タイトル『 ただいま 』
妄想100%のお話
本人様と関連付けしないで下さい。
主に出てくる人⇒成瀬、らだお
R18では無いです
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あるChillタイム中1本の電話がかかってきた
プルルルルル
はいもしもし?
聞いた事のない声だ
歪んで車が動かなくなったからインパウンドして欲しいという話だった
すぐに向かおうと成瀬に伝えると、俺も行くと言ったので一緒に車に乗る
現地に着くと、誰もおらず車も無かった
解決してしまったのかと思い、現場から離れようとした
バーンッッ
あ…れ
頭が痛い
いつものダウンとは違う
なんだ…これ
成瀬が顔を真っ青にしてなにか喋っている
心配しないでと思い手を動かそうとするが何故か動く気配は無い
段々意識が朦朧としてきて強い眠気が襲ってきた
これはまずいと思って、成瀬の頬に顔を近づける
成瀬は俺に気づいたのか俺の顔近くまで耳を寄せてくる
俺は全ての力を振り絞って耳元で言う
『 』
その言葉と同時に俺は目をつぶる
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俺は今、らだおの車の中にいる
電話でインパウンドを頼まれたらしくその現場に向かっている最中だ。
この後はらだおと2人で遊園地に行くんだ
いいだろ?
そうやって遊園地で何をするか考えているうちに現場についた
周りには人影もなく、車もなかった
これは怪しいと思い、銃を構える
なんだアイツ
早くらだおに伝えないと
そう思った時には遅かった
バーンッッ
目の前にいたらだおがこちらに倒れてくる
らだおを抱え、逃げていく犯人を殺す
大丈夫か?と声をかけるも聞こえていないのか、返事を返さない
これはまずいと救急隊をよぶ
頭からはすごい量の血とらだおの真っ青とした顔が見える。
そこを通りかかったのか、ゆちゃめろでぃとIrisの人たちがいた
中には指名手配のやつらもいたが今はそれどころでは無い
ゆちゃに声をかけ、必死にらだおの頭から流れてくる血を止める
だか、血は止まらなく、個人医のゆちゃでさえ、治療ができなかった
ゆちゃ:どうして…
ゆちゃ:なんで血が止まらないの…
既にその時にはらだおの心臓の音は聞こえなく、息もしていなかった
成瀬:俺があの笑顔を守るって決めたのに
成瀬:お前が死んだら俺どうしたらいいんだよ
そうやってらだおに言っても彼は目を覚まさない
救急隊が来たのか、その音と同時に俺の意識が飛んだ
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目を覚ませばそこは病院だった
辺りを見渡せば鳥野が驚いた顔をしていた
俺はどうしてここにと思い記憶を戻す
ゔッ…おえッッ…
辛い…俺の大切な人が目の前で消えてしまったのだから
鳥野は背中をさすってくる
もういやだ
らだおのいない世界だなんて
俺は生きていけない
このまま死んでしまおうか
そう思った時あの言葉を思い出した
『会いに行くから』
らだおが最後に俺に向けて伝えてくれた言葉
俺がここで死んでしまったららだおが戻ってきた時に寂しい思いをしてしまう
そう思い俺は生きると決めた
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数日後
らだおのお葬式だった
たくさんの人々が涙を流した
ギャングも犯罪をしていなければ市民という考えのらだおだからこそギャングも市民も集まっていた
らだおを殺した犯人は既に殺されていて
誰に殺されたかは聞かないことにした
市長が決め、らだおのお墓はレギオン近くに作られた
市長が警察署にやってきた時、犯人が持っていた銃はこの街の拳銃ではないことが判明した
だからあのとき止血をしても止まらなかったのだと思った
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彼を待つと決めたのにもういいんじゃないかとたまに海に飛び込もうかと考えてしまうことがある
だかいつも大型の通知がきてそれを否定される
今日こそと遊園地の奥に行く
そこには見慣れた顔をした人が
人がいるから帰ろうかと足を後ろに
???:なるせ
なんでこいつが俺の名前を知ってるんだ…?
???:忘れちゃった?俺の事
懐かしい声がする
どうしてお前がここにいる
ああ、帰ってきたのか
成瀬:らだお!!!
俺はらだおにだきつく
らだおは笑いながら俺を抱きしめてくる
会えてよかった
このまま会えないと思ったと思いながら涙を流す
らだおが口を開く
『ただいま 』
俺はニコリと笑い、
『おかえり!』
そういうとらだおは嬉しそうにする
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