テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第七話:『愛玩の品評会』
九条の私邸にある応接室には、重苦しい高級煙草の香りと、それには不釣り合いな甘ったるい雌の匂いが漂っていた。
九条の向かいに座る武器商人の佐島は、慇懃な態度で書類を整えながらも、その視線は九条の足元で「椅子」として跪く全裸の女、楓から離れずにいた。
「……九条様。かねてより噂には聞いておりましたが、これは実に……実に見事な出来栄えですな」
佐島は九条に対し、深く頭を下げてから、貪るような目で楓を見やった。
九条は優雅にワインを口に含み、楓の背中を足置きにしながら、手元の金の鎖を軽く引く。
ジャラリ、と金の音が響き、首輪と尻穴のジュエルプラグを繋ぐ鎖が揺れた。楓は主人の足元で、自慢のルビーを客人のほうへ突き出すように腰を低く落とした。
「ああ。以前は少々牙のある猫だったが、今はご覧の通りだ。……ほら、挨拶しろ」
「にゃあ……」
楓は恥じらう様子すらなく、空虚な瞳で、訓練された獣のように喉を鳴らした。その姿に、佐島は感嘆の溜息を漏らす。
「恐れ入りました。あの誇り高き忍びを、これほどまでに完璧な『調度品』に仕上げられるとは。九条様の御手腕、改めて感服いたしました。……失礼ながら、その品質を少しばかり、この手で確かめさせていただいてもよろしいでしょうか?」
「構わん。好きにしろ」
九条が寛大に顎で促すと、佐島は「失礼いたします」と一言断ってから、楓の目の前でゆっくりとしゃがみ込んだ。
楓は拒絶するどころか、期待に満ちた瞳で佐島を見上げる。佐島はまず、彼女の顎を犬のように撫で、次にその太い指を彼女の口元へ運んだ。楓は自ら進んでその指を咥え込み、熱心に舌を絡め始める。
「……っ、ふぅ、……ちゅ、……んにゅ……」
「おやおや、なんと貪欲な。九条様、この猫は随分と『可愛がられ方』を弁えているようですな」
佐島は濡れた指を引き抜くと、今度は彼女の背後へと回り込んだ。
楓の尻穴に深々と埋まった、真紅のルビー。それが彼女の柔肌に食い込み、出口を完全に封鎖している様を、佐島は顔を近づけて凝視した。
「この宝石……実に素晴らしい。逃げ場のない後孔に、これほどの重石を詰め込まれて……。楓さん、お前は今、どんな気分だね?」
佐島がそのルビーの台座を指先で弾き、左右に激しく揺さぶった。
「ぁ……、あぁっ! ……っ、はぁ、はぁっ……!」
内側を塞ぐ銀のプラグが、主人の客人の手によって強引に粘膜を抉る。
逃げ場のない刺激に、楓の身体は歓喜に震え、腰をヘコヘコと無様に動かし始めた。
「……にゃあ、……にゃあぁっ! もっと、……もっと、見て……っ! わたしの、宝石、……っ!」
「九条様、ご覧ください。この猫、他人に後ろを弄られながら、自分からおねだりしております。尻穴を宝石で飾られ、それを品評されることに……至上の悦びを感じているようだ」
「ふん、当然だ。今のこの女には、主人の客人に奉仕し、その宝石を愛でられること以外の価値などないのだからな」
九条の冷徹な嘲笑を浴びながら、楓は恍惚とした表情で佐島の足に身体を擦り付けた。
佐島はさらに執拗に、プラグの周囲の柔肌を指先で広げ、彼女が「栓」をされている屈辱的な光景を隅々まで愛で尽くした。
「素晴らしい……。九条様、ぜひ契約を進めさせていただきたい。……つきましては、一つお願いがございます。この『品物』を、今夜一晩だけ私に貸し出してはいただけないでしょうか? この極上の玩具、一度じっくりと味見をさせていただきたいのです」
「いいだろう。楓、客人の相手をして差し上げろ。お前の『中』が、俺以外の誰にどれだけ掻き回されても、お前が誰の猫であるかは……そのお腹の中の宝石が、常に教えてくれるはずだ」
「……は、はい……。にゃあ……っ、ありがとうございます、……ご主人、さま……っ」
楓は主人の靴に深いキスを捧げ、ルビーを煌めかせながら、今度は佐島の足元へと這い寄っていった。他人の玩具にされることをこれ以上の「寵愛」と感じるまでに壊された彼女に、もう後戻りできる道は残されていなかった。
次回予告
九条の許しを得て、一晩の「所有権」を手にした佐島。
客人の私室へと連行された楓を待っていたのは、主人の目がないことをいいことに、その肉体を隅々まで暴き立てる冷酷な検分だった。
尻穴を塞ぐ宝石の重みを感じながら、他人の指と快楽に翻弄され、自らが単なる「貸出品」に過ぎないことを突きつけられる、屈辱の夜が始まる。
次回、第八話:『貸与される愛玩』