テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ぺ「…あ、うん。」
もう十はいっているとは思うがそれにしては拙い発音だった。
多分辛すぎて。
青い人「ッーーーー!」
その青い人は俺の前で泣き崩れた。
なぜか大丈夫だよって言ってあげたくて
ぺ「ぁー」
青い人「!ぺんちゃん?!」
でもそう言う青い人の顔が残るようにして俺は意識を失った。
ぺ「う〜ぅん」
薄らと起き始める。
いつもは黒和が起こしてくれるんだけどな…。
そうやってちょとずつ
あ、天羽もいつもは隣で寝てて…んで起こしてあげて…。
ちょっとずつ
あれ?いつものベッドじゃない…。
ちょっとずつ
ぺ「 あ 」
思い出した。
天羽と黒和の輪と瞳が崩れていって…
ぺ「ゔうぁ」
激しく吐き気を催した。
青い人「ぺんちゃん!!大丈夫?!」
ガバッと立ち上がった音と大きな声が聞こえて上を向けば青い人が心配そうな目を合わせてきた。
ぺ「ぅ…う、ん」
大きく頷けばまだ心配なのか、ぎゅっと抱きしめてくれた。
暫くすればもう喋れるくらいにはなっていた。
青い人「ねえ、ぺんちゃん、俺のことはわかる?」
青い人は心配そうにそう言って首を傾げる。
ぺ「あ、いや…分からないです…」
俺はとてつもなく申し訳なくなった。
青い人「え?」
彼は豆鉄砲をくらった鳩のような顔をしてすっとんきょうな声を出した。
青い人「え、じゃあ、トラゾーさんと死神君とかクロノアさんはわかる?」
ぺ「?!何で死神君達のことを知ってるんですか。」
青い人「すぅ」
青い人は困った顔をして深呼吸をした。
青い人「いやー、困った」
そう独り言を呟いた。
青い人「んじゃあさ、ぺんちゃんが教えてくんない?」
ぺ「!俺達のことですか…?」
青い人「うん、そう」
俺たちは盗賊なのだから情報を漏らすことは裏切る事になるが今になってはもう関係ないと思う。
ぺ 「…俺達はpkst団っていう盗賊をしてたんですけど…捕まってしまって…何回か脱獄をした後、前に盗んだところの奴に拠点を奇襲されちゃって…それで…みんなは、みんなが…みんな、」
青い人「いや、そこまでで良いよ…」
無意識に思考を停止させていたのか、青い人の声にハッとし、彼を見ると少し苦しそうな笑みを浮かべて安心させようとしているのだと理解する。
同時に残念そうでもあった。
青い人「そうか…盗賊と脱獄のぺんちゃんか…パラレルワールドから集まってるのか…」
パラレルワールド…並行世界?じゃあこの青い人は別の世界線から来た人だったのか。
だから彼は俺を知ってるし、俺はこの人を知らない。
この世界にみんなはいるのだろうか…。
ぺ「あの…貴方は…」
そう声をかけると
青い人「ああ、俺?俺はらっっっっっっだぁです⭐︎」
ぺ「らっっっっっ?」
ら「ウソ嘘、名前はらっだぁ、前の世界ではぺんちゃん達とユーチューバーをやってたよ。マイクラ実況したりね」
ら「でもいつのまにかここで生まれてて、それでようやっと並行世界の君に似ていた君を見つけたんだ 」
そう言うらっだぁさんはそう言うと小さな声で呟いた。
ら「…みんなに会いたいなぁ」
申し訳ないとそう言いかけて
黒「会えるんじゃないか?」
そう、黒和の声が聞こえた。