テラーノベル
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条件を満たすことにより
彼の形成する領域は崩壊を遂げる
パリーン
日帝「やばっ」
グサッ
イタ王「日帝!」
イタ王「…へ?」
ナチス「おいっ大丈夫か?!」
『ドサッ』
ナチス「…」
ピッ
ナチス「早く助けに行かねえと…」
ナチス「いや、あっちの状況が分からない以上無闇に突っ込んでいくのはよくないよな…」
ナチス「応援を呼んでもらう…か」
ビュンッ
ナチス「あっぶな」
ナチス「…なんだこれ」
ナチス「ガラスの破片?」
ナチス「にしてはでかいよな…」
ナチス「……」
ナチス「まさか?!」
ピピピ
ソ連『はい、なんでしょうか』
ナチス「ソ連か?今何処にいる」
ソ連『ナチスかよ…』
ソ連『今家にいるぞ』
ナチス「自分の領地にいるってことか?」
ソ連『そういうことだ』
ナチス「今日帝とイタ王もソビエトにいる」
ナチス「位置情報を送るから回収してくれ」
ナチス「悪いが急ぎで」
ソ連『了解』
ピッ
タタタッ
ナチス「よし…」
ナチス「俺も向かうか」
ソ連「ここらへんだよな」
ソ連「?!」
タタタッ
ソ連「なんだこれ」
ソ連「破片?にしてはでかいよな」
ソ連「どっちも重症じゃねえか」
ソ連「これ治るのか?」
ソ連「いや…そんな事考えてる暇ねえか」
ソ連「よっ…と」
ソ連「少し揺れるけど我慢してくれ」
タタタタタタタッ
スッ
ソ連「おっけ」
ポチポチ
ソ連「回収したぞ…と」
ソ連「ふう」
ソ連「このガラスみたいなのどうするかな」
ソ連「出血も止まんねえし…」
ソ連「とりま抑えとくか」
ソ連「タオルタオル…あった」
ギュッ
ソ連「日帝の手と目の間のガラス切っても平気だよな」
ジジジッ
ソ連「かった!」
ソ連「変な音するし」
ソ連「ただのガラスじゃねえのか」
ソ連「とりま手から抜くか」
ズパッ
ソ連「手の出血は案外少ないか…良かった」
ピーンポーン
ソ連「ん?」
トコトコ
ソ連「はーい」
ガチャ
ナチス「ハアッ…ハアッ」
ナチス「日帝とイタ王は?!」
ソ連「こっちだ」
ナチス「貫通してる…」
ナチス「治るのか…?」
ソ連「日帝の貫通した目とは反対の方に火傷の跡がある」
ナチス「…あっ」
ナチス「あの時のか…?」
ソ連「今回のでついた跡じゃないんだな?」
ナチス「多分そうだ」
ナチス「…これは?」
ソ連「手にも貫通していた」
ナチス「ガラスを抜いたのか?」
ソ連「嗚呼そっちのほうが良いと思った」
ナチス「まあそうだよな」
ナチス「あっ英帝に連絡しないと」
ピピピ
ナチス「もしもし?」
英帝『ん?』
ナチス「イタ王と日帝が重症だ」
英帝『はあっ?!いつ?』
ナチス「小一時間ほど前」
英帝『おまっ早く言えよ!』
ナチス「しょうがない!早くヘリかなんかで来てくれ」
英帝『分かったよ!』
ピッ
ドンドンッ
ソ連「あ”あん?」
ナチス「んなキレんなよ」
ガチャ
英帝「きたぞ早くしろ」
ナチス「はいはい」
ナチス「ソ連ありがとな」
ソ連「礼はウォッカでいいぞ」
ナチス「こっち来たらな」
ソ連「ちえっ」
ナチス「様子はどう?」
英帝「オパールの核の内部から出てきた特別な硝子だ」
ナチス「…硝子?」
英帝「そうだ」
英帝「特別な術が編み込まれてる」
ナチス「治るのか?」
英国「治るどころか硝子を取ることも難しい状況だ」
ナチス「…そうか」
英国「だが治る可能性はある」
ナチス「…よかった」
英国「そして…こんな時に悪いのだが」
英国「依頼行けるか?」
ナチス「依頼か…」
英国「無理そうならパスしていい」
ナチス「すまん…今回パスで」
英国「分かった」
英国「行ってくる」
ナチス「気を付けてな」
英国「何年やってると思ってんだ」
英国「しっかり土産は買ってくるぞ」
ナチス「さっすが」
ナチス「甘菓子で」
英国「了解」
ガチャ
ナチス「…大丈夫だろう」
英国(治る可能性はある)
英国(その特別な術が発動しなければ)
英国(いや…発動しているのか)
英国(厄介なものではないといいが)
ソ連「ウォッカ買いに行こ」
ソ連「あっでもまだあったはず」
ソ連「あれ〜?」
ソ連「飲みきったか…」
ソ連「めんどくさ」
ソ連「はあ」
ソ連「金金〜」
ガチャ
ソ連「行ってきま〜す」
トコトコ
ソ連「そういえばここの近くで日帝とイタ王がやられたんだったかな」
ソ連「もう大丈夫だろ」
トコトコ
ザクッ
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