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次の日。
私たち1年生と2年生はグラウンドに集まって体育座りをしている。
△「何するんだろうね。ドッヂボールとかだったら最悪なんだけど!」
○『わかる』
いかにも強面な体育の先生が淡々と説明をしている。
「1年と2年でそれぞれペアを組んで、2人1組になってもらう。今日はクラス対抗の二人三脚をするぞ」
えーー、、と落胆の声が上がる。
二人三脚か……それに1つ上の先輩達と。
クラス対抗って事は、私達は3組だから、2年3組の先輩の誰かと組むのか…。
チラッと2年3組の列を見ると、ジュンギュ先輩がいた。
🐨( ちらっ ○( ちらっ
…わ、目合った。何で合うの!!
慌てて目を逸らして前を向く。
「……今日の男女の比率はちょうど奇数と奇数か…。あー、お前ら申し訳ないけど、余りが出ないようになるべく男女で組めー」
!? え、嘘。
よりにもよって、男子の先輩と組まないといけないの?
先生の合図でみんながダルそうに動き始めた。
△「どうしよう○○…私、男子の先輩の知り合いとかいないんだけど!」
○『私もだよ…』
その時、他の男子と一緒にいるジュンギュ先輩が目に入った。
………何だろう。分かんないけど、あの人と組まないといけない気がする。
昨日のことも改めて謝りたいし、もっとあの先輩について知りたいっていうか…。
○『……△△、私ジュンギュ先輩と組む』
私がそう言った瞬間、△△が目を丸くした。
△「えっ嘘!!○○度胸あり過ぎない!?」
○『まだ怖いけど、ちゃんと話してみたいの』
△「…うーん、○○が言うなら…じゃあ私はジュンギュ先輩の隣にいる先輩に話しかけてみようかな…緊張する、」
私は真っ直ぐジュンギュ先輩の所に向かった。
○『あの、先輩』
声をかけると、ジュンギュ先輩は昨日のような冷たい目で睨んできた。
🐨「………何」
○『私、先輩と組みたいです』
そう言うと、先輩は一瞬だけ目を見開いた。
🐨「………は、?」
○『ダメですか?』
🐨「……お前、どういうつもり?」
○『昨日のことも謝りたいんです。本当に前を見ていなくて、…ごめんなさい』
🐨「…はぁ、罪悪感で組みたいってこと?マジでそういうのウザいか……」
○『私、先輩のことちゃんと知りたいんです。……なんか、気になるから、』
🐨「……!」
ジュンギュ先輩は目を伏せた。
🐨「………マジでお前なんなの。俺が女子に冷たいって噂でも聞いてるでしょ、どうせ」
○『だから逆に気になるんじゃないんですか』
🐨「!…………変で面倒くさい奴。好きにすれば」
……これは、、、OKってこと…?
○『あの……!組んでもいいって事…』
🐨「うるさい。時間もったいない。足引っ張んないでよマジで」
!
私は自然と笑みがこぼれた。
たしかに、ジュンギュ先輩は女子に冷たい。睨んでくるし素っ気ない。
だけど……素直じゃないだけでちょっと優しい。