ニ(太)「うーん…」
ド「どうしたんですか」
ニ(太)「厭、なんか暇だなーって思って」
ド「林檎切れましたよ」
「さっきの太宰くんのナイフで」
ニ(太)「え”、一寸待って此れさっきのナイフで切ったの…?」
ド「はい、だからそうだと…」
ニ(太)「何だか食べる気失せた」
ド「何故です?」
ニ(太)「だって普通厭じゃん‼‼人を刺そうとしたナイフで切った林檎って!」
ド「貴方が刺そうとしてのでしょう…」
「…というかそもそも、刺して無いのだから良いではないですか」
ニ(太)「でも…」
ド「では目を瞑って食べればよろしいのでは?」
ニ(太)「そんなんしても変わらないでしょ…」
「もう良いや…」
「はむっ!」
むしゃむしゃ
ニ(太)「ッッッ‼‼‼‼‼‼」
キリッ! ( ̄ー ̄)bグッ!
ニ(太)「意外と美味しい!」
ド「其れは良かったですね」
(今までの時間は何だったんですか…)
ニ(太)「ご馳走様!」
「後は魔人が食べな」ニコッ
ド「どうm…」
「って、カスじゃないですかッ!!!💢」
ニ(太)「あ、ごめん」
「全部食べちゃった!テヘペロッ☆」
ド「全然可愛くありません」
ニ(太)「え、容姿はゴーゴリだよ?w」
ド「其れが何か?」
ニ(太)「厭w、君って意外にゴーゴリのこと嫌いなんだね」
ド「別に嫌いという理由では無いんですけど…」
ニ(太)「あれ、そうなの?」
「でも悪口すっごい言ってたじゃん」
ド「あれは悪口では無く、思ったことを言葉にしているだけです」
ニ(太)「よくわからないから良いや」
「ではそろそろ私は寝るとしよーーーー!!!!!!!!!」
その頃の太(ニ)
太(ニ)「不公平じゃないかな?💢」
敦「何の話ですか…」
太(ニ)「分かんない」
「けど、今何だか不公平だなって思う」
敦「一寸何を言ってるのか分からないです…」
ド「今から布団を干すので」
「ソファで寝ててください」
ニ(太)「分かったー!」
(何時もは国木田くんに止められるから昼間からこんなに寝られるのは違和感がある…)
「ま、いっか…」ボソッ
zZ Z Z
?「……さい…ん…」
「…ください……宰くん」
ド「起きてください!太宰くん!」
ニ(太)「んぅーー…」
「あ、フョードル?」
「おはよう…」
ド「太宰くん、今何時だと思ってるんですか…」
ニ(太)「何時?」
ド「午後の5時ですよ!」
ニ(太)「えぇ!!?」
ド「太宰くんったらどれだけ寝てるんですか…」
ニ(太)「…起きるね」ゴシゴシ
ド「ご飯作るの手伝ってください」
ニ(太)「ゴーゴリは何時もやってるの?」
ド「いえ、ゴーゴリさんが作ると人間の食べられないものが出来上がってしまうので」
ニ(太)「其れだったら私も料理苦手かな…」
ド「…そうなんですか?」
ニ(太)「うん」
ド「では掻き混ぜるのをやってもらいましょう…」
ニ(太)「何を混ぜるんだい?」
ド「カレーのルウです」
ニ(太)「今日のご飯はカレーか…」
ド「はい」
ニ(太)「あ」
ド「どうしたんですか?」
ニ(太)「…厭、うん、ゴーゴリ大丈夫かな…って…」
ド「何がです?」
ニ(太)「実は、寮にある冷蔵庫に何にも入ってないのだよ…」
ド「あー…、」
「まあ、気にしなくていいでしょう!!」ニコッ
ニ(太)「そっか!!」ニコッ
太(ニ)「えー!!!!冷蔵庫何にも入ってなーーァーいーーー!!!!」
「飢えて死ぬ…」(泣)グゥゥウウ〜
ド「先ずは普通に掻き混ぜてみてください」
ニ(太)「こうかい?」
ド「もう少しゆっくりでいいですよ」
ニ(太)「どう?」
ド「そんな感じですね」
「もう良いですよ」
「後は偶に掻き混ぜに来るだけでいいです」
ニ(太)「分かったー」
30分後
ド「できましたね」
ニ(太)「わぁ!美味しそー!」
ド「早速食べましょうか」
ニ(太)「私が持っていくよ」
ド「有難う御座います」
ニ(太)&ド「頂きます(!)」
ぱくっ
ニ(太)「美味しい!!」
ド「……」じー
ニ(太)「どうしたんだい?フョードル」
ド ( ゚д゚)ハッ!「いえ、何でもありません」
(ゴーゴリさんの容姿なので本当に子供みたいです…)
「美味しいですね」
ニ(太)「あぁ!!!」
太(ニ)「もう無理…」(泣)ギュルルル〜
「虎のしょうねぇーん!!!!!!」ブワッ
敦「ギャアアア!!!!何ですか急にィ!!!!!!」
鏡「心臓が飛び出るかと思った…」
太(ニ)「あれ?鏡花ちゃんと虎の少年同棲してるんだ…」
「!!ってそんなことはどうでもいいからお願い!!」
「何か食べさせてぇ!!!!!」
敦「…何となく」
「理解できました」
「仕方がありませんね…」
「茶漬けって食べられますか?」
太(ニ)「全然大丈夫ーーーーッッッ!!!!!!」
敦「…では、どうぞ」
太(ニ)「ご馳走様!!」
敦「早ァッッッッッ!!!!!!!!」
「渡した瞬間に完食しちゃったじゃないですか!!!!!!」
太(ニ)「……こんなこと、言うのも何なんだけどさ…」
敦「おかわり、ですか?」
太(ニ)「うん!!!!!」
敦「分かりました…」
太(ニ)「有難う!!!!」(嬉涙)
敦「此れ食べ終わったら早く帰ってくださいね」
太(ニ)「分かったよぉー!!!!!!」
敦 (…此の人一々反応が五月蝿い…)
太(ニ)「ご馳走様!!」
敦「だからなんでそんなに早いんですかッッッ!!!!!!!!!」
太(ニ)「じゃあ僕帰るね!」
敦「はい…」
太(ニ)「バイバーイ!!」
ガチャン
敦「こんなに騒がしい夜ご飯は初めてだ…」
鏡「私も」
ニ(太)メインって言ってたのに
最後の方結構太(ニ)が入ってたね
まあまあ!!大丈夫っしょ!
次回!!多分最終回!
多分だよ!?多分ね?
未だ分かんないから!
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