怪物

優木海は

試験の会場に着いた。

刑事になりたい。

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三時間後、

部屋に帰宅した。

暇なら又あの屋敷に行った。

立ち入り禁止の杭があった。

お化け屋敷になりつつ、

♪♪♪～♪♪

ん？…何処から音色が聞こえた。

ガタガタ、

止んだ…

誰かいますか？…

懐中電灯を持ち、

シーンと静まった。

鳥肌が立った…

香水の香がした…

パタパタ…

何かいる…

腰のランプをつけた。

四方八方を照らした。

二度見した。

髪の長い女性が佇んでた。

君？…

変事しろ？…

ごめんなさい…警察の人なの？…

スタンドのランプが付いた。

家出人か？…

帰ろ？…

嫌だ！…帰りたくない！…

お化け屋敷でもここがいい！…

僕の部屋は？

お風呂あるの？…

あるよ。温かいご飯食べようか？…

うん笑っ

ランドセル？…鞄？

持ったけど重い…

ニャン…

猫か？…

ダメ？…

良いよ。おじさんと行こうか？…

お兄さんでしょ？…

外に出たら。

綺麗な顔をしてたが痣があった。

事情話してくれる？…

お母さんがご飯あまり食べたらダメだとか、動物嫌いだから嫌だって叩かれた…

私行くところもないから…ここが空き家になってたから。

毛布、

この子虐待されてたのか？…

もう帰らないよ…

寝てた隙に警察についた。

如月刑事いますか？…

誰の子だ？…

三上家に住み着いてた。

気がかりな事があって行ったら女の子がいました。

話して？…

警部？、

木戸警部に敬礼した。

ご苦労様です！…

優木君か？…試験どうだった？…

まあ何とかなります笑っ発表明後日ですが

ここどこ？…

警察だよ。

おじさん達？刑事さん？笑っ始めてみた。

帰せよ？…

お疲れ様でした。

身体を観たら痣だらけだ…

なんで警察に来れなかった？…

来たことない。お母さんに又叩かれるって…

優木？。お前の部屋、

良いですよ。警部に言わないでください。

言えない。言わないよ。

家庭裁判所だな…

ややこしいのですか？…

子供の教育体制、

施設に預けられる…親が何て言うかだ…

直せたら家に帰れるが…

残酷すぎませんか？…

もう少し預かってくれるか？…

構いませんよ。

それに…猫もいます…

部屋飼えるのか？…

大丈夫ですよ。

ペットショップで

猫砂、トイレ、

キャットフード、

俺達の餌、

入りなさい。、

静かに入った。

二人と一匹の共同生活になりつつ、

レトルトカレーだけど

美味しいね笑っ

名前は？

瑠莉、沢田瑠莉ちゃん

来年中学生になるとは…

この子の親って何してるんだ？…

風呂入りなさい。

鞄に住所、沢田涼真？…

TELも書いてあった。

中を調べたら、

母親と写ってる写真があった。

優しい顔をしてても心がむしばんでるのか…

お兄さんありがとうございました。

ゆっくり入ったか？笑っ

冷蔵庫からオレンジジュースを出してくれた。

はい。

ありがとうございます笑っ

テレビ見てなさい。誰がきても出たら駄目だよ。

はい！。

回りを観て、

ゴクゴク、

グラスを割った。

お風呂から上がってきたお兄さんの顔を観て

どうした？…

なんでもない…グラス落としちゃった…ごめんなさい…

踏むな！…

危ないだろ！…

泣いてた瑠莉ちゃんがお兄さんごめんなさい…

虐待されてたって嘘だから…

でも帰りたくない…

お母さん他の男の人が連れてきてた。そのお兄さんにやられたのよ。

ほんとか？…嘘じゃないのか？…

ほんとだよ！…嘘じゃない…信じて？お兄さん～！

2人で布団に寝た寝れなかった。

モソモソしながら、

瑠莉ちゃん～

お兄さんも性欲あるよね笑っ

してあげる。

…なんだ？この娘は？…親よりこの娘がその気があるのか？…

俺はリビングに寝てた。

あーんあーんお兄さんごめんなさい…

いい加減にしなさい。

近所迷惑になる…

着替えなさい…

警察に行くから、

夜中だよ…ごめんなさい…

ごめんなさい…ごめんなさい…もうしないから…

いいか？…君は小学生だよな？…

そのお兄さんに暴力されたのか？…

コクンと頷いた。

最低な男だな…

朝方、寝てた俺と瑠莉ちゃんが寝息立ててた

無邪気な顔して子供は悪魔と同じだ…

起きた。

おはようございます…

おはよう顔を洗いな？…

はい！…

外から皆の声が聞こえた。

優木～！起きてるか？…

如月刑事か？小牧刑事か？

開けたら小室刑事…

その子渡せ！

何故？…

セクハラ受けた両親が病院に入った！…

あの娘を観た。

ウフフ…

ナイフがキラリと光った！…

お兄さん笑っ

めがけてきた娘を押さえつけ、

小室刑事！

入って来てー！！

バタバタ！

おいで？…瑠莉ちゃん、

嫌だ！…お兄さんが良いよ～！

もうしないから…一緒にいて欲しい！…お父さん、お母さんが小さい頃から傍にいなかった…お兄ちゃん、妹もいない私寂しかった～！

警察やだよ！…

小室刑事…

やっと聞けたな…お父さんとお母さんにあって欲しい？…

おいで、

瑠莉ちゃん、

お兄ちゃん～笑っ

優木？行けれいるか？…

はい…

制服を着た。

あれ？…優木？。

はい？、刑事になっただろ？…

まだ明日の結果見ないと…

スーツ姿になった。

似合うな笑っ

ありがとうございます！

瑠莉ちゃんお兄ちゃんが刑事になったら。励ましに来いよ笑っ

え？お兄ちゃん刑事じゃなかったの…

僕は警官だよ…結果待ちだ。

なったら私お嫁さんになりたいよ？…

小室刑事が歳の差が違いすぎるだろ…

パトカーと自家用車で向かった。

お兄ちゃんと最後のドライブ…

又するつまりだ駄目か？…

駄目じゃないかも…

ハンカチで顔を吹いた…

目頭が熱く感じた。

降りた俺と瑠莉ちゃん、

しゃがみ込み。

いいか？…又会える時まで病院に通うようにな？…

コクンと頷いた。。

瑠莉～笑っ

お父さん…お母さん…

瑠莉ね病院に通うから…来年中学生に行きたい！

刑事…さん？…

沢田涼真さん笑っ

優木…が刑事…？

お久しぶりです笑っ

あなた…

俺と同級生だったよ…ありがとうございました。

理恵。

御迷惑おかけしました。頭を下げたお母さん…

亡くなったこずえさんに似てた…

かくまった罪は？…

警察からの指示だったよな？

はい！警察ですが。

優木海さんはどちらの交番にいますか？…

ちょっとお待ちください！…優木ー会場からの通知が来てる。

え？電話ですか？…

変われ。

もしもし？…変わりましたが優木海。

合格発表出ましたからあなた、優木海さん合格しましたよ！、

今何時？。

もう10時過ぎた笑っ

え？…

優木ーおめでとう！…

本部に行けよ笑っ

はい！ありがとうございました。

沢田涼真と同級生だってな？…

あの娘の人生これからですね。

愛情濃さがなくなってたのか…

子供は悪魔でもモンスターでもない。知識があれば寂しさと人恋しさが恋しくなる年頃だ！

そうですよね。

本部に行ってきます！。

気をつけろよ！

はい！。