「そういえば…日本が言っていた…チカテツ、?の通路に似ている…」
辺りを見渡した狼はポツリと呟く。
以前の会議の際、日本と世間話をしていて教えてもらったのだ。
「破壊は無理だな…進んでみるしかない…か。」
おそらくここが地下である以上、変な動きは死へ繋がりかねない。
咄嗟にそう考えた狼は、懐から出しかけたダガーから手を離した。
「…温度は高いわけでも低いわけでもない…生きてはいけそうだな。」
周りをキョロキョロしながら進み、場所の調査をする。
地下というのはあながち、間違いじゃないかもしれない。
「…呼吸の心配はいらなさそうだな。…ん、?」
喉に手を当てポツリと呟いた時、
目の端に映る鮮やかな黄色。
「…ごあん、ない。…何かのヒントか?」
黄色地に黒い字で書かれたご案内という文字。
「異変を見逃さない…見つけたら引き返す…見つからなければ引き返さない……」
「8番出口から、外に出ること?」
コメント
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うッッふ好き(( (´ཀ`) あ、てか誘拐するんか…マジかようちの野郎共は好きに誘拐してってくでせぇ(^з^)-☆
あ、ウル君はそっちからなんや(乗り場にいる人)
のりばの方もええで…^^))) あーー映画見たい!!見せてくれない!!!