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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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青々と広がる開放感ある空


憂鬱になりながらも勝手に動く自分の足


世界の一部では、戦争が起き、多くの人が亡くなっている


だが、高校生である私に何が出来るのだろう


よく、大人は綺麗事を言う

「困っている人は沢山居る。その人達を助けるためにどうする?」

などの質問が来るが、本心でもない事を書き、これが普通だろう、通常だろうと考える


しかし、所詮どれも綺麗事

本当に救えるか?否、到底出来るとは思えない


ある日、戦争を理解しようと言われ、私は広島に無理矢理連れて行かれた


現実問題として、日本が問題とするのは、戦争ではなく、自然環境


しかし、どんなことにも興味を持たない、無関心な私にはどうでも良いこと


私にとって、色の無い世界にどう希望を持てと言う


平凡で、無関心な私、八雲千歳

旅行好きな両親によく振り回され、様々な景色を見た


しかし、どれだけ何処に行こうが、私の関心は微動だにしなかった


私はある日、突然両親に呼ばれ、こう告げられた


「お前は何に関心を持つのだ…お父さん達が何をしようとお前は無表情。いずれかは見つかるのだろうが、お父さん達が居る間に見つけてくれよ」


両親は旅行が好きなのではない…私の関心が引くような物を見つけさせる為に旅行に連れて行っていたのだ


だが、私は驚きのあまり、反抗してしまった


『余計な事しなくて良いの。旅行自体好きじゃない。時間の無駄ね。それに、無理してまで見つけるものではない』



そう吐き捨て、私は部屋を出た

後ろから何か声が聞こえた気がしたが、それを無視しながら、自分の部屋に戻って行った


関心が無ければ、興味を持つ物が無ければ、生きていくのは難しい。それは私も分かっている

その証拠に学校に行くのも、何処に行くのも憂鬱となっている


どうすれば、何時になれば、私の気持ちは無くなるのだろう

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