鏡「任務」
太(ニ)「君は、確か…鏡花ちゃん、だっけ?」
鏡「…うん」コクッ
敦「あーー、本当は谷崎くんと一緒に行く予定だったんですが今日は他の任務なのでお願いします!」
太(ニ)「任せ給え虎少年!!」
太(ニ)「とー、言ったのは良いものの…、」
「僕任務できるかなァー?」
敦「大丈夫ですよ、今日の任務はゴーゴリさんみたいな人でもできる簡単な仕事ですから…」
太(ニ)「え、僕莫迦にされてる?」
敦「あっ!!!!こ、ここここ此れはッ!!!!!!」
「そのぉ、ちっ、違うんですッ!!!!!!!」
太(ニ)「……💢」
敦「ゴメンナサイ…」
太「…で、任務の内容はー?」
敦「…昨日の夕方頃、港南の方で殺人事件があったそうなんです…」
「被害者は30代前半の男性で、」
「犯人は分かっているのですが…」
太(ニ)「ん?分かってるのに何で捕まらないの?」
敦「それが、犯人は異能力者らしいんです…」
太(ニ)「異能力は?」
敦「触れたものの血液を操る異能力です」
太(ニ)「なるほどねぇー?」
「それで〝анемія〟にさせて殺す、ということか」
敦「普通に貧血って言ってくださいよ何で一々英語で喋るんですか…」
太(ニ)「んー、何と言う最低な…」←一応此の人も殺人結社の人です
「人を殺して何の利益があると言うのだろうか…」←一応此の人も人殺してます
何なら楽しくて楽しくてたまらないなどと言っていました
敦 (貴方が言えませんよね…)
太(ニ)「まあ、その犯人を捕まえれば良いんだね」
敦「はい」
「ゴーゴリさんなら太宰さんの異能力で血液操作を制御できるでしょうし」
太(ニ)「本当に簡単だ!」
敦「それで、昨日その犯人らしい人物から武装探偵社に手紙が来たんです」パサッ
太(ニ)「どれどれ?」
「残月時、11日(じゅういちひ)の路地にて決闘」
「員数雙人にせよ、」
「ふんふん」
「残月時は昼の月だから昼時と言う意味だね!それで、雙人というのは二人…」
「二人で来いという意味か…」
敦「え、ゴーゴリさん分かってたんですか…」
太(ニ)「矢っ張り僕のこと莫迦にしてるよね」
敦「してません」即答
太(ニ)「あ、後丁度15分で12時だ」
敦「えっ!じゃあ急がなきゃじゃないですか!!」
太(ニ)「間に合うかな」
グイグイ!
鏡「急げば行ける…!」
太(ニ)「じゃあ行こう…!!」
敦「気を付けてください!」
タッタッタッタッタ
太(ニ)「後5分ッ!!」
鏡「着いた」
太(ニ)「此処?」
鏡「此処ら辺で一番広い路地」
太(ニ)「そうなんだ」
?「よぉー!」
「揃ってんなぁ!」
太(ニ)&鏡「……ッ…!!」
?「俺の名か?」
太(ニ) (聞いてないんだけど…)
?「俺の名は…」
令「小橋令仁だぁ!」
太(ニ)「鏡花ちゃん」
鏡 コクッ
サッ(犯人の後ろに周る)
ピトッ
令「人が折角丁寧に自己紹介してあげていたのにぃ…」
鏡「ッ”ッ!!!?」
「ケ”ホ”ッ”ケ”ホ”ッ”ア”カ”ッ”」_(꒪ཀ꒪」∠)_
太(ニ)「ッ!!」
「鏡花ちゃん!!!」
鏡「ケ”ホ”ッ”ゲホ”ッ!!!」
「血、が…、止まらッ、ない”ケ”ホ”ッケホ”ッ!!」
太(ニ) ス(おぶっている状況)
バッ
「鏡花ちゃんは此処で休んでて…」
鏡「ゴホ”ッ”ゲホ”ッ!!!」
太(ニ)「ッ!!触れてないのに能力が発動してる……!?」
令「僕の能力は触れていないときでも発動するんだよォ…」ニヤ
太(ニ)「……」
「…じゃあ、」
令「…何だァ?」
スッ
太(ニ)「お前の能力を止めれば良いんだ…」(低音)
ピト
令「ッ……!!」ビクッ
「ばっ、莫迦だなァ…」
「触れたら能力が発動しちゃうよォ?」
太(ニ)「しない」
「太宰くんの異能力は『人間失格』。」
「触れた者の能力を制御するんだ」
鏡「血が、止まった…」
ガシッ(犯人の首を絞める)
令「ガハ”ッ」
太(ニ)「苦しいだろうー?」
「彼女は君以上に苦しんでいたんだ」
「自首しなければ此の儘喉を潰してやろうかァ?」ニヤ
「ハハハーハ!!!!」
令「…お”っ、お”前”、は、誰だっ!!」
太(ニ)「おや?気付いたか…」
「僕は…」
「天人五衰のニコライ・ゴーゴリさ!」
令「んな”っ莫迦な”っ”!」
「ゲホ”ッ”ガハ”ッ”!!」
「何”故ッ”!?」
太(ニ)「只入れ替わってるだけ!!☆」ニコッ
令「ハ”、ァ”!!?」
太(ニ)「ほらほらァ!!自首する?」
「選択時間は後10秒!!」
「其れまでに答えられなかったらちゃんと喉を潰してあげるぅー!」ニヤリ
「ごー」
「よーん」
「さーん」
「にー」
「する”っ゙!しま”す”ッ!!」
「しま”すから”ぁ”!」(泣)
太(ニ)「ふふ」
「ほら」スッ
「此れで通報したまえ」(携帯を渡す)
令 ピポパポポ
プルルルルルルル
ピッ
警「はい、こちら横浜港署です」
太(ニ)ニコッ((圧
令「ヒィ”ッ!!!」
「おっ、俺が、昨日の男を殺した犯人だぁ…」(泣)
数分後
警「武装探偵社の方、本当に有難う御座いました」
太(ニ)「厭、武装探偵社の社員として当然の事をしたまでだ」
鏡 (社員じゃない…)
「……」じー
警「…?」
太(ニ)「?」
「ぁー……」(察)
「しー…」
鏡 コクッ
警「では此処で!」
太「嗚呼」
ガチャ
太(ニ)「只今ー!」
敦「あ、初任務、どうでしたか?」
太(ニ)「僕のことよりも先ず、鏡花ちゃんの方を心配してくれ」
敦「えっ、!!鏡花ちゃん怪我したの!!?」
バーーン!!!!
与「怪我って言ったかァい?」
太(ニ)「ギャアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!」ゾゾゾッ
武 (あの反応、5回はされたな…)ゾゾゾゾゾッッ
鏡「怪我はしてない」
与「なぁんだ、ちぇっ」
「じゃあ良いや」
ガッチャン!!
太(ニ)ゾゾゾゾゾゾッ
敦「ゴーゴリさん、大の大人が何を丸まっているんですか…」
太(ニ)「だって、だってぇ…」(泣)
敦「まあ、無理もありませんよね」
「処で鏡花ちゃん、さっき『怪我はしてない』って言ってたけど…」
鏡「血を吹いた」
敦「血”ィ”ィ”ッッッッッッッ!!!!??」
鏡「でもゴーゴリが助けてくれた」
敦「そうなんだ…」
「ゴーゴリさん、本当に有難う御座います!」
太(ニ)「ふっふん!=3」
「では僕はそろそろ寝るとしよーーーー!!!!!!!!!」
敦「ええぇぇえッッッ!!!!!!!??」
国「やはり太宰に似てるな…」
「敦、此れは俺に任せろ」
敦「ま、まさか…」
ドゴオオオッッッッ!!
太(ニ)「があああッッッ!!!!!」
ガッチャン!!!!!!!!
太(ニ)ボゴッ「だああっっ!!!」
ボスッ「ぎゃああっっ!!!」
ガシャ「いだああっっ!!!」
ドスッ「うげええっっ!!!」
ガチャ
国「こんなもんだろう」
敦「あー…」
おかえりー!
今度はニ(太)メインねー
鏡「〝♡〟と」
太(ニ)「フォロー!」
敦「お願いします」
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