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はい第二話です!初心者なので慣れてません!クレームはお控えください、、ではどーぞ!
鳥のさえずりが聞こえカーテンから溢れている程よい陽光が入りナルトはゆっくりと瞼を上げた。ふとナルトはまだ覚醒していない頭である一つのことを思い出した。
「あれ、今日って、、」
そして重い体を起こしカレンダーに乱雑に書かれた文字を見て完全に脳が覚醒した。
「!!そうだ!俺ってば今日下忍になるんだってばよ!!!!」
初めに湯を沸かし、自分の好物であるカップラーメンにそそぎ、オレンジがトレンドマークのナルトの容姿にとてもよく似合う馴染みの服を無造作に着てからラーメンをズズッと啜った。
「やっぱり寝起きのラーメンは最高だってばよ!」
それからナルトは恩師であるイルカから貰った額当てをキュッと音を立てて額に結び、全身がすっぽりと映る姿見の前に立った。
鏡に映る自分は至極不安そうな顔を浮かべていた。
そしてナルトはペシンと両手で頬を叩き首を横にブンブン振った。
「大丈夫、、俺は大丈夫だってばよ、!」
ナルトは正直下忍にはなりたくなかった。
なぜならいくら忍だからと言って1人で任務を遂行することはできない。それこそ下忍は論外だ。里外ならナルトの事を罵倒する者は居たとしても木の葉隠れよりも比較的に少ないはずだ。
だが下忍は基本的に下忍3名、そして担当上忍一名、合わせて4名のフォーマンセルが原則なのだ。
いくら鍛錬を積んだ上忍だろうと人は所詮人なのだ。もしも表上では普通だったとしても裏では罵倒や暴行をしてくるかもしれない。
ナルトはそれがとても怖かった。
「行ってきますってばよ、」
ナルトはやはり少し不安な気持ちを持ちつつも家を出て屋根の上をピョンピョンと走り目的地であるアカデミーへと向かった。
「あーあ、着いちゃったってば、」
ナルトは少し気が沈みながらガラリと扉を開けいつものみんなをみて内心ホッと落ち着く。
それからいつものようにみんなに喋りかける。
「サクラちゃんおはようってばよ!」
「おはようナルト!まさかあんたも下忍になるなんてね」
とさくらは微笑んだ。
「まさかってなんだってばよぉ、さくらちゃん酷いってばよ、、」
ナルトはガクンと項垂れた。
「まあ、一緒にアカデミー卒業できたしいいじゃねえか」
と言ったのはナルトの良き理解者であり、悪友でもあるいつもめんどくせぇが口癖のシカマルだった。
「おう!」
ナルトは皆が好きだ。何故なら皆はナルトの事を罵倒したりするどころか守ってくれていたからだ。
アカデミーに通う時は屋根を伝えば大人と遭遇することはないが、一人暮らしをしているナルトは買い出しをしなくては生きていけない。
なので買い出しなどをする時は日ごとにローテーションで皆が付き添い、会計を代わりに行ってくれたりなど、極力ナルトに大人を近づけないように配慮してくれたりなどしてくれているからだ。
「だがお前本当に大丈夫なのか?」
とサスケは間髪を入れずに言った。
「な、なにがだってば、?」
ナルトは背に冷たい汗を走らせた。
「とぼけるな、本当は怖いんだろ?班に配属される上忍が」
サスケは表にこそは出さないが一番ナルトの事を心配し今までにもよく庇ってくれているのだ。
「、、、そうだってばよ、だけどいつかは克服しねえといけねえってばよ、」
するとガラリと扉が開き、担任であるイルカが入ってきた。
「お前ら座れー!今から班の発表をするぞー!」
ナルト達は席に座りイルカからの班発表を聞いた。
「俺とサクラもできる限りの配慮はする」
と同じ7班になったサスケが言った。
「安心してナルト!もしも嫌な奴だったら私がぶっ飛ばしてやるんだから!しゃんなろー!」
とナルトと同じ班になったサクラが拳を握り締め頼もしく振る舞う。
「サスケとサクラちゃん、、ありがとうってば、!」
サスケとサクラからの言葉にナルトは緊張が少しほぐれた。
「悩みがある時は俺に言えよ、めんどくせえけどお前の力になりてえからな」
「悩み以外でも困ったことがあったら頼りなさいよね!私の家で花の香りで癒されるってのもいいわね」
とくすりとイノは笑った
「そうそう班が分かれてもいつでも力を貸すからねぇ」
「俺らにも頼れよな!たまには赤丸も触ってやってくれよな!な!赤丸!」
「アン!」
「わ、私もいつでもナルトくんの味方だから、ね、!」
「俺もいつでも助けよう。何故なら俺たちは仲間だからだ。」
「おう、!皆ありがとうだってばよ!!」
ナルトは少し照れ臭くなりながら礼を言った。
気が向いたら続きがきますー
バイバイ!