テラーノベル
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~待受画面編~
休日の朝――
ピピピピ……
蓮のスマホの目覚まし音が部屋に響く。
だが、その音の主はまったく起きる気配がない。
♥️「……」
俺はため息をつきながら、隣で眠る蓮のスマホを手に取った。
目覚ましを止め、ベッドから降りようとした
――その瞬間。
ぎゅっ。
♥️「おっと!?」
突然、腰を引き寄せられる。
🖤「……もーすこし……」
♥️「こら!起きろ!」
🖤「だきまくらぁ……」
♥️「誰が抱き枕だ!」
思わず蓮の脇腹をこちょこちょする。
🖤「ふはははっ!w」
🖤「やめて!w」
身体をよじりながら、ようやく起き上がった。
♥️「まったく……」
🖤「おはよ、涼太」
なんとも可愛い笑顔を向けられてしまい、
少しだけ怒る気が失せた。
──────────────
今日はYouTubeの撮影日。
俺と蓮、
そして岩本と深澤の4人で
猫カフェを訪れていた。
♥️「にょおおおお!!かわいい!!」
🖤「なんだよ、その『にょおおお』ってw」
撮影中も終始にぎやかで、
猫たちに癒やされながら楽しい時間が流れていく。
そして――
無事に撮影が終わったあと。
少しだけ、
プライベートでも猫たちと遊ばせてもらえることになった。
♥️「俺、この子お気に入りなんだぁ」
♥️「ほら、おいでおいで〜」
猫じゃらしを振る。
しかし――
猫はぷいっ。
♥️「えええええ!?」
♥️「なんでぇ!?」
完全敗北。
一方その頃――
おとなしく座っているだけの蓮の周りには、
なぜか猫たちが自然と集まっていた。
🖤「……」
🖤「俺、何もしてないけど」
♥️「なんでだよ!!」
頬をぷくっと膨らませる。
🖤(あー……)
🖤(かわいい)
猫を見ずに、
ずっと涼太を見てしまう。
すると一匹の猫が、
てとてとと涼太の元へ歩いていく。
🖤「あ、ほら」
🖤「来たよ」
♥️「えっ!?」
♥️「おいでおいで〜」
猫はそのまま涼太の膝の上へ。
♥️「か、かわいいぃぃ……」
♥️「よしよし……」
満面の笑みで猫を撫でる。
🖤「俺とどっちが?」
♥️「もちろんこの子」
🖤「おい即答かよ」
♥️「ふん!」
そんなやり取りをしながら笑う涼太。
俺はこっそりスマホを取り出した。
そして――
パシャッ。
この幸せそうな顔は、
絶対に残しておきたい。
──────────────
イチャイチャしている二人の様子を、
深澤は少し離れた場所から
ニヤニヤしながら見守っていた。
💛「こら、ふっか」
💛「二人の邪魔しないの」
💜「はーい」
口ではそう言いながらも、
どこか楽しそうな深澤。
その時、
岩本が一匹の猫を抱き上げた。
💛「ねぇ」
💛「この子、なんかふっかに似てない?」
💜「えー!?」
💜「俺そんなにかわいい?」
💛「うん、かわいい」
即答だった。
💜「……っ///」
思わず言葉に詰まる深澤。
顔がほんのり赤くなる。
💜「よくもまぁ、
恥ずかしいことをさらっと……」
💛「本当のことだし」
💜「……っ」
結局、
こちらも負けないくらいラブラブだった。
猫たちに囲まれながら、
今日も平和な時間が流れていく――。
──────────────
翌朝――
ピピピピ……
いつものように目覚ましが鳴る。
♥️(ん……)
隣を見ると、
蓮は今日も起きない。
♥️「もーーーー!」
目覚ましを止めようとスマホを手に取る。
そして画面を見た瞬間――
♥️「えっ」
待受画面には、
昨日の猫カフェで撮られた写真。
猫を抱きながら笑う俺だった。
♥️「……おいっ!!」
♥️「いつの間に撮ったんだよ!?」
🖤「ん〜……?」
眠そうに目を開けた蓮が、
そのまま俺を抱き寄せる。
🖤「おはよぉ」
♥️「誤魔化すな!」
🖤「だって可愛かったから」
♥️「……っ///」
🖤「待受にしちゃった♡」
🖤「ほら、見て?」
スマホの画面をさらに近づけてきた。
🖤「なんかさ」
🖤「子どもをあやしてるみたい」
🖤「涼太ママじゃん♡」
♥️「~~~~っ!!///」
♥️(やられた〜〜〜〜!!)
そう思うのに、
抱きしめる腕は温かくて。
結局俺も、その腕から離れる気にはなれなかった。
つづく。
コメント
14件

❤️の天性の可愛いらしさよ…無敵の愛されヒロインだ…!
猫を愛でる❤️、想像しただけで可愛い♡そしてそれをまた愛でる🖤。 何これ幸せ詰まっとる♡♡
毎日MIさんの🖤❤️見られて幸せです( ꈍᴗꈍ) 気分落ちる事あったけど浄化されます🥹 涼太ママにやられました😍😍😍 いつかパパとママになる話も書きたいわ〜!! また夢広がりますね😏✨
Rinka.
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