テラーノベル
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りす
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佐島「よしこの中入る前にだ」
雨野「どうかしたのかい?」
佐島「雨野お前《何か》持ってるか?何でもいい」
雨野「念の為《こいつ》を持ってきた」
雨野は、服をめくり腰に挟んでた《改造銃》を取り出した
佐島「よし何もないよりはマシだな」
雨野「護身用あれば安心だろ?」
佐島「そうだな、それって何発撃てる?」
雨野「《5発》」
佐島「ならばいざとなればそいつをぶっ放してくれ」
雨野「はいよ」
廃墟に足を踏み入れる
佐島「うっ…」
雨野「くっ…」
中出「臭い…」
英知「相変わらず酷い酷い臭いだ」
佐島「あの《銅像》に悪霊が?」
春日野「うん」
白石「そんな物が…なんで」
佐島「何か落ちてる」
落ちてるものを拾い上げる
雨野「何だそれは?」
佐島「《軍刀》だ」
これは間違いない《地下の鎧》の使用してた武器
佐島「少しやってみるか…」
銅像の頭に触れる
双子1「お前ふざけるなよ!」
双子2「うるさい!」
双子の手にあるのはおもちゃだそれの取り合いをしている
そこからまた場面が切り替わり
ひたすら揉めたり喧嘩したりしている
双子1「死ね!!」
双子2「あっ…ふざけるな!」
この喧嘩はまるで《殺し合い》
佐島「はぁはぁ…」
ようやく戻される
雨野「亜久っち?」
佐島「あぁ…大丈夫だ」
おそらくおもちゃ探せば
そして廃墟の中におもちゃをさがした
佐島「あった!」
おもちゃを拾い上げる
初音「何してるの?」
佐島「奴らの仲悪くなった原因は《おもちゃ》」
初音「なるほど、ならこの調子で探していこう!!」
星野「よーし!」
影山「……」
そして探し続ける
雨野「よし見つけた!!」
佐島「よくやった」
準備は整った
佐島「呼び寄せるぞ」
雨野「方法はあるのかい?」
佐島「これはかけだ」
《銅像》の首を《動かしちゃいけない》なら《動かせば》きっと何かしら起きるはずだ
白石「えっ…?本当にやるの?」
中出「おい…何が起こるか分からないぞ?」
春日野「その通りだよ!もっと他の方法を」
初音「ねぇ?何か起こっても責任取れない…お願いやめて」
星野「こわい…」
影山「うぅ…」
英知「っ…」
雨野「亜久っち本当にやるの?」
佐島「あぁ」
雨野「なら…信じるよ」
そしてその場にいる全員覚悟を決める
佐島「よし!」
《首》を《落とした》
数分待ってみた
佐島「何も起こらない」
雨野「なんだ…ならただの噂」
英知「ビビって損した」
春日野「ねっ…」
中出「数日後に起こるんだよ!!」
佐島「先にそれ言え…」
初音「でも今は安心しても良いよね?」
白石「恐らくね…」
影山「怖かった…」
星野「もうやめて…」
その場にいる全員安心して帰ろうとした時だった
???「も…ど…し…て…け…」
???「は……や……く……」
雨野「ひぃ?!」
佐島「何だと?!」
双子の悪霊が姿を現した
佐島「雨野!」
雨野「はいよ!」
雨野は、改造銃を手にする
白石「きゃーーー!!」
英知「嘘だろ?!」
春日野「えっ?!マジ?!」
星野「何なの…」
影山「来ないで…」
初音「怖いなら後ろ隠れてて」
中出「ひぃーー!!!!」
佐島「(さてどうする?)」
久しぶりのこの感覚
少し慣れていた自分もいる
しかしいざ目の前にすると信じられない
佐島「ここじゃ狭すぎる雨野お前はそいつを何とかしろ」
雨野「おっけー」
ラウンド1
双子霊1「ゆ…る…さ…な…い…」
佐島「(とりあえずこいつを何とかする必要がある)」
手に持っていたおもちゃを目にする
佐島「おい!こいつをくれてやる!!」
悪霊におもちゃを投げる
双子霊1「こ…れ…は…?」
双子霊1は、おもちゃに気を取られてこちらから視線を外した
佐島「(上手く行った後は雨野…上手くやってくれるはずだ)」
雨野「(あの感じ亜久っちも上手くやったみたい次は僕か)」
手に持っていたおもちゃを投げる
雨野「これで勘弁してくれ!!」
双子霊2「な……ん……だ……これ……?ふざけるな!!これ!違う!!」
雨野「嘘だろ?!」
佐島「おい何してんだ!!早く逃げるぞ!!走れ!!」
双子霊2を怒らせてしまった
佐島「走れ!!」
英知「嘘だろ!!?」
中出「ひぃ?!?!?!」
初音「うるさい!」
春日野「もう!今は仕方ないよ!!」
白石「みんな喧嘩してる場合じゃないでしょ!!」
星野「……」
影山「もうやだ…」
雨野「はぁ…はぁ…」
佐島「よし!」
廃墟を出た
雨野「よしドアを閉めるよ!!」
ドアを閉めようとした時
双子霊1.2「逃げるな!!」
ドアに突っかかりドアが閉まらない
雨野「おいおい!」
佐島「(ここまで来て死ねるか)」
雨野「くそぉぉぉぉぉ!!」
佐島「雨野踏ん張れ!!くそ!どけこらぁぁぁぁぁぁ!!」
雄叫びとともに渾身の蹴りを喰らわす
双子霊1.2「ぐぁっ?!」
双子霊は、後に下がる
雨野「よし!」
そしてドアが閉まる
佐島「ふぅ」
雨野「蹴るなんて…そこも君らしいか」
佐島「お前も撃ってただろ?」
白石「撃ってた?なにそれ?もしかしてその手に持ってるものでかしら?」
雨野「それはその…」
白石「生きて帰れて日常に戻れたら話を聞く必要がありそうね?」
雨野「これは困ったな〜」
雨野は苦痛そうな表情をしている
英知「にしても佐島〜?霊を蹴ったらだめでしょ」
佐島「あっ?」
英知「霊も必死なんだよ?」
英知は、ここで俺は優しいアピールをするつもりだ
佐島「はぁ…ちっ…う・わ・き」
英知「おいやめろ!」
初音「何の事?」
星野「もしかして!」
影山「最低ですよ!」
春日野「さすが…佐島…」
雨野「あーあ…赤くなってるよ?もしかして英知さんより亜久っちの事」
春日野「はぁ?!ちげーし…」
雨野「ふふ…分かりやすい」
佐島「話は後だ先にする事がある」
雨野「そうだね、バレるのも時間の問題だね」
雨野がそう言った矢先
影山「あ、あれ?!」
影山の指差す方向を見ると
双子霊「にがさんぞー!!」
こちらを探している
佐島「おいおい…」
雨野「どうする?」
佐島「ここで逃げてもバレるだろうな(よく考えろ何をすれば喜んでくれるか《仲直りさせる》何かをすれば)」
そしてここで直感が囁く
佐島「雨野!あの双子の霊をこっちの居場所を知らせてくれ何でもいい」
雨野「そう言われてもこの距離じゃ声を出しても場所はバレない…おっとこいつを忘れていたよ」
雨野は腰から改造銃を取り出す
雨野「こいつをぶっ放せば流石にこっち気づく」
佐島「ならそれで頼む」
雨野「よし!派手に行くよ!」
バンバンバン
双子霊2「み……つ……け……た……」
双子霊2は、こちらを見つけ向かってくる
ラウンド2
雨野「(さっきはしくじったでも他に僕にできることあるはずだ)」
何をすればもう一人をこっちにも寄せれるか
雨野「ならばもう一度!!」
引き金を引き頭上銃口をむける
バンバン
双子霊1「……?」
双子霊1は、こちらへ向かってくる
雨野「よし!」
佐島「後はこの2人を《仲直り》させるだけだそれをするには《悪者》になる必要があるな」
ラウンド3
佐島「(悪者になるにはどうする?よく考えろ)」
手元みる
佐島「これだ!!」
雨野「それで何を?」
軍刀をみせる
佐島「これでヤツを切る」
雨野「それがいいね」
佐島「失敗したらすまん」
雨野「君のそばで死ねるなら…何だっていいさ」
佐島「よし」
一呼吸置く
佐島「うぉぉぉぉぉぉ!!」
軍刀を持ち悪霊に向かう
双子霊2「な……に……を……?」
シャキーン
グシャ
双子霊2「っ…?!」
血飛沫を浴びる
佐島「くっ…」
双子霊1「?!」
双子霊1は、双子霊2を心配している
双子霊2「っ…」
その様子を寂しそうに見つめる
もしかしたら心配してくれてることに素直に
《喜び》を感じてるのかもしれない
佐島「(何かするなら今だ)」
ファイナルラウンド
佐島「(今のこいつらなら仲直り出来るはずだ)」
今頼りになるのは自分の直感だけだ
佐島「信じろ…信じるんだ!!」
さっき双子霊2に渡しそびれたおもちゃを取り出す
佐島「(今のこいつらならこれで仲直り出来るはずだ)」
2人に近づいておもちゃを渡す
双子霊2「こ……れ……じゃ……」
双子霊1「な…ら…こ…れ…と…い…っ…しょ…に」
双子霊1は、双子霊2におもちゃを譲る
双子霊2「あ……り……が……と……」
双子の霊は、微笑み白い光を放ち仲良く消滅した
佐島「ふぅ…」
膝に手をついた
雨野「お疲れ様」
佐島「あぁ」
春日野「痣!ない!」
白石「嘘!消えてる!!」
初音「ふふ」
影山「こわかった…」
星野「いぇーい☆」
中出「もうたくさんだ」
英知「酷い目にあった」
佐島「なら後は首を元通りにする」
そして再び廃墟に戻る
佐島「これを…こうして…」
首を戻す
首が落ちる前のと同じ風に戻すとおそらく呪われるならばそれと違う風に戻せばいいはずだ
佐島「終わった…」
中出「お疲れ」
佐島「おつかれ中出…じゃなくて《英知》」
英知「えっ…?」
雨野「信じられないと思ったけどこの銅像に関する噂は本当だ念の為君もこの銅像をこの感じに戻せ」
英知も同じように戻した
佐島「よし」
白石「卓君が中出君ってどう言う事?」
雨野「英知君と中出君が入れ替わってるのは証明されたはずだよ、何よりさっきの双子の霊が証拠になる」
佐島「その通りだな」
雨野「残酷だけど君達が愛しあった英知君は中出君なんだよ《中身》がね」
雨野は中出の姿をした英知に指を指す
佐島「そろそろ帰るぞ」
その場にいる女子はすごくショックを受けている顔をしている
当たり前だ英知だと思って奴は呪いを都合良く利用したただの変態猿なんだ
そしてその日は解散した
春日野「佐島!!」
佐島「何だ?」
春日野は息を吐きながら走ってくる
春日野「ありがとう、佐島すごくかっこいいね」
佐島「そうか」
春日野「ふふ…またあした!!」
佐島「あぁ」
春日野「(あーし言葉足らず!!)」
決着の日はもう迫っている
ここで足を止めてはダメだ
非日常を終わらせる!!
双子霊編
完
コメント
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わあ、第31話読み終えました…!「双子編」完結おめでとうございます! おもちゃの取り合いで仲違いしてたあの双子の霊が、最後に互いにおもちゃを譲り合って微笑みながら消えていくシーン、すごくじんわりきました。佐島くんが「悪者」になる覚悟で軍刀を振るったのも、あの直感を信じたからこそですね。雨野くんが「君のそばで♡♡♡るなら何だっていい」って言うところ、胸が熱くなりました。 それからラストの「英知」呼びと中身の入れ替わりが露呈する流れ、やっぱりそうだったか…!という衝撃と切なさがありました。決着が迫ってる感じ、続きが気になります!