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佐「阿部ちゃ〜ん!今日は佐久間さんが来たよ〜!!」
阿「佐久間!いつもありがと、」
佐「それにしても蓮は毎日居るなぁ…、」
目「まぁ彼氏ですからね、」
佐「佐久間さんも毎日来ちゃおうかな!」
目「うるさくなるので、ごめんなさい笑、」
佐「蓮がいじめた〜、阿部ちゃーん!!」
阿「こら、蓮、佐久間いじめちゃ駄目でしょ、」
目「…俺の亮平だもん…、」
阿「…///」
…
深「阿部ちゃん、元気?わら」
阿「いつも通りだよ、」
深「阿部ちゃん暇だろうから数独の問題集買ってきた!わら」
阿「何で数独笑?まぁありがとう笑、」
…
宮「阿部、ライブのここの演出なんだけどさ…、」
阿「…こうだったら上手くいくかな?」
宮「良いかも、ありがと、」
阿「いえいえ、」
こんな感じで毎日(蓮は仕事終わりに毎日来るので除いて)メンバーの誰かがお見舞いに来てくれる。基本ベッドの上で点滴をしているだけだし、症状が出なければその日は大分楽なので暇。他愛も無い話やライブの相談など、少しでもメンバーと話せると気が紛らわせるからありがたい。
俺が病気であるという事ももう世の中には知れ渡っていて、公表した最初はライブに出てほしい、という声も多く挙がっていた。
その声に応えたい、自分はライブに出れない、という現実がだんだんと実感になってきて、少し寂しくなる時がある。
でもメンバーは頑張ってるからこの気持ちは俺だけの秘密。
俺もライブの相談に乗り続けて、とうとうデビュー日、つまりライブ前日。この日はメンバー全員23時くらいに病室に集合した。
阿「今日は全員集合?大丈夫?明日ライブでしょ?」
深「まぁまぁ、良いじゃん、わら」
SnowMan皆で思い出語ったりして、とうとう0時を回った。
岩「SnowMan、5周年おめでとう!」
阿以外「「おめでとう!」」
阿「えっ?」
急に照が言い出したと思ったら、待ってましたと言わんばかりに口々におめでとうっていうメンバー。
目「ほら、亮平も。おめでとう、」
阿「おめ、でとう?」
状況が掴めなくて疑問形になってしまった。
阿「どゆ、事?」
渡「そのままだろ、SnowMan5周年だよ。今日は。」
阿「何で、ここで?明日ライブでしょ?寝るべきでしょ、」
岩「阿部もSnowManだろ。1人だけ言えないとか、最悪じゃん。」
向「今日ずっとこれ狙っとったんやで!」
阿「嘘…、泣」
岩「ライブに立てなくても、SnowManは9人だから。」
阿「あり、がと、う…泣」
向「後な、阿部ちゃん、もう1つサプライズがあんねん!」
阿「…?」
目「はい、亮平。」
蓮から渡されたのはタブレット端末。
阿「何で、タブレット?」
目「実は亮平の私服を取りに帰った時、見つけちゃったんだよね。」
阿「俺のタブレット、これじゃないよ?」
目「いや、それじゃなくて、」
目「したい事リスト?みたいなの、」
阿「あ…、」
確かに家に置いてたな、でも実はこの1年間結構充実してて、ZIPのパーソナリティも、取材ではあるけど、オリンピックも見に行けたんだよね…、
目「その中に、SnowMan全員で5周年を迎える、って書いたよね?」
阿「書いたけど…、」
阿「でもそれは今、叶えてくれたでしょ?」
目「そうだけど…、本当に亮平がしたかったのはステージに一緒に立つ事でしょ?…俺は、隣で見てきたから…、亮平のその願いをどうしても叶えたいの。」
阿「…。」
目「だからね、メンバーに相談したんだ、」
目「明日のライブ、そのタブレットで繋いで配信で登場して欲しい。」
阿「…えっ?」
目「勿論、先生にも相談したし、うるさくならないように明日だけ部屋を変えてもらうとか、ちゃんと対策を練った上で…だけど。」
阿「…良いの?」
目「良いに決まってるでしょ、SnowManは9人なんだから、」
阿目以外「「勿論。」」
阿「何から何まで…、ありがとう、」
目「ライブ、一緒に立ってくれる?」
阿「勿論っ!!泣」
ラ「そうと決まれば、明日のために寝よーっと。」
阿「そうだよ、明日ライブでしょ?早く帰って寝なよ笑。」
目「あ、言い忘れてた。今日、皆泊まるから。」
阿「え、泊まんの?」
深「許可取っちゃった、わら」
佐「皆でお泊まり〜!!」
岩「ほら、明日ライブだぞ。早く寝ろ、」
阿目以外「「阿部(ちゃん)おやすみ、」」
阿「おやすみ、」
目「亮平、おやすみ。」
チュッ
阿目以外「「きゃ〜///」」
阿「おや、すみ…、///」
朝起きて、タブレットの使い方だけ教え込まれて、メンバーはライブに向かった。
結構蓮は最後まで俺の傍を離れようとはしなかったけど、何とか照と舘様に引き剥がしてもらった。
俺の夢の為にここまでしてくれる良いメンバーを持ったな、と思った。
コメント
1件

良かったね。 画面越しでもライブに参加できそうで 後はドナー待ちかな。