この作品はいかがでしたか?
102
この作品はいかがでしたか?
102
kr視点
kr「おはよう!!」
kn「おはよう、朝から元気だねw」
と、彼に笑って返されるが俺の頭には「?」しか浮かばない。
kr「そう?普通だけどな」
kn「krが元気なら俺はいいよニコッ」
爽やかな笑顔でそう言う彼。
kr「…お前、モテるだろ」
kn「えwなに急に」
kr「無自覚イケメンめ…!」
朝から揉めてる(?)相手は俺の隣の席のkn。転校してすぐ仲良くなった奴だ。
あともう一人いるんだけど…
kr「あれ?brは?」
kn「あぁ、アイツはいつも(((」
??「おはよぉ〜」
knの言葉を遮るように扉が開き、そこから眠そうな声が聞こえてくる。
kn「え…br?」
knは目を大きく見張り、そう呟く。
kr「あ、brおはよう」
br「おはようkr〜、knもおはよ〜!」
手をひらひらさせてこちらにやってくるbr。
knはまだ口を開いたままだった。
kr「え、何?なんかbrにあんの?w」
br「ちょ、knさん?」
kn「…今日命日かも。」
br「えぇっ!ちょ、死なないで?!」
kr「いや、お前ら何言ってんの…」
shk視点
同時刻
shk「へ〜、krと来たんだ。」
nk「そうそう!」
今はnkとおしゃべり中。今日nkはkrと一緒に来たらしい。
nk「それで〜〜」
shk「…!」
nkと喋っていると、後ろから静かに通り過ぎようとするアイツ…、容姿がとても綺麗なアイツがいた。
shk「あ、smおはよう」
sm「…おはよう」
nk「おはようsm!って、元気なくない?」
shk「隈もひどいし、ちゃんと寝てんのか?」
nk「お前が言うな。」
shk「………..」←夜中までゲームしてる人。
sm「…..別に。眠れなかっただけ。」
そう言って彼は、自分の席に行って鞄の中から教科書などを出し始めた。
nk「…smー!後でこっちで話そうなー!」
sm「…コクッ」
smは小さく頷き、また視線を鞄に戻した。
nk「…あ、さっきの続きなんだけどさ〜〜」
昼休み
nk「いただきまーす!」
俺たちは隣のクラスの三人を呼んで、空き教室でお昼ご飯を食べていた。
br「あ、ねぇ聞いてよ!今日僕、HRまでに学校に来たんだけどs(((」
nk「ゴホッゴホッ、え?それマジ?」
shk「マジかw」
nk「…やば、今日俺死ぬかも()」
kr「それknも同じ反応してたよw」
br「なんで僕が遅刻しないだけで驚くのさ!」
kn「いや本当にびっくりしたよw」
br「僕だって遅刻せずに学校くらい行けるよ!」
br「というか、smも何か言ってよ!」
sm「…..ん、」
kn「ん?!え、何?w」
kr「smお前眠いんだろ」
sm「…コクッ」
smはコンビニで買ってきたパンを口に放り込む。
kn「w…あ。」
shk「ん?どした?」
knが急にご飯を食べる手を止めて、何か思い出したような顔をする。
kn「あー…いや、何にもないよw」
nk「それ絶対なんかある反応じゃん!」
br「えー何?何かあったの?」
knは顔を顰め、「うーん」と唸る。
kn「いや、今言っていい事なのかなって」
nk「なになに?言ってよ!」
と、子供っぽい口調で言うnkにknは「分かったからw」と呆れたように言った。
kn「今日のニュース、見た?」
sm「!…..」
ニュースを基本見ない俺は何のことか分からなかった。
kn「昨日の夜、隣の町で”殺人”があったらしいよ。」
br「殺人?犯人は?」
kn「分かってない。だから多分…」
kn「…どっかの”殺し屋”がやったんだと思う。」
shk「っ、」
パッと顔を上げ、nkと目が合う。
きっと、同じことを考えていたんだろう。
────その殺し屋がhidden foxだったら、と。
kr「…怖いな」
krがそう言うが、その声は本当に怖がっている声じゃなかった。
…..気のせいかもだけど。
気まずい雰囲気が流れる中、smが「ごちそうさま…」と言ったことで、もう時間が無いことに気づいた。
nk「ちょ、やば時間ないじゃん!」
br「僕もう食べ終わったもんね〜」
気まずい雰囲気から、さっきのほんわかとした空気に変わりほっとする。
俺もパンを口に詰め込み、走って教室に向かった。
ギリギリ午後の授業に間に合った俺たちは、先生の説教をくらわなくてすんだ。
俺は、さっきknの言ったことが頭に離れないまま授業に取り組んだ。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!