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ある日の朝 蛙人が
いつものように
散歩を していると
人々の 悲鳴が聞こえてきた
急いで駆け付けると 暴れ回る
ショッカー戦闘員達の姿が見える
沼野蛙人「…」
瞳が白く光ると同時に空手の構えをとる
沼野蛙人「変身!」
蛙人がフロッグオルフェノクに変身し
ショッカー戦闘員達に立ち向かう
ショッカー戦闘員
「イーッ!イーッ!」
攻撃してきたフロッグオルフェノクを
“敵”と認識した ショッカー戦闘員達が
一斉に襲いかかり激しい格闘戦が開始される
だがここでフロッグオルフェノクは
違和感を感じた 相手はあくまでも戦闘員
にも 関わらず一体一体の 戦闘力と
格闘能力があまりにも高すぎるのだ
フロッグオルフェノク
「これはいったい…」
そこへ
?「ハッハッハッハッ!」
不気味な笑い声と共に
奇怪な老人が現れる
死神博士
「わしはショッカー大幹部の一人
死神博士!なぜそいつら戦闘員が
これほどまでに強いのか教えてやろう!」
死神博士
「我々ショッカーは 歴代怪人共を
蘇らせ潜在能力を 極限まで引き出した !」
死神博士
「戦闘員共や量産型と呼ばれる奴らは 全員今の
仮面ライダー1号と同じスペックにしてある!」
死神博士
「そんな奴らが集団で
襲ってきたらどうなるかな…?」
フロッグ「…」
フロッグオルフェノク
(今の言葉が本当ならこれは…)
死神博士の言葉を聞いた
フロッグオルフェノクは 自分が
置かれた状況のまずさに固まる
そこへショッカー戦闘員達が
パンチやキックを
立て続けに浴びせる
死神博士
「ハッハッハッハッ!
せいぜい苦しむが良い!」
高みの見物をしていた
死神博士が 高笑いと共に立ち去る
フロッグオルフェノク「ぐっ…!」
後を追おうとする
フロッグオルフェノクだが
ショッカー戦闘員達に
羽交い締めにされている
ため そんな余裕は無く
パンチやキックなどの
格闘術で必死に応戦するが
戦闘力だけでなく
タフネスまでもが
強化されているせいで
一体 殺(たお)すのに
かなり時間が かかってしまう
格闘する事 数時間 ようやく
戦闘が終わる ため息をつく
フロッグオルフェノクの
周囲は 血みどろに なった
ショッカー戦闘員達の
死体で溢れていた
フロッグオルフェノク「…」
フロッグオルフェノクが
変身を解除し沼野蛙人に戻る
沼野蛙人「ふう…」
蛙人がネクタイを緩める
ついに本格的に幕を開けた
フロッグオルフェノクとショッカーの闘い
邪悪な野望を打ち砕く事は出来るのか…