【番外編】
あれから翔太くんはサメ2体と常に寝床を共にしている。
ホラー映画の撮影中ということもあって、1人で寝るのが怖いのだとか。
俺が翔太くんの家に泊まりに行くたびに2体のサメはベットとクローゼットを行き来している。
先日とうとう、クローゼットから顔を出していることに気づいた翔太くんは、行為中にも関わらず顔を真っ赤にして、2体に謝るとそそくさと洋服を羽織った。
蓮 🖤 『えっちょっと翔太くん本気?まだ途中だけど?』
翔太💙 『教育に良くないぞ蓮!俺とした事が・・・なんてモノ見せてしまったんだ』
蓮 🖤 『勘弁してよ!ただのぬいぐるみだろ』
軽蔑の目で俺を睨みつけた翔太くんは、2体を連れてリビングのソファーに横になった。
蓮 🖤 『ねぇ翔太君、サメって視力悪いんだよ見えてない。』
翔太💙 『そうなのか?』
蓮 🖤 『だからねっ続きしようよ』
翔太💙 『でも、ジェームズとフォーカスをここには置いていけないだろ』
蓮 🖤 『何?誰と誰?』
とうとうサメに名前まで付ける始末だ。
蓮 🖤 『終わったら迎えにきてあげればいいだろう?』
俺は俺で翔太君を抱くのに必死だ。こんな中途半端な状態で終わらせるわけにはいかない。
蓮 🖤 『そうだ2人の尾ヒレにそれぞれ色違いのリボンを買ってあげよう。ブルーのリボンともう一つはブラックのリボン』
翔太💙 『ほんと!イイネきっと喜ぶよ。ありがと蓮』
蓮 🖤 『だからねっ続きしよう』
翔太💙 『わかった。2人とも大人しく待ってるんだぞ』
数日後、寝室にジェームズとフォーカス用のベットが用意された。
見えないとは言ってもやっぱり恥ずかしいからと、翔太くんは俺に抱かれている時、ジェームズとフォーカスが寝ているベットに大きめの布を被せた。
ベットが軋む音と翔太くんが艶やかに鳴く声が寝室に響き渡る。
後日、テレビでサメ特集を見ている際に聴覚が優れていると知った翔太くん・・・
寝室に横たわるジェームズ🖤とフォーカス💙は今お揃いのヘッドフォンをつけて布越しに主人の妖艶な姿を覗き見ている。
ふざけた番外編でごめんなさい🤣
どうせならと盛大にふざけてみました🤣🤣🤣