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あかり
49
玲奈
95
あれ、ここどこだ。部屋か。
🩷「…あ、ごめん起こした?」
🖤「あれ、なんできょおもと、、」
🩷「部屋まで送った。あ、ほら水飲みな」
🖤「……」
力が入らない、蓋あかねーなぁ。
🩷「あぁほら、貸して、開けるから」
🖤「……以外に頼りになるじゃん、」
🩷「…俺も一応先輩だからね?笑」
……先輩。せんぱい、?
🖤「あのひ、なんで」
🖤「『一応先輩なんだけど。』って言ったの」
🩷「え…覚えてたの」
🩷「…お前が俺の事『赤ちゃんみたい』って」
🖤「…そうだっけ、」
🩷「俺のが年上だしさ」
まだ視界も脳もハッキリしない中で、
京本の声が近付いたのだけはわかった
🩷「て言うか、俺の事そういう風にしか
見てないでしょ?」
🩷「…北斗こそ、寝顔可愛いし。」
ポソッと零した言葉。それは不覚にも俺の耳に届いた。
いや、届いてしまった、が正しいのか。
顔が一気に熱くなる。頭が冴える。
🖤「………え。」
🩷「…ん?笑」
まだ寝惚けてると思っているのか、
優しく微笑みかける京本
🩷「後輩、だけどさ、可愛くって。好きだよ」
綺麗な手が俺の頭を優しく撫でる。
その顔は綺麗だが、とても格好良く…。
いやいやいやいや。え。なにこれ。
🖤「…京本、俺の事、」
🩷「…好きだよ?。」
🖤「え、いやいやいや…それは」
🩷「男として。だけど」
🖤「……」
🩷「顔、赤いな。笑」
🖤「ちょっ、まって」
顔から火が出そうだ。
必死に顔を隠しながら、距離を取ろうと後ずさる。
逃がすまいと、その綺麗な手は俺の腕を掴む。
🩷「…顔。見たい。」
🩷「可愛い顔。俺に見せて欲しい。」
追い打ちをかけるように、そう投げかけられる。
そっと顔から手を離す。
🩷「…北斗。」
名前を呼ばれながら頭を撫でられた。
すると不意に顔を近づけられる。
目をきゅっと瞑る。ふわっと香る、京本の香り。
脳内には煩いくらいに自分の鼓動が響く。
コメント
1件
いやあ、第3話、めちゃくちゃ良かったです…!「一応先輩なんだけど」という過去の一言が、まさかああいう形で回収されるとは。酔った勢いの告白シーン、距離感の描き方が絶妙でしたね。京本が「可愛い顔を見せて」って追い詰めるところと、北斗の「え…」って固まるギャップにやられました。好きだよ、を三度も重ねる台詞回しが効いてて、ドキドキが止まらなかった。続きが気になりすぎます…!