サディスティックなのかもしれない。
『ロボロさん大丈夫ですか〜?w』
煽ってみると、少し顔を赤くして本気を出してくるロボロ。一気に動きが変わる。元々ゲームの腕は、対して変わらない。少し俺が強いくらいだ。今も、4対3で俺が勝っている。
「誰が誰の心配をしてるって?w」
少し油断した隙に、4対4になっていた。ドヤ顔でこちらを見てくるロボロは、いつも上目遣いだ。可愛い。
その後もゲームを続け、最終的には5勝を一セットとし、15戦もやった。8対7でやはり俺が勝った。悔しそうなロボロを横目に、勝利の感覚に浸る。
気持ちがいい。勝ったことによるテストステロン、ドーパミンと、ロボロを見た事により分泌されたオキシトシンが、溢れ出して止まらない。脳内が大洪水状態だ。
少し余韻に浸っていると、イライラしているロボロが話しかけてきた。
「くっそー!負けたぁぁ」
たかがゲームでも、本気で取り組むロボロ。負けず嫌いな所が可愛くてたまらない。
悔しそうなその表情も可愛いけど、もっと違う表情も見てみたい。言ってしまえば、号泣するロボロが見て見たい。顔を真っ赤っかにしながら大粒の涙を落として、ギャーギャーと赤ちゃんみたいに煩い声で泣きわめくロボロが見てみたい。きっととんでもなく可愛いんだろうなぁ。
見たい見たい見たい見たい見たい。
「…ゾム?」
可愛らしい顔で、俺の顔を覗き込むように見つめてくるロボロ。どうしよう。この欲は、どうやったら落ち着かせることが出来るのだろうか。
「……首、絞めたい?」
息が止まった。突然の言葉に、聞き間違えだと思った。首を?俺が、ロボロの?
なんで知っているのかとか、冗談で言っているのかとか。全部ぶっ飛ばして、喉奥から声が出た。
『絞めたい』
ロボロとの距離が近くなる。白くて細い首が近ずいてくる。この首を絞めたら呼吸が止まってもしかしたら死んじゃうかもしれなくてでも絶対可愛いし苦しそうな顔とかも見れるし泣いてくれるかもしれないし絶望の表情とか今まで見たことないロボロのことを知れるかも知れないしだから…!
ぎゅ。少し優しく手を当ててみる。暖かい感触がした。手を首全体を覆うようにしてみる。俺の手が大きいのか、ロボロの首が細いからか、まだまだ余裕がある。呼吸器があるらしき場所に少し力を込めてみると、ロボロの表情が段々苦しそうになってきた。そんな姿を見せられては、自分を抑えることが出来ずに思いっきり首を絞めてしまう。
「ぁッッ…ッ」
ぐえっ、というカエルの鳴き声のような声が、ロボロの口から出てくる。それからは、声というよりは音というようなものを口から出すようになった。
目を大きく開き、爪を立てて俺の手を引っ掻き、口を開け、酸素を求める姿は、有り得ないくらい興奮する。閉まらない口からダラダラと溢れだしている唾液は、何だかとっても甘そうに見える。
言いよって言ったのはロボロ自身なのに。可愛い可愛い可愛い可愛い。
『ぁ、ぅああ、゛がわ゛い゛ぃい♡』
可愛くて殺したくて涙が出てくる。涙は悲しい時以外の、感情の昂りでも出るとは聞いていたが、実際に経験したのは初めてだ。このまますっごく可愛い状態で殺したい。この瞬間で時を止めてずっと首を絞めていたい。
抵抗力が弱まってきた。そろそろロボロの限界だと感じたため仕方なく手を離す。死んで欲しくは無い。四つん這いになり、嗚咽と唾液を漏らしながら咳をしているロボロ。涙がカーペットに染みを作っている。
『ご、ごご、ごめんなさいっ』
罪悪感はある。あんなの自分じゃないとも思う。
でもそれ以上に興奮した。手に残った感触を舐めるように見つめる。ごめんなさい、なんて口では言っても、心からの謝罪では無い。本当はもっとしたいと思ってる。
「ゾムってSやったんやな」
咳払いをし、余裕そうにそんなことを言ってくるロボロ。首を触っている指は細長く骨ばってて、折ったらいい音が鳴るんだろうな、なんて考えてしまうあたり本当に反省してないなと自分でも思う。
『やっぱそうなんかな…でも分からんわ』
「…もっとしたい?」
ロボロが何を考えているのかなんて分からない。それでも、今それを聞いてしまったら、何となく次のチャンスが来ない気がした。
『したい』
ロボロの気が変わってしまう前に。
こんなのロボロの気持ちを考えてない、自分勝手な行動だ。
罪悪感と。これからへの不安と。期待。
優しいロボロなら全部受け止めてくれるだろうか。
「ええよ、ベッド行こっか」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「…ッッ!?ぁ゛!」
あれからはもう天国だった。
首を絞めて、慣らさずに挿入して、左手の小指を折って、7発殴った。勿論最初は遠慮したが、ロボロは好きにしてって言って、何をしても許してくれた。骨を折った時でさえ、許してくれた。
楽しすぎて、多少記憶も飛んでいる。
『ぁあッ♡♡あ゛りがとう゛あり゛がとうありがとう゛あ゛りがとうッッ♡♡』
返事は勿論無い。最初のような遠慮はなくなり、ロボロがどれだけもがいても手は離さない。俺の涎がロボロの腹に落ちる。興奮で鼻血が出てきた。目の前にいる生物が可愛くて仕方がない。
『はっぁッ♡がわ゛い゛い゛ッッうぅ゛あ♡』
ボロボロと涙が流れっぱなしだ。ロボロの薄い腹には、白濁液やら涙やら涎やら鼻血やらが色々と混ざった液体が溜まっている。首を絞めていた手を一旦離し、その液体をすくいあげてロボロの口元に運んだ。
『ッはぁ、の、飲ん゛でや♡』
ロボロは差し出された液体を、なんの躊躇もなく飲んでくれる。それでも酸素が足りなかったのか、深く咳き込み半分以上が口から出ていってしまった。その後も苦しそうに嘔吐く姿がこれまた可愛い。
『ぁ…あ、出てっでもう゛た……ぁ…安心してや、。ま、また作るで、ぁ、まっまっ、まってや♡』
「ぉえ゛ッはぁ゛…ぇ゛ッッ」
急にロボロが横を向いたかと思えば、とうとう吐いてしまった。びちゃびちゃ、という気持ち悪い音と共に、酸っぱい胃酸の匂いがした。
『ぇ……ぁ、かっ゛か、かわ゛…可愛゛い゛ぃぃぃ♡♡』
大量の涙を流しながら、胃の中のものを吐き出すその姿が、何故か猛烈に可愛く感じた。
顔が真っ赤になったかと思えば真っ青になる。涙と鼻水と涎が吐瀉物に落ちる。口の中の気持ち悪さに顔を歪める。その全てが可愛くてぶっ刺さった。
吐き出されたものには興味は無いから、嘔吐フェチという訳では無いのだろう。ただただロボロが可愛い。吐いたロボロがめちゃくちゃ可愛い。
『ぁッッ♡だ、大丈夫?っか゛わ、可愛い゛可愛゛い゛♡♡』
衝撃で脳がショートし、少しばかり理性が戻ってきた。正直まだまだ足りないが、これ以上続けてロボロが壊れてしまったら嫌なので、やめることにする。
性器を抜くと、大量の精液やら潮やらがロボロのナカから出てきた。気づかないうちに潮まで吹いていたとは。悪魔にでも乗っ取られていたのではないかとすら思う。
「…ぁ、お゛わり?」
喉が枯れてしまっているロボロ。いや、それだけじゃない。所々にできた痣も、色んな液体でぐしゃぐしゃな顔も、折れた指も。今までの出来事が、全て事実だと伝えられるのには十分だ。
走って、タオルと氷水と毛布とお茶を取りに行く。
『ッ、ほ、ほんまにごめん、謝っても許されんことやけど、こんなん言うの身勝手すぎるけどろ、ロボロに嫌われたくなぃ』
目から罪悪感が流れてくる。
なんて言えばいいのか分からない。一気に冷静に戻った頭は、どことなく焦っている。
汚れた体を拭き、吐瀉物を片付け、折れた指を冷やし、涙を拭い、毛布をかけてお茶を渡した。
その間、ロボロは何にも言わなかった。
「……嫌うわけないやん、俺からいいよって言ったのに」
いきなり口を開いたかと思えば、いつも通りのロボロだった。眉をさげ、申し訳なさそうに笑っている。申し訳ないのはこっちなのに。そんな顔をされたら罪悪感で押し潰されそうになる。それでも、その表情もとっても可愛い。
「これからも何でもやりたいことあったら言ってや、流石に死ぬのは嫌やけどw出来ることならなんでもしたるわ」
好きやから。最後に小さく聞こえた言葉は、聞こえなかったふりをした方が良いだろうか。
ロボロはやっぱり優しい。普通ならこんなの受け入れてくれないだろう。
『ありがとう』
「どう?スッキリした?」
『おかげ様で』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
rb視点
はぁぁぁ♡ゾムゾムゾムゾムッッ!!♡
ホンマにだいすき、なんであんなにかっこよくて可愛く生まれてきてくれたん、完璧やん♡
長い前髪もエメラルド色の瞳も白い肌も程よく鍛えられた筋肉も高い鼻筋もキスが上手い口も長いまつ毛も声も大っきい手も優しいところも全部全部好き過ぎて堪らない。俺のために生まれてきた天使だと思う。
ずっとストーカーしても気づいて貰えんくて寂しかったんやで?でもいきなり告白してくれた時は嬉しくて心臓爆発するかと思ったわ。
元々ゾムと付き合うシュミレーションはしていたため、完璧な恋人になれていたと思う。ゾムがやりたいことなら全部受け止めた。ゾムが攻めたいっていったから処女もあげた。そのくらい好きだ。
付き合ってからも、ストーカーを続けた。ある日、検索履歴を勝手に見てみたら、裏サイトの拷問系の動画ばかりだった。最初は少しびっくりしたが、ゾムに殴られるのを想像してみると案外興奮しため、実行に移すことにした。ゾムになら、殴られても殺されても幸せだと思ったからだ。
案の定、ゾムに首を絞められた時は、苦しさは全て快楽に変わった。マゾではなかったはずだが、ゾムが望むならマゾにだってなれる。痛そうな表情も、涙も、ゾムが望む言葉も、全部全部あげたい。
ゾムにボロボロにされた次の日から、ゾムは今までよりも俺の近くにいるようになった。看病をしてくれた。嬉しかった。使い捨てでもいいのに、これからも大切に使ってくれるなんて。嬉しかった。指が治るまで看病をしてくれて、痣か消えるまで傍に居続けてくれた。
こんなことなら、全身の骨を折ってくれたら良かったのに。ゾムが着いてくるなら、一生動けなくてもいい。
ゾムの罪悪感を使って俺に依存させたい。そうでもしないと、いつか振られて、俺から離れていきそうで怖い。怖くて仕方がない。完璧なゾムには俺以外似合うわけが無いのに。
今日も明日も明後日も明明後日も。毎日殴っていいからね?一生大好きだよゾム。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なんであたちの書くホビットは毎回ストーカーになるのかね……(´ºωº`)
またね
コメント
6件
リョナ好きには堪らん…神作をありがとう…