この作品はいかがでしたか?
204
この作品はいかがでしたか?
204
💚サイド
あれから数日。
叔父さんは少しの間入院することになった。
お母さんは出張で少しの間家を空けている。
つまり、今家には蓮くんと僕しかいない。
🖤「あ、亮平おはよ。」
💚「お、おはよう…。」
正直言ってすごく気まずい。
本当のこと話した上に大泣きして肩借りて泣いて…。
迷惑かけたし。
どんな顔して話せば良いのか分からない。
🖤「あ、ヤバっもうでなきゃ!」
🖤「亮平行こ?」
💚「う、うん…。」
🖤「亮平、元気ない?」
そう言って僕のおでこを触った。
💚「…っ!」
🖤「顔赤いよ?大丈夫?」
いきなり近づいてくるからだよ…。
💚「大丈夫だから。ごめん、先行ってて。」
🖤「…?うん、じゃあ行くね。」
💚「ま、また学校で…。」
蓮くんが先に家を出て行った。
💚「…はぁ。」
顔が熱いのが良く分かる。
あの日以来蓮くんとまともに目を合わせて話すことができてない。
今も自分の心臓の音がうるさい。
最近はずっとこんな調子。
たっくんや照とは普通に話せるのに…。
何でだろう。
🖤サイド
🖤「あ、亮平おはよ。」
💚「お、おはよう…。」
あの日から数日。
あの後からずっと亮平の様子がおかしい。
目を合わせて話してくれないんだよね…。
俺なんかしたかなぁ。
なんかまずいこと言った?
🖤「あ、ヤバっもうでなきゃ!」
🖤「亮平行こ?」
💚「う、うん…。」
体調悪かったりするのかな?
ほら、亮平すぐ無理するし…。
🖤「亮平、元気ない?」
そう言っておでこに手を当てた。
💚「…っ!」
亮平の顔が赤くなっているのに気がついた。
🖤「顔赤いよ?大丈夫?」
熱でもあったらどうしよ。
💚「大丈夫だから。ごめん、先行ってて。」
🖤「…?うん、じゃあ行くね。」
💚「ま、また学校で…。」
う〜ん。
でも、グイグイ行くのも違う気がする…。
嫌われたら嫌だしなぁ。
大丈夫ってことで良いのかな…。
コメント
1件
早くふたりがお互いの気持ちに気づかないかなー🤭🤭