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「…別にお前んち来たいわけじゃねぇからな。忘れ物返すだけだし」
「はいはい。まぁ、喉乾いてんだろ。冷蔵庫のやつ適当に飲んでいいよ?」
ペットボトルを一口。喉の渇きが潤って、少し気が緩んだそのとき──
「…っ、な、なんか…腹の奥が、変…っ」
脚を震わせながら必死に我慢する受け。ソファの上で体勢を崩し、汗ばんだ額に手を当てる。
攻めはにやにやしながらそばに座り込み、わざとらしく囁く。
「トイレならすぐそこだけど。…行けるなら、ね?」
「っ……ふざけ、んな…!」
顔を真っ赤にして震える受け。その姿が、攻めの欲望をますます煽って──
「…ねぇ。もう、我慢できないんでしょ?…いいよ、漏らしても」
わざと鼓膜をくすぐるように囁かれた瞬間、ぷつんと理性の糸が切れ、じわりと──
「あ……やだ、やだやだ、こんな…っ」
零れ落ちる羞恥の涙とともに、下半身がじんわりと濡れていく感覚。
攻めは満足そうに目を細めながら、舌なめずりをして──
「ふふ、ほら。そんな顔もできるんだ。やっぱ、可愛いじゃん?」
「……うそ、だろ……こんな、俺……」
受けの太ももを濡らす液体が、じわじわとシーツに染みていく。
羞恥で顔を覆い、全身を震わせて泣き崩れる彼に──
「……泣くなって。拭いてやるよ、ほら」
攻めはハンカチを手に、あぐらをかいた自分の膝の上に受けを引き寄せた。
「やめろっ…触んな……っ」拒もうとする手首を、優しく、でも逃がさぬ強さで押さえ込む。
「……オレは、お前が泣いてんの、好きなんだよ」
耳元に吐息がかかる。
そして、濡れた内ももをそっと撫でられ──
「んっ……や、だ…! そこは…」
「我慢して。ほら……ここ、もうこんなに熱くなってんじゃん」
濡れた太ももの付け根を、親指で撫で上げられた瞬間、ビクリと背筋が跳ねた。
恥ずかしさで胸が苦しくて、でも逃げられない。
「……こんな姿、オレにしか見せちゃダメだよ」
ズボンと下着を脱がされて、露わになった部分にふっと息を吹きかけられ──
「や、あっ……だ、めぇっ……♡」
快感に濡れていく場所を舌でなぞられ、羞恥と快楽に溺れていく。
泣きながら懇願しても、攻めはやめてくれない。むしろ、それが彼の「ご褒美」だった。
目覚めると、裸のままの身体に優しく毛布がかけられていた。
「おはよ。ちゃんと出したの、全部処理しといたから。キレイになったろ?」
声は穏やかだけど、瞳は全てを支配するような光を宿していた。
「なあ、あんまり反抗するのやめたほうがいいよ。昨日の動画、ちゃんと保存してあるし」
「っ……」
「でも、言うこと聞いてくれるなら、誰にも見せないし。俺だけのかわいい子でいればいい」
そうして受けは、**「従うことで守られる」**という歪んだ鎖をかけられていく──
教室の空気は、蒸し暑い昼下がり。
窓から差し込む光の中、受けの額には汗が滲んでいた。
──けれど、それは気温のせいではなかった。
「……っ、ん、く……ふ……」
唇を噛み、肩を震わせる。
太ももをぴたりと閉じ、座ったまま小刻みに震える下半身。
(ダメ……もう、限界……ッ)
──制服の奥、下着の中に小さく埋め込まれた異物。
攻めがスマホで操作するたびに、敏感な奥を細かく震わせ、追い詰めてくる。
ブゥゥ……ッ
(やっ……あ、また、来る……!)
目を伏せて必死に堪える。
でも、深く突き上げるような振動が、じわじわと膀胱と奥を責め立てる。
(もう……お願い、止めて……っ)
机の下で手を握りしめる。
でも、指先は震え、机の縁に爪を立てることでしか耐えられなかった。
「◯◯(受けの名前)、顔真っ赤だけど大丈夫か?」
「っ、……っ、はい……っ」
必死に返事を絞り出す。
──その瞬間。
ブゥゥゥゥッ!!!(MAX)
「っ──……ん、んっ……♡……ッ♡」
ぶるぶると震える肩、耐えようと閉じた脚の間から、
……じゅわっ…
制服のズボンの股間部分が、じんわりと濡れ始めた。
止めたはずの息が喉から漏れ、涙がつっと頬を伝う。
(うそ……やだ、……授業中なのに……)
足元に、しみが広がっていく。
音はなかった。でも、熱と湿り気が残酷に現実を突きつけた。
それを教室の一番後ろから見ていた攻めは、にやりと笑い、スマホをポケットにしまった。
「……ああ、やっぱ……俺のものだな、お前は」
「まさか……本当に出すとはなぁ。可愛すぎ」
攻めは個室に引きずり込まれた受けの顎を掴み、熱のこもったキスを押しつける。
泣きながら口を塞がれ、必死に拒むも、腰がもう、震えていた。
「…イっちゃった? 授業中に?」
「う、うるさいっ……バカ……っ」
「じゃあ、“お仕置き”しねぇとな?」
制服のまま便座に腰掛けさせ、前をずらし──
「今度は、声出してイけよ。ここなら誰にもバレねぇからさ♡」
「まさか、授業中に漏らすとか思わなかったなぁ。最高だったわ」
放課後、人気のないトイレの個室。
座らされた受けは、攻めの脚の間に膝をつき、見上げていた。
「やだ……っ、絶対やだ……っ」
「でも、オレの言うこと、聞くって言ったよな?」
制服のベルトが外され、チャックが下ろされる音がした。
下着の奥から覗いたモノは、もうしっかりと熱を帯びていて──受けは目をそらした。
「……嫌い……お前なんか、大っ嫌い……!」
「へえ……そんな顔して、こんなに口元、赤くして?」
攻めの指が顎をすくい、ゆっくりと顔を戻される。
吐息がかかるほど近くで囁かれた。
「……咥えてみろよ。“嫌いなやつの”味、どんな感じか」
ぞわっと背筋を這い上がる声。
次の瞬間、口に押し当てられた熱に、涙がにじむ。
「……っ、ん……!」
ぐっ、と根元まで咥えさせられ、喉の奥をつかれる。
「ふ、……あは、すげぇ……ほんとに咥えてる。
どう? “嫌いなやつ”のが、舌の上にある気分は?」
(やだ……なのに……どうして……っ)
口いっぱいに広がる匂いと熱。
拒絶してるはずの心とは裏腹に、唾液が溢れ、舌が勝手に蠢く。
「おい、動かすなって言ってねぇのに……。
……もしかして、“好きになっちゃった”とか?」
(そんなわけ、ないのに……っ)
でも、下着の奥ではもう、ぴくぴくと反応していた。
屈辱の中、奥を擦られるたび、涙が零れていく。
「泣きながら、こんなに上手に咥えるなんて……
オレのこと、嫌いなんだろ? ねえ、口で言ってみ?」
ゆっくり抜かれた先端が、唇をなぞる。
唾液でとろとろに濡れた口元のまま、受けは震える声で呟いた。
「……だい、きらい……」
「うん、わかってる。でも……もう離さねぇよ」
そう言って、再び喉奥まで押し込まれ──
そのまま、奥まで注がれるまで、終わらせてもらえなかった。
「……あ、く……っ、ん……ッ♡」
喉奥まで突き込まれた熱が、びくんと脈打つ。
次の瞬間──どろっとした液体が一気に放たれ、口いっぱいに広がった。
(やだ……あつ……っ、こんなに……!)
唾液と混ざり、じゅるじゅると音を立てて流れ込む。
鼻を突く匂い、吐き出したいほど濃い味――でも、
「……全部、残さず飲みなさい。こぼしたら、罰ね」
低く囁かれた声に、身体がびくっと震える。
嫌だと思っているはずなのに、その命令にぞくりと背中が熱くなる。
「……っん……ん、んぅ……」
舌を動かし、じゅる、と喉を鳴らしてひと口、またひと口。
熱い液体が喉を滑り落ちていく。
「そう、それでいいよ。
……“嫌いな男の精液”、ちゃんと自分から飲めるじゃん」
頬を伝う涙を拭うこともできず、震えながら、最後まで舌で掬い取ってごくりと飲み干す。
(やだ、なのに……ちゃんと全部……)
「……ふぅん、じゃあ──飲めたか、チェック」
攻めは笑いながら、受けの顔を両手で挟んだ。
そして、薄く開かれた唇に自分の親指を押し込む。
「……口、開けて」
「……ん……」
唇をぐいっと押し広げ、口内をのぞき込む。
「──ちゃんと……飲んだね。偉いじゃん」
でもその指は、そのまま舌の上をなぞり、喉の奥までぬるっと触れた。
「ねぇ……今、どんな気分?
“嫌いな奴のを全部飲まされた”感想、聞かせてよ」
「……っ、最っ低……お前、ほんとに……最低だ……っ」
「最低にこんなにイカされて、咥えて、飲んで……
じゃあオレより最低な奴って、どこにいるの?」
もう、何も言い返せなかった。
涙で濡れた目を見上げた受けは──ただ、黙って、膝の上に座り込んでいた。
「口、開けて。……もっと、でっかく」
唇の端を指で引かれ、無理やり開かされた口。
喉の奥まで見えるように顎をぐいと上に向けられ──
「へえ……ちゃんと飲んだと思ったけど。……ここ、」
攻めの指が、舌の裏側をぬるっとなぞった。
「……ほら。ちょっと、残ってんじゃん?」
「っ……! ち、が……っ、ちゃんと……」
「言い訳、いらない。オレ、チェック甘くないからさ」
そのまま、ぬるぬると唾液ごと絡め取るように指を動かす。
舌の裏、歯の奥、口腔のすみずみまで。
「飲めなかった罰、いるよな?」
「っ……やだ、やだやだ……っ!!」
「いいから。もう一回味わえよ、ちゃんと“ごくごく”って音立ててな」
抵抗も虚しく、ズボンを下ろされ──
再び硬さを取り戻したモノが唇に押し当てられる。
「……くちゅくちゅして、口の中で混ぜて。
“嫌いなやつの味”、忘れないように」
熱が舌の上に落ちる。濃く、熱く、吐き出したいのに。
「……はい、ごっくん」
頭を押さえられ、喉奥を使わされる。
目の端に光る涙を指で拭いながら、攻めは満足げに笑った。
「えらいね……オレのモノ、しっかり身体にしみ込ませた」
「……っ、もう……やだ……」
「ほんと? でも、」
攻めはもう一度、唇を開かせる。
そして、舌の裏に再び自分の親指を差し入れ──
「ん。……残ってないか、確認しないとね」
舌の裏をくりっとなぞるたびに、受けは膝を震わせる。
足の間は、もうずっと前から濡れていた。
「ほら、“嫌いなやつ”でこんなに……。
可愛いね。ぜんぶ、オレのせいにしていいよ?」
放課後、教室に誰もいなくなると、受けは静かにドアを閉めた。
「……今日も、するんだろ……?」
声は震えていた。けど、もう拒まない。
机の影、カーテンの奥――いつもの場所にしゃがみ込み、自分からベルトに手をかける。
「……お願い……入れて、ください……」
(俺、何言ってるんだ……)
頭では思っても、身体は正直だった。
喉奥を塞がれる感覚に、ゾクッと震えるのが、もう“クセ”になっている。
「おいおい、もう命令しなくても咥えに来るなんて、
ほんとに……可愛くなったな、お前」
ズボンをずらされ、むき出しのそれが目の前に現れる。
ほんの一瞬、躊躇いの後──自分から唇を添える。
「ん、っ……んぅ……♡……っ」
ずるずると喉奥を突かれ、涙をこぼしながらも、受けは舌を絡めて奉仕した。
ぐぽっ、じゅるっ……と、生々しい音を響かせて。
「……ほんと、もう手放せねぇな。
オレのこと、“好き”になった?」
「……す、き……なんかじゃ……っ」
「じゃあ、言ってみ? “嫌いな男のチ●ポが、いちばん気持ちいい”って」
「……っ、やだ……いわせ、ないで……」
「でも、ほら。身体は……」
足の間に手を這わせると、制服のズボンの奥は、すでにびしょびしょだった。
濡れた下着に沿って、ゆるく震えている。
「……しょーがねぇな。じゃあ今度は、そっちでも“味わわせて”やるよ。
泣きながら、どっちも気持ちよくしてやるから」
「や、やだ……やだ……♡」
「ほんとに? ……オレのが、ほしいくせに」
そのまま机の上に押し倒され、口の中と、足の間、両方を貪られる。
(……なんで、こんな……のに……
俺……っ、もう……きもち、よすぎて……)
最後には、泣きじゃくりながら、
「もっと……して……♡」と自分から腰を動かしていた。
「……もう、お前、オレなしじゃ無理になったよな?」
放課後の教室、制服のまま机に縛りつけられたまま、
受けは肩を震わせていた。
目の端には涙。口の端には、白く粘ついた痕が残っている。
「……っ、いや……やだ……」
「ほんと? じゃあ今日だけ、解放してやるよ。ほら、帰れよ。もう触らねぇから」
そう言って、攻めは背を向ける。
けれど、受けの身体は――動かなかった。
逃げられるはずなのに、涙を流したまま、動こうとしない。
「……なんで……動けないの?」
「ああ、それはな――もうお前の身体が、オレを“欲しがるように”出来てるからだよ」
ふ、と笑って、攻めは再び近づく。
そして、泣きじゃくる頬に手を添え、やさしくキスを落とした。
「……ほんとに嫌いだったのに」
「知ってるよ」
「……でも、今は……わかんない。
お前の声とか、手とか、匂いとか……全部ないと、苦しくて」
「それが“堕ちた”ってことだよ。
もうお前は、オレの“もの”。二度と逃がさねぇから」
耳元で囁かれた瞬間、背筋がぞくりと震えた。
「……名前、呼んで」
「ん?」
「ご主人様でも、あんたでも……なんでもいい。
お願いだから、ここにいて……そばにいて……っ」
壊れかけた声で縋りつくその姿を、
攻めは――とても愛おしそうに、見つめて笑った。
「……仕方ねぇな。
可愛いペットが懇願してるんだ。……可愛がってやるよ、最後まで」
そしてもう一度、唇を塞がれ、
その夜、ふたりは教室の中で、名前も、関係も、境界も失っていった。
制服のまま、快楽に堕ちて、
「もう戻れない」と知りながら、それでも――
(これでいい、
だって、こいつに抱かれてるときだけ……俺は、俺でいられるから)
そう心の奥で呟いて、
涙と快楽にまみれたまま、最終の一線を超えた。
誰にもバレていない、はずだった。
だけど今では、
放課後になると受けは自然に“準備室”へ向かってしまう。
制服の下、玩具は常備。
口も身体も、「ご主人様のため」に仕上げられた。
かつて「嫌い」と言っていたその人が、
今は誰よりも欲しい存在になっている。
そのことに気づいた時、もうとっくに遅かった。
もう、戻れない。
それでも、笑って――
「……“ご主人様”、今日もよろしくお願いします♡」
彼は、笑って跪いた。