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「では.さようなら〜」
やっと一日が終わっと思うと体が軽く感じた。隣のクラスの碧を待つ時間はそう長くは感じなかった。
「ごめんね!待った?」
心配そうな声で碧が言った。
「大丈夫だよ」
「そっかー良かった!」
碧とはいつもどうりの会話をしていた。
楽しい時間はすぐに過ぎ去る。
碧との分かれ道が近づいてくる
「あ.隼飛はこっちだよね。また明日ね!」
「うん。また明日」
家に帰りたくない。そんなことで頭がぐるぐるしておかしくなりそうだった。
ふと.碧の方を振り返っていた。
そこには.可愛いうさぎのキンホルダーが落ちていた。それを拾うと碧に言った。
「これ.碧の?」
碧の顔は青ざめていた。
「あ、ありがとね。隼飛」
苦笑いをしながらそれを受け取って言った。
「これ.妹のなんだ〜妹が間違えて入れたみたい」
碧に妹がいることが初耳だった。
でもあまり不思議には思わなかった。