テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#人間ドラマ
コメント
1件
お疲れさま、黒屋ムラサキさん!第4話読了したわ。 ソウル編、一気に舞台が韓国高校になって空気感変わったね。ヨヌの臆病っぷりとサムジの冷静さの対比が面白かった。給食でスッカラとチョッカラを左右同時に使うのは韓国ではマナー違反って豆知識もナイス。ビビンバに心の中で「最高っ!!」って叫ぶヨヌにほっこりしたよ。 最後、お化け屋敷みたいな博物館に向かう展開で次回が気になる〜。「血みどろ丙寅教獄博物館」って名前からしてただの博物館じゃなさそうだし…続き楽しみにしてる!🔥
第二節:ソウル編
それから翌日の朝になった。
舞台はソウル龍山区(ヨンサング)にある
ソウル歴史文化高校だった。
臆病なカン・ヨヌ(姜延雨)と冷静沈着な親友シンジャン・サムジ(神将三枝)に遅刻もせずに、ソウル歴史文化高校に通うのだった。
男子の制服は韓国特有のカラフルで私服のようなカジュアルさが際立つ特徴を持ち、女子の制服はまるでスタイリッシュで大人のようなシルエットでミニスカートの特徴だった。
ヨヌ「本当にハプチョンドン(合井洞)にある噂のピボムボク・ピョンイン・サオク(血みどろ丙寅教獄)博物館に行くんですか、サムジさん?!!怖いですよ!!お化け屋敷みたいな場所だって聞いたことありますし!!」
サムジ「ええ、どうしても気になってしまいましてね。だからついて来てくれますか?」とツカツカ歩きながら会話をしていた。
女子生徒A「相変わらずサムジ君はイケメンよね?」
女子生徒B「本当だよね?しかも整形してないんだって…」
女子生徒C「整形してなくてあの顔になれるの?絶対何かやってそうだけど…」
女子生徒D「日本人の若手俳優にいそうじゃない?」とジロジロサムジを見ていた。
ヨヌ「相変わらずモテモテですね、サムジさん?」
サムジ「そう言うの私は興味がないので全く気にしてもいませんね」と冷静に答えた。
ヨヌ「そう言えば、SNS見ました?東京フリーク区の外国人たちが上海に行ってウェンシェンって奴を倒したのを?」
サムジ「ええ、私たち韓国をSNSで『キムチ国家』呼ばわりした中国人男性ですか…
東京フリーク区で結成されたMAFMA(マフマ:THE MULTI ASIAN FREAKS MINORITY ARMY:複合型・アジアン・フリークス・マイノリティ・アーミー)に負けてますからね。しかもTと天野ムラクモって奴まで参戦したんですから」
ヨヌ「天野ムラクモって韓国人の若手俳優そっくりで和装着てた人ですね?あなたの私服だって古びた紫の韓服(ハンボク)だけど、それと似てません?」
サムジ「確かに私とは鏡写しですね。あとTって言う臆病なフリークもあなたそっくりですよ、ヨヌさん?」
ヨヌ「確かに…そう言えば、MAFMAのメンバーにも韓国人女性いますよね?名前は『ファン・ファジン(黄華仁)』…タンパを持ってる槍の使い手だったよな…私たちの中学の時にいた人ですか?」
サムジ「ええ、私たちは彼女と同じソウル江北(カンボク)中学校が一緒でしたから…なぜファジンが東京フリーク区に移住したのかはわかりません…」
ヨヌ「もしかしたら、学歴社会が嫌だったから?あまり目立つタイプじゃないし、人と関わるのが苦手な人でもあるから自由を手に入れたかったからでもありますかね…」
そう言って2人は教室に向かった。
その授業の雰囲気はヨンシクが通うプサンジンク・キリスト高校のような激しい学歴主義とは対照的にフラットでアットホームで快適だった。
教師も全員社会人経験が3年以上あることから、社会の現実についても生徒たちに教えることがあった。特に面白かった授業は選択科目の「世界史」と必須科目の「韓国史」だった。
授業が終わり、お昼の給食を食べていた。
お盆とお椀は全部鉄でできており、韓国特有の長い鉄のスッカラ(韓国語でスプーン)と鉄のチョッカラ(韓国語でスプーン)がお盆の右に置いてあった。
メニューはソルロンタンとビビンバ、副菜には白菜とツナの入ったナムルだった。
スッカラとチョッカラを左右同時に使ったり、日本と同じようにお椀を左手で持って食べることは韓国ではマナー違反とされているため、スッカラを使いたい時はチョッカラを右に置いてヨヌとサムジたち生徒は食べるのだった。
ビビンバは特に混ぜご飯のように色鮮やかな食べ物をご飯に混ぜて食べていた。
ヨヌの心の声「ビビンバ最高っ!!本当に大好きっ!!」と頬張った。
サムジの心の声「ナムルかぁ…給食には添加物の多い物は出さないですよね、流石に…」
その放課後ヨヌとサムジはタクシーを使って
ハプチョンドンまで30分かけて辿り着いた。
※韓国は日本と違ってタクシーのドアの開け方は自動ではなく、手動で行った。
もちろん道路は右側通行になっているので、
運転手は左側、助手席は右側だった。
つまり左ハンドル右側通行である。
無事にハプチョンドンに辿り着いた。
ヨヌは料金の150000ウォン(KRW)をカード決済で支払った。
※日本円で換算すると1万7000円程の金額だった。
タクシー運転手「あそこはお化け屋敷みたいな博物館だと聞くから無茶するんじゃないぞ若造たち」
ヨヌ「気をつけていきますね、おじさん。」
サムジ「行きましょうか、ヨヌさん?」
そう言って2人は博物館に向かった。