チュンチュン
スズメの鳴く声がする
そう認知した瞬間に僕は飛び起きた
大きく息を吸ってみんなに挨拶をする
「みんな!!!おはようー!!!!!」
「「「うっ」」」
唸ったのはまだ起きてなかった銀さん赤ちゃんブルーだ。
「先生朝からうるさいです」
銀さんが鼓膜を押さえながら言った
「すまない⭐️」
レッドを起こしてブラックの様子を見に行く
レッドは僕の大声でも起きなかったからだ。
「よく眠れるなぁ」
「確かに」
「ミスターレッドはお宝が好きだから、
ブルーゴニョゴニョ」
「わかりました先生」
「兄貴、ここに宝箱があるぞー!開けていいのか?」
「ダメだ弟!」
「あ、兄貴起きました」
「っち罠かよ」
「とりあえず揃ったね
ブラックの様子をみよう!」
「はーい」
レッドが気だるそうな声で返事した
保健室をノックして中に入る
「調子はどう?ブラック!」
ブラックはもう起きていた。
小さい頃からやっぱり早起きなのかな
「普通です」
「そう?あ、そういえば昨日の夜のこと覚えてる?」
僕がブラックの目を見ながら言う
「何かありましたか?」
ブラックはキョトンとした顔で見つめ返してくる
「、、ううん何もないよ」
昨日の夜のことを覚えてないのか
「じゃあ僕たちはもう戻るから」
「待ってください!」
「どうしたの?」
「私?もう帰りたいんですけど大丈夫ですか?」
僕たちは返事に困った。
確かに頭は治ったけど(そもそもいつものサバイバルの傷に比べたら浅かったし)
今のミスターブラックには帰る家がない。でもミスターブラックはそれを認知していない
これは言ったほうがいいかな?
困っていたら
「いいやまだだ」
バナナくんが答えた。
「なぜですか?」
「それは、まだ治っていない部分があるからだ」
「どこですか?」
「…心臓だ」
ちょいちょいちょいバナナくん!?
勝手にブラックを重い病気にしないで!
みんなもちょっと引いてるじゃん
僕は慌てて入った
「って言うのは冗談で、実は明日から学校にお泊まりなんだ!」
「でも私たちクラス違いますよね?」
確かに今のブラックの記憶なら僕たちは面識がない
、、、これは押すしかない
「いやでも君と同いどしだし、、、だめかな?」
「、、はぁ、まぁ父がいいと言うなら」
「ほんと!よかった〜」
よしこれでここにいる口実はできた。
あとは好みを聞いて、戻すだけだ
一安心だ。
そう思ってた、
さてみんなの準備が整ったところでミスターブラックに会いに行く
ちなみにレッドは僕の声で起きなかったから、ミスターマネーを近くに置いた。
そしたら、
「うわっうるせえ眩しい!」
コメント
1件
私もミスターブラック好き! 次楽しみにしてます!!