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設定¦吸血鬼パロ
💛🖤···▸吸血 ❤️···▸人間
※ ご本人様には一切関係ございません。
⚠︎︎吸血シーンあり⚠︎︎
苦手な方はスクロール❌
お好きな方は是非ご覧下さい。
↓↓↓
[7話]
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宮舘side
宮舘はまるで違う世界に足を踏み入れた。
ここでは祭りの雰囲気を残したまま、
人物や屋台だけがまるで別世界だった。
屋台には見たことの無い食べ物がズラリと並んでいた。
化け物たちはそれを食べて、笑って、また歩き出す。
❤️ 「……っ」
そこで宮舘は気づいた。
横を通り過ぎる化け物たちは皆んな、足を止めて自分をじっと見つめている。
全ての目線が宮舘に吸い寄せられていく。
まるで見せ物のようだ。
宮舘は怖くなって、咄嗟に目を合わせないように俯いた。
すると───。
💛 「おい、こっち見んな」
🖤 「本当に。変な目で見ないでくれる?」
後ろを歩く宮舘を、二人は素早く自分たちの間に移動させた。
そして、冷たい目で周囲を睨みつけた。
化け物たちは怖気ついたように散っていく。
❤️ (……守ってくれてる、?)
🖤 「あっち行こ」
❤️ 「…」
握ってくれてる目黒の手は、
冷たい筈なのに今はどこか温かく感じた。
───────────
────────
ーー屋台。
しばらく三人で歩いていたら、
目の前の屋台から甘い匂いがしてくる。
最初にその屋台駆け寄ったのは、岩本だった。
💛 「わたあめ……!」
岩本がキラキラした瞳で”わたあめ”を眺める。
❤️ 「…あ、これは知ってる、」
💛 「食べる?」
❤️ 「……じゃあ、食べます」
買ってきたわたあめを二つ手にして、岩本は上機嫌で戻ってくる。
「はい」と宮舘に片方を差し出した。
それを受け取る。
❤️ 「…」
じーっと観察する様にわたあめを見る。
🖤 「毒は入ってないよ?」
❤️ 「……あ、ごめんなさい、」
はっとして宮舘は恐る恐るわたあめを口に運んだ。
甘い香りと、ふわふわな感触に包まれる。
💛 「おいしい…!」
🖤 「本当に好きだね、甘い物」
❤️ 「確かに美味しいですね…」
宮舘の表情が少し和らぐ。
それを見て、二人は安心したように微笑んだ。
宮舘は夢中でわたあめを食べ進める。
🖤 「ねぇ、ちょっと頂戴?」
❤️ 「ん? いいですよ」
そう言ってわたあめを目黒に差し出す。
🖤 「あぁ、そうじゃなくて……」
一歩近づく。
徐々に縮まる距離。
宮舘は思わず固まってしまう。
すると。
目黒の指先が露出された鎖骨で止まる。
🖤 「俺はこっちがいいな」
❤️ 「…..っ、!」
目黒の目線の先には、
浴衣の胸元から伸びる白い首筋───。
💛 「おい、ストップ」
🖤 「え?まだ何もしてないのに?」
💛 「するつもりだっただろ」
🖤 「………どの口が、笑」
❤️ (???)
────────────
────────
ーー金魚すくい。
赤、白、黒。
色とりどりな金魚たちは優雅に水中を泳いでいた。
❤️ 「あっ……」
チャポンッと水が弾ける。
ポイの上にいた金魚が水面に戻って行った。
宮舘は何とも言えない表情を浮かべる。
❤️ 「もうちょっとだったのにな」
真っ赤な体の綺麗な金魚を見つめて、
残念そうに眉を下げた。
すると。
そんな宮舘を見守っていた二人が───
💛 「俺がとってあげる」
🖤 「いや、俺がとるよ」
❤️ 「…え?」
顔を上げる。
岩本と目黒はポイを1つずつ受け取った。
宮舘を挟む形でしゃがみ込むと、
二人は宮舘が欲しがっていた赤い金魚に狙いを定めた。
💛 「あ。いたっ」
🖤 「ほんとだ」
二人は同時にポイを水面に侵入させた。
二つのポイが、一匹の金魚を追いかける。
あと少し───。
そう思った瞬間。
パシャッ。
二人のポイがぶつかって、水面で敗れる。
💛 「……」
🖤 「……」
破れたポイを見つめて固まる二人。
すると、すぐに岩本が怒ったように眉を寄せて。
目黒が不満そうに言い返して。
それでも狙ってたあの金魚は、
何も無かったかのように泳いでいる。
その光景が、なんだかおかしくて。
❤️ 「ふっ……」
宮舘の口から、小さな笑い声が漏れる。
💛 「…?」
🖤 「どうしたの、急に笑って…」
急に笑い出す宮舘を不思議に思って、目黒は顔を覗き込む。
❤️ 「……だって」
❤️ 「二人とも、子供みたいだから」
へにょ、と八の字に下がった眉。
───かわいい。
口に出さなくても分かるくらい、二人の表情がそう言っていた。
普段、怖がるばかりで全然笑わない宮舘が
自分たちのお陰で笑顔になった。
その事実が、金魚なんかどうでも良くなるくらい嬉しくて。
思わず、二人も笑ってしまう。
💛 「…今日は引き分け?」
🖤 「みたいだね」
────────────
────────
ーー数時間後。
どれだけ歩いても、
祭りは終わる気配がなかった。
前にも後ろにも、
ずっと続く屋台、提灯、人混み(?) 。
そんな中、さっきまでは二人の間で歩いていた宮舘に異変が。
歩く速度が落ちて、
今では二人の後ろを歩いていた。
段々と狭くなる歩幅。
心做しか口数も減ってきた。
それは───
❤️ (…痛いっ……)
足先に痛みを感じて、宮舘は足を止めた。
足元に視線を落とす。
履きなれていない下駄で長時間移動しているせいか、指の間が擦れて赤くなっている。
❤️ 「…」
❤️ (まぁ、大丈夫か)
そう思って再び歩き出そうと前を向く。
すると───
💛 「足、大丈夫?」
岩本は振り返って優しく声をかけた。
❤️ 「…大丈夫ですよ、」
🖤 「嘘つかないで」
いつもより低い声。
宮舘の表情から笑顔が消える。
すると。
目黒は宮舘の手を引いて、
人気の少ない屋台の裏手へ向かった。
近くにあったベンチに宮舘を座らせる。
🖤 「……赤くなってる、痛い?」
下駄を脱がせて、宮舘の足先を診る。
❤️ 「ちょっとだけです」
💛 「いや、絆創膏もらってくるよ」
❤️ 「それくらい自分で…」
💛 「駄目。すぐ戻るから」
❤️ 「………ありがとうございます」
宮舘は申し訳なさそうにして頷いた。
岩本はすぐ人混みの中に消えていく。
その背中を見えなくなるまで見つめていた。
そして。
静かになった。
あっち側はあんな賑やかなのに。
❤️ 「……静かですね」
🖤 「うん。そうだね」
短い返事。
それ以上に会話は無い。
残された二人の間に沈黙が落ちる。
すると。
前にしゃがんでいる目黒が口を開いた。
🖤 「……血の匂い、すごいする」
❤️ 「えっ、?」
空気が止まったような気がした。
宮舘の身体が、僅かに強張る。
目黒は静かに息を吐いた。
🖤 「岩本くんには、吸われたんでしょ?」
❤️ 「……っ!」
宮舘は咄嗟に、岩本に噛まれた腰を隠すように手を移動させた。
それを見て、目黒の表情が一変する。
🖤 「……ふーん」
🖤 「俺だって欲しいんだけど?」
❤️ 「…っ」
目黒は真っ直ぐ、黒い瞳で宮舘を見上げる。
その瞳に吸い寄せられてしまいそうで、
宮舘は慌てて目を逸らす。
でも、目黒はもう止まらなかった。
足首あたりまで伸びる浴衣の裾を、
ゆっくり捲り上げていく。
❤️ 「え、ちょっと……!」
🖤 「動かないで」
───ピタッ。
目黒の一言で、身体が石のように固まった。
まるで金縛りのような。
不気味な感覚に襲われる。
❤️ 「………ッ、、っ!?」
混乱するのは脳と、表情のみ。
段々と晒されていく雪のように白い太もも。
宮舘はただそれを見ることしか出来なかった。
あとは大人しく目黒を受け入れてしまう。
🖤 「ごめんね」
次の瞬間───。
太ももに激痛が走る。
宮舘は思わず、ぎゅっと目を閉じた。
はっきりと聞こえてくる吸血される音。
血を吸われてる感覚が身体に響く。
❤️ 「んぁあ、っ、……!?」
痛みと快感の混ざった感覚に宮舘は声を我慢出来なくなる。
何回やられても慣れない感覚。
宮舘は抵抗したくても、身体が動かないせいで完全にされるがまま。
❤️ 「……っぁ、」
深く突き刺さった牙がやっと離れた。
その瞬間。
金縛りは解けて、全身の力が抜ける。
❤️ 「……っ、いった…」
溢れ出る血は太ももを伝って、地面に落ちていく。
目黒の洋服にも滲んで、赤いシミを作る。
🖤 「…」
目黒は血の滲む傷口に、顔を寄せた。
そして、噛み跡をなぞるように舐めとっていく。
宮舘はその感触に身震いする。
❤️ 「っ……やめて…」
🖤 「あ、ごめん」
🖤 「でも思ったより傷口が深くなったから」
🖤 「血はもう止まったでしょ」
❤️ 「……そういう問題じゃない」
目黒を睨み付けた後、
宮舘はすぐに浴衣を下ろす。
幸い着ている浴衣に血は付いていなかった。
🖤 「岩本くんには内緒だよ?」
そう言うと、
目黒は宮舘の頬にキスを落とした。
❤️ 「……っ」
❤️ 「本当に……変な人ですね」
真っ赤に染った頬に隠すように、
宮舘は無意識で俯いた。
────────────
────────
💛 「絆創膏もらってきたよ」
少し時間が経てば、岩本は絆創膏を持って二人の元へ帰ってきた。
すると。
残った二人を見て、岩本の動きが止まった。
💛 「……」
ベンチに座る宮舘。
頬は分かりやすいほど真っ赤。
その隣に座る目黒は、妙に上機嫌だ。
💛 「お前、なんかしただろ」
🖤 「別になにもしてないよ?」
🖤 「そうだよね?」
隣に座る宮舘に委ねる。
宮舘はボーっと向こうの暗闇を見る。
そして、「はい」と小さく頷いた。
でもやはりその顔は赤くて全然説得力がない。
💛 「変なことすんなよ」
🖤 「してないよ〜」
❤️ 「……」
疑うような視線を目黒に送る岩本。
完全に知らん顔する目黒。
宮舘は何も言えないまま───
ただ向こうの祭りの音を聞いていた。
❤️ (……やっぱりおかしいかな)
ここが人間の世界じゃなくて、
自分は支配される側の人材で、
食べられるかもしれない状況なのに。
❤️ (なんか、楽しいのって……)
───嫌じゃなかった。
今、ここで息をしてる事実が。
いつものように二人が小競り合いして、
自分を挟んで、笑って、怒って、喧嘩して。
時々怖くて、でもちゃんと優しくて。
それに慣れてしまった宮舘は、
もう───
人間の世界にいる時の自分を完全に忘れてしまっていた。
💛 「これでもう痛くない?」
❤️ 「はい。ありがとうございます」
手当してもらって、宮舘はすっかりさっきの調子を取り戻した。
すると。
🖤 「あ、もうちょっとで花火始まるかも」
💛 「じゃあそれまでまた色々回ろっか」
❤️ 「はい」
三人は再び肩を並べ、
夜の祭りへと歩き出した───。
つづく。
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コメント
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好きーーー😍😍😍 ❤️を取り合う🖤と💛とか…! ❤️右強火としてはたまらん設定で好き過ぎます(*´艸`*) お祭りの雰囲気も良きでずっと見てたいです!! 続きも楽しみにしてますね🥰
うふふ…🖤❤️💛←並んでお祭デート…うふふふ… こっそり見えないところ吸血しちゃうのも良きっ♡太腿とかエロスやん♡さすが🖤♡♡ この世界観ホント好きです〜♡ ❤️、ここで3人で暮らしていつまでも🖤💛に取り合いされてくれ!!