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「 夢 」 日向翔陽
「お前なんか要らねぇんだよ」「さっさと消えろ」「なんであんな奴が生きているんだろ笑」「何で笑ってんの?」「ママ〜!見てあの人ー変なの〜」「〇〇ちゃんの事いじめるなんてサイテー」 「うわっ近付くなよ」「もう学校来んなよ」「人殺しが」「同じ空気吸いたくねぇ」「不登校になってくれねぇかな〜笑」「病気なんじゃな〜いww?」「死ねよ」「あ〜、本当に」
あぁ、またこの夢か。
最近、この夢を見るようになった。
現実で言われ慣れた言葉達が夢に出てくる。
そして最後にはいつも、
と言われて、俺は目を覚ます。
朝起きて、顔を洗い、歯を磨く。
ご飯は食べない 、 食べれない。
この夢を見るようになってからどうしても、食事が喉を通らない。
「着替えて早く学校へ行かないと…」
俺は鏡に向かって、”今日も”笑顔の練習をする。そんなとき、
と、インターホンが静かな家に鳴り響く。
俺は咄嗟に窓を覗くとそこには__が居た。
__を待たせないよう、俺は慌てて鞄を持ち、そそくさと階段を下り、玄関へ向かった。
扉を開ける前に、俺はもう一度玄関の鏡に顔を向ける。
今日も笑って居れば、大丈夫。
そう心の中で自分に語りかける。
そして俺は、ドアノブに手を掛ける。
「ガチャ」
「おはよう、翔」
「うん、おはよう(ニコ」
と、俺は蛍に挨拶を返す。