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#あべさく
もずくぷりん
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愛月☆
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junp_Sn-Fk.
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六月の終わり。
大会も終わり、学校はいつもの日常に戻っていた。
その日の放課後。
部活が終わる頃には、空はどんよりと曇っていた。
「やば、降ってきた」
体育館を出た瞬間、大粒の雨が地面を叩き始める。
「照、傘ある?」
💛「……忘れた」
「最悪じゃん」
友人たちはそれぞれ傘を差し、走って帰っていく。
照は昇降口に立ったまま空を見上げた。
しばらく待てば止むかもしれない。
そう思っていたが、雨は強くなる一方だった。
────────
「岩本?」
聞き慣れた声に振り向く。
白衣姿の深澤が、職員用の傘を片手に立っていた。
💜「まだ帰ってなかったんだ」
💛「傘忘れて」
💜「あぁ」
深澤も空を見上げる。
💜「今日は止みそうにないな」
照は苦笑いした。
💛「ですよね」
深澤は少し考えてから言った。
💜「保健室で待つ?」
💛「え?」
💜「先生もまだ仕事残ってるし」
💜「雨が弱くなるまでなら構わないよ」
────────
保健室。
窓ガラスに雨粒が流れていく。
深澤は机でパソコンを開き、何かを入力している。
照は窓際の椅子に座って外を眺めていた。
静かだった。
でも、不思議と気まずくない。
十分ほど経った頃。
💜「暇?」
パソコンから目を離さずに深澤が聞く。
💛「まぁ」
💜「棚の一番下」
💜「漫画置いてあるよ」
💛「漫画?」
💜「寄付でもらったやつ」
照が棚を開けると、少年漫画やスポーツ漫画、小説が並んでいた。
💛「結構ありますね」
💜「入院してた子が卒業する時に置いていってくれたり」
💜「読まなくなった生徒が持ってきたり」
照は一冊のスポーツ漫画を手に取る。
椅子へ戻り、ページをめくり始めた。
────────
どれくらい時間が経っただろう。
「先生」
💜「ん?」
💛「なんで養護教諭になったんですか」
深澤の指が止まる。
少しだけ考えてから、パソコンを閉じた。
💜「高校生の頃」
💜「保健室によく行ってたからかな」
照は意外そうな顔をした。
💛「先生が?」
💜「うん」
💜「怪我じゃなくて」
💜「進路で悩んだ時とか」
💜「誰にも話したくない時とか」
💜「保健室って、そういう場所だった」
照は黙って聞いていた。
💜「だから今度は」
💜「自分がそういう場所を作れたらいいなって思った」
照は漫画を閉じる。
💛「……そうだったんですね」
深澤は少し照れくさそうに笑った。
💜「こんな真面目な話するつもりじゃなかったんだけど」
二人とも少し笑う。
────────
窓の外を見ると、雨は小降りになっていた。
💜「そろそろ帰れそう」
💛「ですね」
照は立ち上がる。
💜「傘貸そうか?」
💛「え、大丈夫です」
💜「遠慮しなくていいよ」
💛「先生は?」
💜「職員用だから明日返してくれれば」
照は少し迷ったあと、傘を受け取った。
💛「ありがとうございます」
保健室を出る前、もう一度振り返る。
深澤はまたパソコンに向かって仕事を始めていた。
その姿を見て、照は自然と口元が緩む。
(変わった先生だな)
初めて会った時にも思った。
でも今は、その言葉の意味が少しだけ変わっていた。
“変わった先生”じゃない。
“また話したくなる先生”になっていた。
コメント
5件
こんな学校なら毎日行きたいー!w
この保健室どこの学校にありますか…🥺 毎日行きたいです…🫣

癒される優しい先生だなー😚 今のところひかるへ特別な気持ちはないのかな🤔 この保健室に癒されに行きたい😊