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8 - 第8話 孤爪研磨

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2024年04月18日

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研磨と付き合ったのは最近

付き合った今も特に前と変わらず過ごしていた


『🌸素材集め手伝って』

「おっけー、こっちのクエストやろー」


付き合ってからはほぼ通話を繋ぎっぱなし

お風呂と寝る前以外はずっと

他校だし話せないのが嫌なのかな?


「あ、研磨ごめん明日通話出来ないからー」

『……なんで?』

「幼なじみが家に来るんだよねー」

『男?』

「うん」


しばらく沈黙が続いたので少し焦る


「えっと、夜だったら通話できるかも」

『分かった。今日はもう寝るね』

「ぇ、おやすみー」


やばい機嫌損ねちゃったかもしれない、と思い焦るがゲームが始まり再集中する



次の日--



音駒高校の近くを通りかかったので研磨にLINEを入れてみる


“研磨今日部活?”って送るとすぐに既読が着いた


「……はや」


“部活ないよ。ゲームする?”って送られてくる

“ううん、音駒の近く通りかかったから居るかなって思っただけ”

“え?今いるの、どこ”

“校門近くー、なんかめっちゃ見られてる”


「🌸!」

「あ、研磨ごめんいきなり来ちゃって」

「大丈夫だけど、今日幼なじみ家に来るんじゃなかった?」

「来るよー、来るけどその前に久しぶりに研磨に会いたくなっちゃったー」

「……ぁ、そ、」


恥ずかしそうに首を掻く研磨が可愛い


「帰ろー」

「そうだね、どっか寄ってく?」

「うーんなんか食べたいかもー」

「コンビニ行こ」

「あり!」

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