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桜side
何か身体が重い……それに何かに覆われてるような……。
目を開けると皐月の胸元ドアップで……
桜「おわぁああああああッ!!?」
思わず大声を出してしまったが一般なら普通に出すだろッ
俺の大声に起きたのか皐月はモゾモゾしだして
俺の顔を見るなり
皐月『…さくら?おはよぉ』
寝起きの皐月は舌っ足らずでぱやぱやしてて……、何か…こう、エロい…
皐月『…?さくら顔赤いぞ?熱でもあるのか??』
皐月はそう話すと俺のデコと合わせてきた
桜「…〜ッ///ちがっ!ってか近ぇ!!離れろッ!!ってか何で抱きついて寝てるんだよッ!!?///」
俺がそう言うと皐月は不思議そうな顔をして
皐月『???桜がそばに居たから、暖かくていい匂いするし…、ダメだったか…?』
不安そうな顔して俺を見つめる皐月…、そんな顔されたらダメだなんて言えるわけねーだろッ
桜「あー!分かったよ、んで皐月は今日学校行くのか?」
皐月『今日はバイトだから行けない……』
桜「そーかよ、ほら朝メシ食おーぜ、さぼてんからパン貰ってるから好きなやつ取れよ」
皐月『……。』
皐月はパンを見ながら動かない
桜「?パン嫌いか?」
皐月『……桜が好きなやつ取ってくれ、俺は要らない』
桜「はぁ?そんなんじゃ持たねーだろ…」
皐月『いや、俺基本1食しか食べないからお腹減ってない』
1日、1食??俺でさえ3食食べてるのに??
え、コイツほっといたら死ぬんじゃねぇ?
桜「取り敢えず!一口でもいいから何か口にしろ!」
皐月『……、一口で済みそうなこのドーナツにする…』
皐月は本当に一口で済むひとくちドーナツの袋を開けて食べた
皐月『ご馳走様』
えぇ〜、コイツの私生活大丈夫かよ……。
皐月『?桜食べないのか?』
桜「食べるよ、ちょっと待ってろ」
俺がパンを食べ終わると待ってましたばかりの顔をした皐月が俺を見つめてくる…。
桜「…な、何だよ」
皐月『…、ありがとう、俺を泊めてくれて…こんなゆっくり誰かと過ごすのなんて無かったから…、本当に感謝してるよ』
桜「……、また泊まりにきたくなったら…泊まっていい…」
皐月『!ありがとう、桜』
桜「お、おぅ///」
それから俺たちは家を後にし皐月はバイト先へ、俺は高校へと向かった……わけだが…
梅宮「なぁ!桜!皐月大丈夫だったか!?辛そうにしてなかったか!?」
面倒くせぇ奴に捕まってしまった……。
桜「何回も言ってるけど皐月は大丈夫だって…、何なら私生活心配になっちまったよ」
梅宮「…?私生活?」
あ、言っちゃダメそうなやつ言っちまった…。
桜「あ、その〜えーっと……」
梅宮「桜、全部話してもらおうか」
すまん、皐月……、コイツには適わねぇ…。
一方バイト中の皐月は
皐月『はっくしゅ!』
店長「なぁに?皐月風邪引いたの?」
皐月『不調では無いっすけどね』
店長「じゃあ誰かが皐月の噂してるのかもね!」
皐月『嬉しくねー』