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15 - 第15話 3p

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17

2025年07月21日

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教室の隅、放課後。

誰もいないと思っていた空間で、ひとり、制服のズボンを少しだけ下ろして息を荒げる男子がいた。

「っ……は、んっ……っ、あと少し……」

顔を伏せ、机に腕を乗せて必死に声を殺している。

その耳元で――

「……へぇ、ひとりでそんなことしてんのかよ?」

「っ!!?!」

ガタン、と机をぶつけて跳ね起きる。

振り向いた先には、ヤンキー2人組――

学年でもちょっと悪名高い不良の、橘と海堂がいた。

「おまっ……な、なんで、ここにっ……!」

「お前が先に来てたんだろ。

たまたま残ってただけ。……にしても、ラッキーすぎるな」

海堂がにやりと笑いながら、スマホを掲げる。

画面には――さっきの、自分の姿。

「うそ……やだ、それ消して……お願いだから!」

「え~? でもさぁ、こんなエロ顔、見逃すのもったいなくね?」

「お前、こういう顔するんだな。……なあ橘、これさ……“本人に再現”してもらわね?」

「アリ。……今度はオレらの前で、な?」

受けの背中がびくっと跳ねる。

「やだ……やめろよ……!」

逃げようとしたその腕を、ガシッと掴まれる。

「ダメ。逃げたら、動画ばら撒く」

「おとなしくすれば、今夜はオレらだけで済む。

どっちがいい? “全校”か、“2人のモノ”か」

「っ……っっ……!!」

逃げ場がない。

この2人から逃げきれるわけがない――

でも、“学校中にあの顔”を晒されるなんて……!

「……わかった……やる……っ。言うこと聞くから……」

「よし、素直でよろしい。

じゃ、机の上に手ぇついて、さっきみたいにして?」

橘が囁く声に従って、机に手を置く。

制服のスラックスを下ろされ、パンツ越しにじんわり熱いところを撫でられる。

「ん……くぅ……っ」

「やっべ、すぐ反応してる。……やっぱ、コイツ、根っからのスケベだわ」

「なぁ……2人がかりで壊したら、どうなるかな」

「ふっ……それ、試してみようぜ」

「……明日も来いよ。逃げんなよ?」

橘の声が、耳にこびりついて離れなかった。

足元はふらついて、制服の下、身体はまだどこか火照っている。

でも、断る選択肢は――もう、なかった。

そして翌日、放課後。

誰もいないはずの準備室に、一歩、足を踏み入れた瞬間。

「おっ、来たな。お利口さん」

待っていた橘が笑う。

奥では海堂がスマホをいじっていて、顔を上げるとニヤッと目を細めた。

「こいつ、昨日のが気に入っちまったんじゃねぇの?」

「……そんなわけ、ない」

言い返した声が震えているのを、誰より自分が分かっていた。

「じゃあ、今日も“動画”にするか?」

「……っ」

逃げようとする背中を、すぐに掴まれる。

橘が背中にぴたりと密着し、海堂は正面から制服の襟を指でつまんだ。

「ほら、両方からキスしてやるよ。口、開けろよ」

「や、やだ……やめろよ……っ」

「声だけは嫌がるんだな。

でも体は? ほら、ここ、また熱くなってんじゃん」

橘の指がズボン越しに撫でると、ぴくんと跳ねた。

嘘をつけない身体が、ますます2人を煽ってしまう。

「やっぱエロい顔してるな……じゃ、今日は“本番”もな」

「ま、いきなりじゃ怖がるだろ。ちょっとずつ“慣らして”やんねーと」

「……っ、そんなの、やだ……っ」

「“やだ”って言いながら、口も手も動かすのはどうしてかな?」

橘が囁きながら、首筋に舌を這わせる。

海堂の手が頬を撫で、指で唇をこじ開けるように押し込んできた。

「ほら、こっちも使えよ。

舌サボんなって言ったよな? 手も動かせ。俺ら2人の相手すんだよ?」

言いなりになるしかなかった。

逃げても、許されない。

泣きながらも受け入れた口は、次第に快感と羞恥にまみれて――

「……はぁ、……なんで、こんな……っ」

「理由なんてどうでもいいだろ。

もう、お前はオレたちの“放課後のオモチャ”なんだからさ」

「また明日も、来るんだよな?」

「返事は?」

橘と海堂の視線に挟まれたまま、

濡れた唇で、震える声が応えた。

「……うん……行く……明日も……っ」

その言葉に満足した2人は、

もう一度、受けを抱きすくめ、支配の続きを始めた。

――もう戻れない。

でも、どうしようもなく、

その時間が、怖くて、気持ちよくて、堕ちていく。

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