『朝日』
地球がこの星に落ちてきたのは、もう230年ほど前になる。
落ちてきた当初は地球人による侵略や、落下時の衝撃によって多大な犠牲が出たが、今は普通の幸せを手に入れられる世界となった。
さて、私は何者なのだろうか。
地球人とこの星の生命体が、愛しあい混じり合い、、、その結果、私が生まれた。
地球人にしては肌が青く長命で、手足の指の間に薄いながらも水掻きがある。しかし、この星の者にしてみれば歯が平らく、背が低く、病弱である。
私は何者なのだろうか。
2つの異なる生命体の文化が混合した世界で、交わることがなかった、交わることが許されなかった、愛が交わった末に生まれてしまった間違った存在だろうか。
ずっと明かりを感じることも、暖かさを感じることもないまま、この中途半端で醜い一生を送るのだろうか。
わかっている。それでも、密かに生を願う自分がいる。
全く嫌気が指す、、、
__サバフ・グニシ
コメント
2件
最後のがトルコ語って事?
トルコ語でどうぞ (特に勉強しているわけでは無いのでごめん)